<ATD CEO & UMU創業者が登壇>ATD国際カンファレンスから学ぶ、最新のAIトレンドと活用
ChatGPTはこれからどうなる?ビジネスにおけるAI活用について他
当日は、ChatGPT、Chatbotなど、多くの最新AI技術が登場する中、人材育成・組織開発の領域でAIをどのように活用できるのかや、その可能性についてを、世界的にも人材・組織開発トップ2によるパネルディスカッション形式で理解を深めました。
登壇内容一部紹介
<アジェンダ>
1. 人材開発領域におけるAIの活用について(ATD ICE振り返り)
2. AIの実際の活用法やその可能性について(UMU Dongshuo Li)
3. 質疑応答
1. 人材開発領域におけるAIの活用について(ATD ICE振り返り)
・Q. 現在人材開発においてAIはどのように活用されていますか?ATD 2023ではどのようなトレンドが見られますか?
・A(Tony Bingham氏)|進化が始まっていると思います。人々はより良い質問を求めています。もちろん良い回答も。今のユーザーはコンテンツのキュレーションや作成に、実験的ではありますが、チャットボットや翻訳もよくなってきて、バーチャル学習への応用も進んでいます。また、より一歩前進しているものとしては、AIが能力評価をサポートする機能も出てきました。さらに能力評価を行うと、新しいスキル学習の提案をしてくれて、学習の流れを設定してくれます。設定された学習に沿ってすぐにフィードバックを行ってくれるのです。特定の人間よりもAIがフィードバックを行った方が、時として気軽に学習を行えるようです。そして、業界ではChatGPTが大変人気です。アメリカでは、調査によると、40%が生成AIを使用していると回答しました。最も多い活用目的としては、コンテンツの生成のような、例えばコーチングプログラムの概要の作成や学習プログラムの作成などに使用しているのです。そして、次のステップとしてAIに何を任せられるかを知ることです。私達は自身や自分の組織、学習者が怠惰になるのを許してはいけないということです。私達は色々なAIエンジンを簡単に利用できますが、一歩下がって自分のやるべきことをしましょう。私たちの価値はとても偉大です。それらの結果を見て、それらを評価し、それらの結果に基づいた提案をしましょう。AIエンジンは時にでっち上げをすることで知られています。それは生成されたもので創造されたものなのです。だからこそ制作とキュレーションのプロセスがとても大切なのです。
・A(Dongshuo Li)|AIに関する情報についてですが、最新情報ですらとても限られています。これからの生成AIのボトルネックは、学習のためのデータが十分ではないため、限定的なデータセットを元に予測をしているのです。そうすると、間違った結果を出す確率が高くなります。特定のケースにおいてはとても便利ですが、仕事においては、与えられた多くの結果や回答を事前に精査しなくてはならないと思います。だから、GPTや大規模言語モデルベースのAI製品を活用する際は気をつけなくてはならないのです。来年2024年のATD ICEがこの答えを知る良い場所となることでしょう。
・Q:LLMについて教えてください。
・A(Dongshuo Li)|今まで私達はワークフローに着目して学習製品に注力してきました。だからより強いワークフローの構築及び管理のための製品を開発してきました。例えば参加登録、出席率、学習時間や成果をダッシュボードで確認する製品などです。しかし、これからはAIによる学習システムや企業の学習エコシステムを考え直さなくてはなりません。特に大規模言語モデル(LLM)に基づいたAIが自動的に様々なことを創造するようになると、AIがエージェントやアバターになり、私達は書類業務などのたくさんのワークフローをしなくてよくなるのです。将来的にはアバターやエージェントがインターフェイスになり、私達はLLMを使ってAIとやりとりができるようになると思います。例えば、講師がLLMでAI講師を活用しコースの境界線を設定します。するとAIは私のコンテンツをキュレートし、参加者に合ったフォーマットを生成します。つまり、AIはエージェントになり講師にもなりトレーナーにもなり、ファシリテーターにもなり得るのです。そしてそれはオンライン学習またはAI学習の形式を完全に再形成することになるでしょう。それは今後劇的な変化を起こすでしょう。
・Q:AIの到達点として、LLMが非常に大きくなり、情報が多すぎるため、部分的にLLMを選択する必要が出てくるようになると思いますか?信頼できる情報源だけを限定的に活用することができるでしょうか?
・A(Dongshuo Li)|一般的な知識に関して、特別な文脈や特定の環境がないとすると、どのようなトピックでも一般的に言えることは、LLMは消費トレーニングにも指導にもメンターシップにも重要な役割を果たすことは確かです。しかし、何かユニークな環境に関するトピックや知識、例えばビジネス環境や虹ねすの文脈で使用する場合、状況は大きく変わります。ですので、ただ単純に役割が置き換わるのではなく、専門トレーナーや人事の専門家、ビジネスリーダーや専門家達は、引き続き組織の中で非常に重要な役割を果たすでしょう。(〜以下省略〜)
2. AIの実際の活用法やその可能性について(UMU Dongshuo Li)
・A(Dongshuo Li)|UMUはこの5年間、分析型AIと生成型AIの領域に特化してきました。2021年、私達は生成型AI「AIビデオ」の開発をしました。それはトレーナーが動画コンテンツを生成するためのものです。この製品は、1枚のプロフィール画像とスクリプトを用意すれば、一瞬でビデオが生成されます。もう一つのケースであるUMUが提供する分析型AIですが、「AIエクササイズ」があります。PCやモバイル端末などのカメラの前で練習を行うことができます。話すスピードや笑顔など、学習者の練習結果に対してAIが様々な側面から分析・フィードバックしてくれます。その後、この製品を次世代の分析型AIにアップグレードすることに成功しました。これが「uShow AI」です。この製品は6個のカテゴリから10個のサブカテゴリまで分析が可能です。ボディランゲージやコンテンツ、理論的構成など色々な側面で分析できます。リアルタイムに構成などのフィードバックが与えられ、また、仲間のトップ順位も確認でき、学習コミュニティの構築に適しています。(〜以下省略〜)
開催概要
開催日時:2023年6月30日(金)10:00~11:00(※日本時間)
場所 :オンライン(Zoom Webinar)
参加費 :無料
URL :https://umujapan.co.jp/event/atd_umu_atdice23/
ATDに関する様々なコラムを配信中
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オンライン学習プラットフォーム「UMU」について
UMUは、AIテクノロジーと学習の科学によって、企業トレーニングに革命をもたらす学習プラットフォームです。様々な業界で使用されているUMUは、最新のAIを用いて人材育成の効果・効率を高めて従業員のパフォーマンスを向上させ、企業の業績を向上させます。
世界203の国と地域で100万社以上、日本では、日本生命、パナソニック、アステラス製薬、ワコールをはじめとする約25000社以上の導入実績があります。また、ビジネスパーソンから満足度、認知度などで本当に支持を集めたIT製品トップ50をランキング形式にて発表する「ITreview Best Software in Japan 2022」にて、5000超の製品 / サービスの中からNo.1に選出されました。
サービスサイト:https://umujapan.co.jp/about/
次世代ラーニングプラットフォーム「UMU」の紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=Yxj3zU7t0qY&t=7s
会社概要
名称 :ユームテクノロジージャパン株式会社
本社 :〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿 16F
代表者 :代表取締役 松田 しゅう平
設立 :2018年2月9日
事業内容:インターネットテクノロジーを利用したラーニングプラットフォームのUMUの販売
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