個人事業主向け請求書買取サービス「ワンバンク請求書買取」、開始6か月で月間買取総額が約37倍に拡大
多様な働き方を支える資金繰り支援として、50業種以上のフリーランスが活用
株式会社スマートバンクが提供する個人事業主向け請求書買取サービス「ワンバンク請求書買取」が、サービス開始から6か月で月間買取総額を約37倍に拡大しましたのでお知らせいたします。
IT・通信、Web制作、出版、システム開発、デザイン、映像制作など50を超える業種のフリーランス・個人事業主が利用しています。
■「ワンバンク請求書買取」とは
フリーランスや個人事業主が発行する請求書をオンラインで簡単に現金化できるサービスです。
スマートバンクは「お金に悩まない未来を、新しい常識で。」をミッションに、ユーザーのお金の課題解決につながる事業を展開しています。AI家計簿アプリ「ワンバンク」と併用できる「ワンバンクカード」は、フリーランスや個人事業主が事業用途の支払いに利用するケースも存在し、インタビュー等から請求書の入金待ちによる資金繰りの課題が判明しました。
そこで、請求書をすぐに現金化できる「ワンバンク請求書買取」を2025年4月に試験的に公開、現在はワンバンク利用者以外の個人事業主にも利用が広がっています。
自社開発のAI審査システムをリリース当初から導入し、申請データを自動で分析・振り分ける仕組みにより、審査効率を大幅に向上させました。多数の申請にもスピーディーに対応し、最短60分で資金調達が完了する仕組みを実現しています。
公式サイト:https://onebank.jp/lp/factoring/
■成長の背景
日本のフリーランス人口は、2022年の約1,730万人から2027年には約2,100万人に達する見込み(※1)であり、リモートワークの普及から個人事業主や副業をする人も増え、柔軟な働き方が拡大しています。
一方で、フリーランスの約71%が報酬支払いの遅延を経験し、平均遅延22.3日、100万円以上の大型案件では遅延率83.8%に達しています(※2)。また、数百万円規模の先行投資や仕入資金、スキルアップ費用など、多様な資金ニーズも増えています。
そんな中、2024年11月施行の「フリーランス新法」により契約条件の明確化や支払期日の適正化が進み、請求書債権の信用度が向上。フィンテックの進展も追い風となり、オンライン完結型ファクタリングの需要が急拡大しています。
ワンバンクは「お金に悩まない未来を、新しい常識で。」というミッションのもと、これらの社会的変化に応えるサービスとして成長を続けています。
※1:出典 ランサーズ「フリーランス実態調査2022」と矢野経済研究所予測を基にした推計
※2:出典 MakeLeaps「フリーランスの支払い実態調査2023」
■6か月間の成長実績
「ワンバンク請求書買取」は、試験的なサービス開始から6か月で以下の成長実績を記録しました。
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月間買取総額:開始時の約37倍に成長 
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利用業種:50業種以上 
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平均買取金額:初回利用約30万円、複数回利用者約70万円 

■利用者の実態
IT・通信、Web制作、出版関連、システム開発、デザイン、映像・動画制作をはじめ、コンサルティング、建築設計、翻訳・通訳、教育・講師業、イベント企画、マーケティング支援、ライティング、フォトグラファー、イラストレーターなど、幅広い業種のフリーランス・個人事業主に利用されています。
また、主な利用用途は以下の通りです。
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外注費・協力者への先行支払い:48% 
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事業投資(広告費・機材購入等):38% 
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仕入れ資金の確保:32% 
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固定費の削減・一括支払い:25% 
<実際の利用ケース>
【ケース1】Web広告運用代行業 / 30代
クライアントの広告媒体運用で、月初に広告費50万円が必要な案件を受注。手元資金が20万円しかなかったため、不足分の30万円を請求書買取で調達。その結果、クライアントからの入金は翌月末のため、資金繰りの心配なく広告を運用開始でき、複数案件を同時進行できるようになった。
【ケース2】季節商品の企画・販売 / 40代
夏向けの商品を春に仕入れる必要があり、総額60万円の仕入れ資金が必要だった。手元資金では30万円不足していたため、請求書買取で調達。その結果、シーズン前の仕入れを完了し、販売機会を逃さずに済んだ。事業が軌道に乗り、ワンバンク請求書買取を複数回利用する中で、次のシーズンには100万円規模の仕入れを実現し、事業を着実に拡大できた。
【ケース3】自治体向けシステム開発 / 30代
自治体案件(総額150万円)は入金まで3ヶ月かかるが、プロジェクト開始時にエンジニア3名への報酬計70万円を先行して支払う必要があった。手元資金が40万円しかなく、不足分の30万円を請求書買取で確保。その結果、開業2年目で決算書が整っておらず銀行融資は難しかったが、チームメンバーへの支払いを遅らせることなく、プロジェクトを円滑に進められた。
【ケース4】動画制作 / 20代
企業PR動画の制作(総額80万円)で、カメラマン、音声スタッフ、編集者など協力スタッフへの報酬計55万円を撮影完了後すぐに支払う必要があった。手元資金が25万円しかなかったため、不足分の30万円を請求書買取で調達。結果、クライアントからの入金は2ヶ月後のため、協力スタッフとの信頼関係を保ちながら、次の案件にもスムーズに繋げられた。継続的に利用する中で、現在は100万円規模の案件も受注できるようになり、事業を成長させている。
上記のようなWeb制作、システム開発、動画・映像制作のほか、コンサルティング業では大型案件の業務委託費やツール利用料の先行支払い、イベント企画業では会場費や外注費の一時的な立替、マーケティング支援業では広告運用費やツール導入費の調達など、多様な業種で活用されています。
■今後の展望
政府が2026年までに約束手形の利用を廃止する方針を示し、電子記録債権(でんさい)への移行が進む中、オンラインでの資金決済や債権取引が今後さらに一般化すると見込まれます。 スマートバンクはこうした流れを見据え、電子請求書・でんさい対応の強化や、AIによる与信・審査の高度化を進めてまいります。
今後は、一般消費者向けのAI家計簿サービス「ワンバンク」だけでなく、フリーランスや個人事業主のお金に関する課題も包括的に支援し、ワンバンクの経済圏の中で資金がスムーズに循環する次世代の金融プラットフォームを目指します。
■AI家計簿アプリ「ワンバンク(旧B/43)」とは
「ワンバンク(旧B/43)」は、”頑張らなくていいお金の管理”を実現する次世代のAI家計簿アプリです。各種クレジットカード・銀行口座連携や、手入力、AIレシート読み取り、AIスクショ読み取り機能も搭載しており、様々な支出をワンバンク1つで管理できます。従来の家計簿アプリとは違い、家計管理を楽しみながら続けられる機能を多数搭載しています。
また、チャージ式のVisaプリペイドカードとセットで使うこともでき、毎月の予算をプリペイドカードにチャージして支払いを行うだけで、アプリに支出の明細がリアルタイムで反映されるため、簡単に支出管理が可能です。個人の支出を管理する「マイカード」に加え、夫婦や同棲パートナー同士で使える「ペアカード」では、一つの口座に二人分のプリペイドカードが発行されるので、二人で使う生活費などの支出額をチャージしておけば共同で支出を確認できます。親子向けの「ジュニアカード」ではキャッシュレスでお小遣いを渡し、親子で一緒にお金の管理ができます。2021年4月のリリース以降、ユーザーの皆様にご活用いただき、2025年7月時点で累計ダウンロードは200万件にまで拡大しています。(サービスサイト:https://onebank.jp/ )
■会社概要
会社名:株式会社スマートバンク
代表者:代表取締役 堀井 翔太
設立:2019年4月9日
業務内容:家計管理サービス「ワンバンク(旧B/43)」及び決済事業の運営
資金移動業者 関東財務局長第00084号
前払式支払手段 関東財務局長 第00782号
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