AI inside とノーコードアプリ開発のユニフィニティーが連携、低コストでAI搭載業務用モバイルアプリのカスタマイズ開発が可能に
両社の連携により、ユーザはノーコードアプリ開発プラットフォーム「Unifinity」上で、自社の業務に合わせてカスタマイズしたAI搭載のモバイル端末向け業務用アプリを、低コストで簡単に開発することができます。
- 協業の概要
ノーコードアプリ開発プラットフォーム「Unifinity」を提供するユニフィニティーは、業務用モバイルアプリ開発サービスを通じ、場所を問わない多様な業務におけるDXの実現を推進しています。
一般的に、倉庫や工場、工事現場では、PCを設置するスペースが確保できない等の環境面の理由からPC活用は少なく、紙帳票の使用や目視で作業する光景が多く見られます。これらの業務をデジタル化し生産性向上を図り、紙でのやりとりや人の手作業から脱却する手段として、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末活用の需要が高まっています。しかしながら、モバイル端末を必要とする業務の多くは、短時間での処理やリアルタイム性が求められ、自社開発するには高性能かつスムーズな動作を可能にする高い開発技術が必要でした。
この度、ユニフィニティーとAI inside が協業することにより、ユーザの業務に合わせたレイテンシ(反応時間)が低く高精度なAIを搭載したモバイルアプリを、ノーコードで開発することが可能となります。また、通常のモバイルアプリ開発では、OSやバージョン管理が必要なため、開発費用が数千万となることも少なくありませんが、「Unifinity」は数十万円からアプリ開発に取り組むことができます。カスタマイズ性も高いため、既存の基幹システムやSaaSとの連携も容易です。これにより、従来は紙での受け渡しや手で作業していた業務を、モバイル端末だけで完結することができ、現場業務の生産性向上に貢献します。
- モバイル×画像認識AIのユースケース
モバイル端末向けのアプリと画像認識AIの親和性は高く、業界を問わず、様々な業務シーンにてご活用いただけます。人が目視で行っている点検作業や不良品の検査、また生産現場の作業レポートなど、画像を使ったインプットから基幹システムへのアップロードまで、モバイル端末だけで自動化させることができます。これにより、作業時間の短縮だけでなく、転記ミスなど人的エラーの防止やリアルタイム性の向上に繋がります。
活用事例1:在庫管理アプリ
商品を入荷する際、同梱された紙の納品伝票をもとに、商品名や個数などを在庫管理システムに手で入力して登録する必要があります。AI-OCRを搭載したモバイルアプリを活用することで、スマートフォンのカメラで撮影した納品伝票をアップロードし、納品伝票の文字をAIが認識することで、項目ごとに自動でデータ化することが可能です。また、社内の在庫管理システムにリアルタイムで反映でき、常に最新の在庫状況を把握することができます。
活用事例2:車両管理アプリ
物流や建築業界では商品や資材などの運搬のため、1日あたり数百台のトラックが倉庫に入庫・出庫します。この運搬用車両を管理するために、現場の担当者は1台ずつナンバーを確認し、システムに手入力する作業が発生していました。画像認識AIを搭載したアプリを活用することで、車両ナンバーをスマホのカメラで撮影してデジタルデータ化し、システムへの登録を自動化することができます。
活用事例3:ヒアリングメモアプリ
大型ショッピングセンターなどでは、担当者が各店舗へ訪問し報告を受ける際、短時間でヒアリングを実施するため、その場で手書きのメモを取り、巡回後に事務所へ戻りパソコンにメモを見ながら入力する光景が見られます。AI-OCRを搭載したアプリを活用することで、その場で手書きメモをスマホのカメラで撮影してデジタル化できるため、報告メモの手入力の手間を削減することができます。
- 両社コメント
ユニフィニティー株式会社 代表取締役 曽良 俊介 氏
デジタルの力をフルに活用して企業にとっての生命線である現場での生産性を高めることがかつてないほど重要となる中、AI-OCRだけでなく、ノーコードAI開発サービス「Learning Center」を活用して様々なAIを開発できるAI inside 社のAIプラットフォームと、AIの力をモバイルで余すことなく活用するためのアプリケーションを簡単に構築できる当社のアプリプラットフォームは、デジタル変革を推進する多くの企業様にとって最適な組み合わせになると確信しています。このたびの協業を通じ、テクノロジーを人に最適化させる当社の使命が実現できることを大変嬉しく思います。
AI inside 株式会社 代表取締役社長CEO 渡久地 択
AI inside はAI開発・運用のテクノロジーやインフラをオープンに提供し、あらゆる企業に活用いただくことで、各社の専門性とAI技術の融合によるAIの社会浸透を推進しています。この度のユニフィニティー社との協業により、AIを搭載したモバイル用ネイティブアプリのノーコード開発・運用を実現し、オンライン・オフラインといった環境を問わず、簡単に・身近にAIが活用できるようになりました。今後も両社の技術を組み合わせて提供することで、世界中の人・物に対するAI浸透を加速させ、幅広く多様な業務でAIの恩恵を受けることができる社会の実現に貢献します。
■ノーコードアプリ開発プラットフォーム「Unifinity」について(https://www.unifinity.co.jp/)
Unifinity(ユニフィニティー)は、20万人以上が利用する業務用モバイルアプリをノーコードで開発できるプラットフォームです。エンジニア以外でも自社用にカスタマイズしたモバイルアプリを、簡単に開発・配信・運用することができます。未だに多くの手間がかかっている現場・出先での業務を効率化し、あらゆる業務に最適化されたDXの実現を目指します。
■AI inside が提供する技術について
AI inside は「DX Suite」や「Learning Center」をはじめとしたサービス提供の中で培ったAI技術やAI開発・運用基盤をオープンに提供し、さまざまな社会・産業基盤の商材との連携・共同開発を進めています。当社技術の活用によってあらゆる企業のAI技術の活用・運用の内製化を加速させ、ビジネス変革を起こすDX推進を支援します。今後も、デベロッパーへのAI技術の提供と開発支援を行い、AIプラットフォームの展開を加速してまいります。
■ AI inside 株式会社について(https://inside.ai)
AI inside は「世の中の人・物にAIを届け、豊かな未来社会に貢献する」というミッションのもと、AIを作る「Learning Center」、AIを動かす「AI inside Cube」、AIやアプリを利用できる「Workflows」、あらゆる情報をAIでデジタルデータ化する「DX Suite」などを提供しています。AI inside は、これらAIプラットフォームの提供を通じ、多種多様な価値あるAIの分散的な創出とユーザ間のシェアを促すことで、AIが隅々まで拡がった社会の実現を目指します。
社名:AI inside 株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4階
代表取締役社長CEO:渡久地 択
設立:2015年8月
事業内容:人工知能および関連する情報サービスの開発・提供
※文中の製品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。
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