DGDV、米国への移民者に対するネオバンクを運営するフィンテックスタートアップZolveに出資
DG Daiwa Ventures(本社:東京都千代田区、代表取締役:中島 淳一、川島 博政、以下「DGDV」)は、米国への移住者に対するネオバンクを運営するスタートアップZolve Innovations, Inc.(本社:米国、CEO:Raghunandan G、以下、「Zolve」)に出資したことをお知らせいたします。
DGDVは、エクイティとデットで合計$251Mとなる今回ラウンドに、新規投資家として参加しました。

米国へ移住する高技能人材は毎年何百万人にも上りますが、母国で良好なクレジットスコアを保有しているのにもかかわらず、移住先でのクレジットカードの発行やローンの組成を拒否されたり、好ましい条件が提示されないことが頻発しています。Zolveはこのような新規移住者に対して移住元の情報を活用することで、米国に移住するプロフェッショナルや学生に対して、渡米当日からクレジットカードやと預金口座等の金融サービスを利用できるサービスを提供しています。
Zolveは今後カナダを皮切りにしてイギリスやオーストラリアへのサービス地域の拡大や、自動車ローン・個人ローン・教育ローンなどのプロダクトの拡大を進め、長期的には対象地域を問わずにシームレスな国際送金・保険・投資商品等の金融サービスを提供する、総合的な金融サービスプラットフォームの実現を目指します。
■DGDVについて
DGDVは、シードおよびアーリーステージのスタートアップを中心に投資を行う東京を拠点とするベンチャーキャピタルです。日本に本社を置き、共同投資やイベント共催等を通じ、北米やその他地域においてグローバルのトップ投資家と深く連携してまいりました。DGDVはこれまで各分野の最先端技術の育成に尽力しており、AI、セキュリティなどのソフトウェア領域にとどまらず、ディープテック、クライメートテック、ロボティクスなどの領域に積極的に投資しています。DGDVの使命は、日本とグローバルにおけるさまざまなギャップの架け橋となり、世界を舞台にイノベーションに挑むスタートアップ企業への投資を通じ、スタートアップエコシステム全体を変革をしていくことです。
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