6/28(金)開催|知られざるエチオピアの人道危機〜国連・JICA・NGOそれぞれの視点〜
エチオピアで人道支援を実施してきた認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン(本部:東京都大田区、会長:福井玲)は、同国の現状を伝え、支援機関間の連携強化を促進することを目指し、オンラインイベント「知られざるエチオピアの人道危機〜国連・JICA・NGOそれぞれの視点〜」を開催します。
エチオピアでは紛争や気候変動の影響により、2,100万人をこえる人々が人道支援を必要としています。
これは全世界で4番目に多い数です。エチオピアはほぼ日本と同じ人口を持つ国ですが、国民の6人に1人が支援を必要としている状態です。現地の人々は飢え、病気、避難の危機に直面しています。
実際に国連機関や国際協力機構(JICA)、グッドネーバーズ・ジャパンなどのNGOは食糧、保護、保健、教育、平和構築など多岐にわたる支援活動を行っていますが、日本国内含め国際社会においては、現地の状況の過酷さや支援ギャップについて、あまり知られていません。
今回は、エチオピアの現状の認識を高め、また各支援機関・支援者間での連携強化と情報交換を促進するために、現地と日本をつなぎ、オンラインイベント「知られざるエチオピアの人道危機〜国連・JICA・NGOそれぞれの視点〜 」を開催します。
イベントでは、現地で支援活動を行う国際連合人口基金(UNFPA)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、JICAエチオピア事務所、国際NGOグッドネーバーズ・ジャパンがエチオピアの実情や課題、そして人道・開発・平和の連携(HDPネクサス)に資するそれぞれの支援活動を紹介します。さらに後半では、今後の更なる機関間の連携に向けて、パネルディスカッション形式で議論を展開します。
エチオピアの現状を知り、そこに住む人々の未来を共に考えてみませんか。
国際協力の分野で働く方、支援くださっている方、ご関心のある方、皆さまのご参加をお待ちしております。
●開催概要
日時:2024年6月28日(金)日本時間19:00~(20:30頃終了予定)
対象:どなたでもご参加いただけます
参加費:無料
視聴方法:Youtubeライブ配信(お申込みいただいた方に、視聴用URLを送信いたします。)
お申込み方法:こちらのフォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdJCa8AQmLygKku1e-nZtWP40LY6XpvoH2NhhlbUO4AVCpeKA/viewform?pli=1※申し込み完了画面および自動返信メールに視聴用URLが表示されます。
キャンセルについて:万が一、ご都合が悪くなった際のご連絡は不要です。申し込みをされた方へは後日アンケートと同時にアーカイブのURLをお送りいたします。
※個人情報の利用に関しましては、こちらをご確認ください。 https://www.gnjp.org/gn/privacy/
お問合せ : グッドネーバーズ・ジャパン イベント担当 Mail : event@gnjp.org
●登壇者プロフィール
小坂 順一郎
所属:UNHCR駐エチオピア代表事務所
役職:渉外官
1996年国際基督教大学・大学院行政学研究科博士前期課程修了後、1997年からロンドン大学国際関係学部にて欧州統合について研究。UNHCR駐日事務所に2006年から所属し、主に資金調達、アドボカシーとパートナーシップ構築を担当。2011年には東日本大震災を受けて国連災害評価調整(UNDAC)チーム、その後ジャパン・プラットフォームに出向し、情報収集・発信を行った。2016年には緊急対応チームの渉外担当官としてウガンダ北部の南スーダン難民支援に従事。2021年の東京五輪では難民オリンピック選手団のアタッシェ(連絡員)を担当。2021年9月からはUNHCR南スーダン・ジュバ事務所にてドナー対応と資金調達を担当。2023年8月より現職、政府、国際機関や民間からの資金調達・管理を担当。
高野 晋太郎
所属: JICAエチオピア事務所
役職:次長
2003年JICAに入構。本部および地方での勤務の他、ウガンダ事務所に勤務。2021年5月よりエチオピア事務所勤務。エチオピアにおいてはおよそ1年半総務担当次長として事務所運営に従事し、その後事業担当次長として事業を総括。
野々垣 晶代
所属:国連人口基金エチオピア事務所
役職:人道支援プログラム分析官
2008年名古屋大学卒業後、計6年の臨床経験を経て、同大学医学系研究科修士課程に入学。博士課程在学中に、JICAカンボジア事務所と国連人口基金アジア太平洋地域事務所(タイ)にてインターン。博士課程では、カンボジアの都市貧困地区に在住する糖尿病罹患者の疾病自己管理能力向上を目指した疫学研究を実施。2019年4月より開発コンサルティング会社に所属し、ガーナにて地域保健案件に従事。2020年10月より現所属先にて、性と生殖に関する健康プログラムオフィサー(国連ボランティア)として勤務。2022年10月より同事務所にて、人道支援プログラム分析官として主に保健やジェンダー分野の人道支援プロジェクトに従事し、2024年2月より資金調達パートナーシップ部署にて勤務。
松隈 舞
所属:特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン
役職:海外事業部アフリカ1課課長 (エチオピア駐在員)
マンチェスター大学より国際開発学(貧困・紛争・復興)修士(MSc)を取得。2016-17年にアメリカの国際NGOカーターセンターにてスーダンの和平交渉に携わる。その後、開発コンサルタント会社に入社しJICAのコートジボワールの平和構築案件に従事する。2020年には国連開発計画(UNDP)チュニジア事務所にて社会統合・紛争予防プログラムアナリストとして勤務。2022年4月より現職。
■団体について
特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンは、国際組織グッドネーバーズ・インターナショナルの一員として、2004 年に開設されました。「子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会」を目指し、国内外の子ども支援を行っています。公益性の高い団体である「認定NPO 法人」として東京都から認可を受けています。
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