AIシステムが推奨するラインナップ変更で、合計月200万円の売上増! コロナ禍のエキナカ自販機にはブラック缶コーヒーが効果的⁉ 3品から5品へ拡大し、売上11.6%UP※の自販機も!

■株式会社JR東日本ウォータービジネス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:竹内 健治)が、2020年12月より本格導入したAIシステム「HIVERY Enhance」実施対象自販機の実績が好調で、未実施の比較対象自販機(以下、比較機)と比べ全体で1.5%、金額にして約200万円増収効果※があることがわかりました。
■当社では、コロナ禍においても、お客さまの期待に応えるための取組みを今後も続け、ノドもココロもうるおう楽しさをアキュアの自販機を通じて提案し続けていきます。
【コロナ禍のエキナカ自販機】
新型コロナウイルスの影響により、鉄道利用者の減少に合わせてエキナカの自販機利用も大きく減少しています。
2020年は、4~5月の緊急事態宣言後、6月には緊急事態宣言解除、7月Go Toトラベルキャンペーン開始、10月にGo Toトラベルキャンペーンの対象に東京都追加、と状況は日々変化し続けました。一方で、冬の寒さが厳しくになるにつれ感染者数が再拡大するなど、例年とは異なった年末年始のエキナカとなりました。

このような先が見えにくく、またこれまでに経験したことがない状況下において、自販機の最適な商品を提供し続けるためには、日々の売上をタイムリーに分析・アウトプットすることが重要だと考えています。JR東日本ウォータービジネスでは、オーストラリアを拠点とするHIVERY社の「HIVERY Enhance」を活用し、AIシステムが導き出した結果を、飲料補充業務の一助とする取り組みを12月より本格導入しています。
導入から1か月ではありますが、従来の商品補充担当者の経験則とは異なった商品装填指示がAIシステムから導き出され、売上向上の効果が出ている自販機も多くあることから、これまで培ってきた現場担当者の知見と売上データとを掛け合わせた新しいオペレーションスタイルを築き上げ、不透明な時代における最適な自販機商品ラインナップを今後も提供致します。

【AIシステムを活用して効果的だった自販機】
・ブラック缶コーヒーを強化して売上増率が高くなった自販機
場所:鶴見駅 改札内西口コンコースに設置の自販機
結果:11.6%増
現場の声:元々、缶コーヒーがよく売れる自販機でホットとコールド合わせて通常より多いブラック缶コーヒー3品で展開していた。AIからさらに2品追加という指示が出たために5品体制にしたところ、さらに売上が伸長。これまでの感覚であればどんなに缶コーヒーが売れる自販機でもブラックだけで5品装填することはなかったので、驚いている。

・最も売上増率が高かった自販機
場所:東京駅 7-8ホーム上に設置の自販機
結果:39.5%増
現場の声:自販機の一部商品をコールドからホットに切り替える際に、AIの指示で「じっくりコトコトとろ~りコーン(190g)」と「1本でしじみ70個分のちから(190g)」をラインナップに追加。切り替え後、追加した2品の実績が好調であった。

・広告掲出商品を多めに装填して売上増率が高くなった自販機
場所:横浜駅 9-10ホーム上に設置の自販機
結果:8.9%増
現場の声:「青森りんごシリーズ」の広告が側面に掲出されている自販機であったため、従来から1品展開していたが、AIの指示で3品に増やしたところ、実績が好調であった。これまで広告掲出自販機であっても、商品を3品まで増やしたことはない。

<参考>
■HIVERY 社について
オーストラリアを拠点とするベンチャー企業。2015 年にオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)Data61 からスピンオ
フして以来、グローバルにビジネスを展開。2018 年 7 月に日本法人 HIVERY Japan 株式会社を設立。
「HIVERY Enhance」という自販機向けに売上増加、コスト削減の両側面から、AI・アルゴリズムを駆使して最適なアイテム構
成やオペレーション頻度を提示するシステムを提供している。また自販機以外にも、スーパー・コンビニ等、棚割最適化課題を抱え
る小売チャネルに対してソリューション「HIVERY Curate」を展開している。

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会社概要

URL
http://www.acure-fun.net/?_ga=2.31661054.1133284760.1539072645-1535691850.1528257550
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9階
電話番号
-
代表者名
竹内 健治
上場
未上場
資本金
-
設立
2006年08月