東京消防庁の「わくわく!!ぼうさい体験教室」で親子向け防災講座を実施 50名以上がクイズと手づくり冷却材で楽しく学ぶ
一般社団法人絆友会が東京消防庁からの委託を受け、池袋防災館で実施。夏休みの自由研究にもつながる体験型の防災学習に
実施概要
一般社団法人絆友会は、2026年8月2日(日)、東京消防庁が池袋防災館で開催した「わくわく!!ぼうさい体験教室」において、東京消防庁からの委託を受け、「親子向けぼうさい講座」を実施しました。
当日は、未就学児から小学生までの子どもたちとその保護者など、50名以上が参加しました。
講座では、地震・火災・水害・家庭での備蓄などについて、子どもたちが楽しみながら考えられるようクイズ形式を取り入れて学習。さらに、夏の時期に身近な熱中症について学んだ後、尿素と水を使った「手づくり冷却材」の製作を親子で体験しました。
防災について「知る」だけではなく、親子で考え、答え、実際に手を動かして体験する1時間となりました。
講師は、田原ひとみ氏が務めました。

「もし地震が起きたら?」クイズで楽しく防災を学ぶ
講座の前半では、「クイズで楽しく“ぼうさい”学習」をテーマに、地震・火災・水害など、さまざまな災害について親子で考えました。
「自宅にいるときに大きな揺れを感じたら、どう行動する?」
「地震のとき、エレベーターで避難してもいい?」
「火災で煙の中を避難するときは、どうすればいい?」
「台風が近づいてきたら、何を準備する?」
「家庭の備蓄はどのくらい必要?」
など、子どもたちの日常生活にもつながるテーマをクイズとして出題。
地震発生時の身の守り方や家具の転倒防止、停電時の対応、火災時の避難、水害への備え、避難時のルール、家庭で必要となる備蓄など、幅広い防災知識を親子で確認しました。
一方的に知識を伝えるのではなく、子どもたち自身が「自分ならどうするだろう」と考え、挙手しながら参加できる講座としたことで、会場には活発なやり取りが生まれました。

講師の田原氏によると、当日は子どもたちだけでなく保護者も、メモを取ったり、うなずいたり、挙手したりしながら最後まで熱心に参加し、親子で一緒に防災について考える時間となりました。
夏だからこそ親子で知っておきたい「熱中症」
後半では、夏休みに身近な「熱中症」をテーマに取り上げました。
熱中症は暑い屋外だけではなく、室内でも起こる可能性があることを確認し、冷房や扇風機の活用、こまめな水分補給、帽子の着用、日陰で休むことなど、日常生活の中でできる予防について学びました。
さらに、
「体のどこを冷やすと効果的?」
というクイズも実施。
首やわきの下、太ももの付け根など、身体を効果的に冷やす場所について、子どもたちにも分かりやすく紹介しました。
講座で使用したスライドは、子どもたちにも理解しやすいよう大きな文字やひらがな、イラストなどを取り入れて構成しました。
また、保護者には、熱中症の基礎知識や効果的な身体の冷やし方のほか、災害時に家族で事前に決めておきたいことなどをまとめた資料を配布しました。
夏休みの自由研究にも!親子で「手づくり冷却材」に挑戦
講座の最後には、尿素と水を使った「手づくり冷却材」の製作体験を行いました。
尿素と水を袋の中で混ぜることで冷たくなる性質を利用し、災害時や野外活動など、氷や保冷剤が手に入りにくい場面でも活用できる方法として紹介しました。
参加者は実際に尿素と水を袋に入れ、変化を確かめながら冷却材づくりを体験。
作り方だけではなく、誤って口にしないことや袋をしっかり閉じること、再利用する場合には自然乾燥させることなど、安全に使用するための注意点についても説明しました。
「なぜ冷たくなるのだろう?」と親子で考えながら取り組める内容で、防災だけでなく科学への興味にもつながる、夏休みの自由研究にも活用できる体験となりました。
田原講師コメント
親子で防災を「自分ごと」として考えるきっかけに
講座終了後には、参加した子どもから「夏休みの自由研究として、もっと防災について調べてみたい」といった声が聞かれました。
また保護者からも、家庭の備蓄や家具の転倒防止を見直したい、家族で災害時のことについて話し合いたいといった声が寄せられました。
その場で防災について学んで終わるのではなく、講座をきっかけに、それぞれの家庭で防災について考え、実際の備えにつなげていくことも、今回の講座で大切にしたポイントです。
田原氏は講座を振り返り、参加した親子が防災を「自分ごと」として考えるきっかけになったことをうれしく感じたとしています。

親子で「命を守る力」を育む機会に
災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。
だからこそ今回の講座では、知識を覚えるだけではなく、
「もし自分や家族がその場にいたら、どう行動するか」
を親子で一緒に考えることを大切にしました。
クイズに答えながら災害時の行動を考え、家庭での備えを学び、最後には実際に手を動かして冷却材を作る。
楽しみながら防災に触れた今回の体験が、家庭に帰った後も、備蓄の確認や家具の転倒防止、避難場所や家族との連絡方法などについて話し合うきっかけとなることを期待しています。

絆友会コメント
今回、東京消防庁よりこのような貴重な機会をいただき、多くの親子の皆さまにご参加いただけたことを大変うれしく思います。
防災は、知識を得るだけでなく、「もし自分や家族だったらどうするか」を考え、日頃から備えておくことが大切です。
今回の講座では、子どもたちにも楽しみながら防災を身近に感じてもらえるよう、クイズや体験を取り入れました。子どもたちが自ら考え、親子で一緒に学ぶ時間を通じて、防災について考えるきっかけを届けることができたのではないかと感じています。
今回の体験が、ご家庭に帰った後も、災害時の行動や備えについて親子で話し合うきっかけとなり、一人ひとりの「命を守る力」につながっていくことを願っています。
絆友会では、今後も子どもたちや子育て家庭に寄り添いながら、学びや体験を通じて、日々の生活や行動につながる機会を届けてまいります。
講師
アークネクスト代表
田原 ひとみ 防災士/看護師
地震・火災・水害・備蓄などの防災学習から、熱中症対策、手づくり冷却材の製作まで、クイズやスライドを取り入れながら、親子で楽しく参加できる講座を実施しました。
開催概要
イベント名
わくわく!!ぼうさい体験教室
開催日
2026年8月2日(日)
講座時間
11:00~12:00
会場
池袋防災館
対象
未就学児~小学生とその保護者
参加者
50名以上
講師
アークネクスト 田原ひとみ氏
主な内容
・クイズで楽しく“ぼうさい”学習
・熱中症について学ぼう
・夏休みの自由研究にも活用できる手づくり冷却材の製作
実施
一般社団法人絆友会
主催
東京消防庁
防災教育の広がりに向けて
災害は、いつ自分の身に降りかかってくるかわかりません。
災害を他人事ではなく自分事として捉え、日頃から備えを整え、自宅や学校周辺のリスクを知っておくことが、早めの避難や安全な行動につながります。
こうした講座が、皆さんの防災意識を高め、学校や家庭で災害について考え、話し合うきっかけとなれば幸いです。
研修委託・講座開催のご相談について
絆友会では、学校や地域団体、企業などを対象にした防災教育・体験型研修の委託実施を随時受け付けています。
クロスロードゲームをはじめ、避難所運営(HUG)や防災ワークショップなど、対象や目的に合わせたプログラムの企画・講師派遣が可能です。
防災学習や職員研修の導入を検討されている団体様は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
研修に関してのご相談
社会福祉法人絆友会・一般社団法人絆友会
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