【デジタル技術と伝統建築技術の融合】日本の伝統技術を身につける、金属製の“継手(つぎて)ジュエリー”クラウドファンディングに挑戦中
長い歴史を持つ建築技術「継手」をデジタルの力で新しく再現。京都に所在する2社の異業種が掛け合わさって生まれた新感覚ジュエリー「継手ジュエリー」がクラウドファンディングに挑戦中です!
精密金属部品メーカーの株式会社キャステム(広島県福山市、代表取締役:戸田拓夫)が運営する「京都LiQ」は、宮大工の有限会社匠弘堂(京都府京都市、代表取締役:横川総一郎)と木造建築の技法で用いられる“継手”をデジタル技術で再現した金属製のジュエリーを共同で開発しました。11月23日までクラウドファンディングサイトBOOSTERにて販売予定価格から25%OFFのお得な先行販売を開始しています。
- 継手とは?
(写真:有限会社匠弘堂提供)
- 誕生した新感覚ジュエリー
継手ジュエリー解説動画 https://youtu.be/kimDHfV66AU
- デジタル技術×伝統建築技術 異色のコラボレーションが実現!
通常は出会うことのない2社が出会ったきっかけは、毎年2月に開催される「DESIGN WEEK KYOTO」(https://designweek-kyoto.com/)に両社が参加をしたことでした。同イベントでは、京都の参加企業との年間を通じた交流促進にも取り組んでおり、その中で匠弘堂との交流が始まりました。
京都LiQビルは、京都ならではの伝統工芸・技術の継承・保存にも取り組んでおり、その一環で継手の構造を3Dプリンターで出力していました。そのプリント品が匠弘堂担当者の目に留まり「これをネックレスの留め具にしたら面白いのでは?」という何気ない一言から開発がスタートしました。
3Dで原型のデータを製作・検討し、キャステムの微細で精度の高い部品を造る技術を活かし、金属を削って形を掘り出していく「切削」によって、パーツ同士がすき間なく重なり合う継手を再現した高精度なアルミ製ジュエリーが完成しました。本来の継手よりはるかに小さなサイズでぴったりとはまるパーツを製作するのは容易ではありませんが、精密金属部品を製作し続けて培われた技術で今回の継手ジュエリーが実現されました。
(モデリングされた金輪継ぎの初期案)
(切削加工の様子)
2021年3月にはみやこめっせの展示会「知的産業フェア」に出展し、実際に見て触っていただき、様々なご意見やアイディアをいただきました。そこからブラッシュアップを重ねたリニューアルバージョンを今回クラウドファンディングにて先行販売しています。期間は11月の23日までとなっております。(https://camp-fire.jp/projects/view/478703?list=channel_mikkekyoto)
- ジュエリー作家とのコラボも
作家本人が表面に施した凸凹が反射し、金属独自の輝きを生んでいます。パーツを分解すると継ぎ目が明らかになり、内部のシンプルな金属の表情が出てきます。継手の構造も楽しみつつ、同じ素材の2面性が垣間見えるジュエリーになっております。後藤渓インスタグラム(https://www.instagram.com/kei__goto)
- 京都にて実際に触れる継手ジュエリー
《2021年9月23日~10月5日》 大丸京都店 1階店内ご案内所前特設会場
《2021年10月7日~10月15日(*日曜・祝日は除く)》 京都信用金庫【QUESTION 1階】
上記にて展示紹介させていただいております。ぜひ、お手に取って伝統技術を身に付けてみてください!また、継手ジュエリー以外にも京都の魅力を再発見できる素敵なプロジェクトも展示されており、見応えのある展示となっておりますので、そちらもぜひご注目ください!
- リターンについて
また、ご支援いただいた方には、共同製作をした匠弘堂さんから実際の社寺建築で使用される檜を使用したコースターを一緒にお届けいたします!コースターは匠弘堂の焼印入り。檜の香りを楽しめるコースターとなっております。
さらに、各種限定3個の「大阪城継ぎ」「いすか継ぎ」どちらかのリターンで支援してくださった方には匠弘堂さんオリジナルの手拭いを一緒にお届けいたします!木綿製の手拭いにはたくさんの大工道具が図柄になっており「匠弘堂」の文字を作り上げています。
今回のプロジェクトは建築技術の面白さやデジタル技術の可能性が垣間見えるプロジェクトになっております。
気になってくださった方はクラウドファンディングサイト、京都での展示会場にぜひお越しください!(https://camp-fire.jp/projects/view/478703?list=channel_mikkekyoto)
【京都LiQについて】
広島県福山市にある金属部品メーカー株式会社キャステムが運営する、CTスキャンや3Dプリント、試作品製作などの依頼や相談が可能なものづくりスペース。本施設は高性能なデスクトップ3Dプリンタを複数導入しており造形サービスも受け付けています。また、産業用CTスキャンを使用して、加工パーツや組み立て品などを非破壊で内部の観察、検査、検証、複製するサービスを行なっています。その他にも学生やデザイナー等にスペースを開放し、付加価値の高い製品の企画開発を進めたり、京都の伝統とデジタル技術を活かしたものづくりに挑戦しています。(http://www.castem.co.jp/kyoto_liq_bldg/)
【株式会社キャステムについて】
ロストワックス精密鋳造・メタルインジェクション(MIM)の技術を用いて、電車・工作機械・医療機器等あらゆる産業の精密部品の製造販売を主軸としています。その技術を活かし、2017年より個人のお客様を対象とした商品の企画・製造・販売を開始。有名スポーツ選手、アイドルの手型の金属オブジェやモンスターボール虫カゴ等、これまでに無いアニメ・漫画・スポーツ関連グッズを次々と生み出し、今大変注目を受けております。
その他、紙ヒコーキ、コマ大戦、モノづくりスペース(京都西院)、パニパニファーム(宮古島)など、常に常識にとらわれないモノづくりへの挑戦を行っています。 (https://www.castem.co.jp/)
【有限会社匠弘堂について】
匠弘堂は社寺建築の設計施工を手がける、創業21年目の京都の宮大工集団。故岡本棟梁の教え「見えるところは当たり前、見えないところほど気配りを」の遺志を受け継ぎ、宮大工の仕事を通して日本の木造建築技術を正しく伝え、大切な木の文化を守っています。(https://www.kyoto-shokodo.jp/)
【DESIGN WEEK KYOTOについて】
京都在住の有志を中心に、「京都が創造性溢れる街となっていくきっかけの場」を掲げ、様々なイベントを企画・開催しています。毎年2月には京都の町でモノづくりに取り組む工場・工房が、一般向けに開放され、国内外の様々な人との交流を通じて、京都が創造性溢れる街となっていくきっかけの場となることを目指す一大イベントが毎年開催されています。(https://designweek-kyoto.com/)
【本商品に関するお問い合わせ先】
京都LiQ:船津
TEL:075-325-1811
E-mail:kyoto@castem.co.jp
※リターンの内容等の詳細はクラウドファンディングページよりご確認ください。
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