【新卒採用】地方製造業の成長を支える「ものづくり総合職」26卒秋採用を開始　教育×実務経験×就労サポートで若者のキャリア形成を支援

若手人材不足が深刻化する製造業で「新卒派遣」という新しい選択肢を

キャムコムグループ

2025年12月16日 11時00分

「働く」に関する社会課題をビジネスで解決するキャムコムグループで人材派遣、人材紹介、BPO事業を担う株式会社綜合キャリアオプション（以下綜合キャリアオプション、本社：東京都港区、代表取締役：神保紀秀・大泉高太）は2026年卒業予定の新卒者を対象に「ものづくり総合職」の採用予定数を拡大し、秋採用を開始しました。「ものづくり総合職」は、若手人材の減少と製造業離れが進む中で、企業の採用と育成の課題を解決する“新卒派遣”という新たな雇用モデルです。

「やりたいことが見つけられなくて困っている」「できることを増やしたい」――そうした就職活動生に対しても、働きながら見つける新しいキャリアの形を提供しています。

2026新卒採用「ものづくり総合職」採用サイト

背景：「若手がいない」製造業をどう支えるか

製造業では、団塊世代の引退や人手不足が加速し、中小企業を中心に若手人材の確保・定着が喫緊の課題となっています。創業当初から地方製造業の企業へ人材サービスを提供してきた綜合キャリアオプションでは、こうした課題に対して「派遣ではなく“育成型新卒採用”という発想」でアプローチ。

2024年度に開始した「ものづくり総合職」は、入社後の研修・定着支援・キャリアアップまでを一貫して支援する新しい人材育成プログラムです。新卒生を綜合キャリアオプションの正社員として雇用して製造業の現場へ派遣。受け入れ先の企業と連携しながら“企業の採用・教育・定着を包括的に担う”モデルとして展開しています。

ものづくり総合職の４つの特徴

（１）社会人としての基礎力を育てる教育プログラム

新入社員には、人材会社である綜合キャリアオプションのノウハウを生かした2週間の研修を実施しています。ビジネスマナー、報連相、チームワークなど、「社会人としての基礎力」を徹底的に育成。職場で必要とされる“現場力”と“人間力”を両立させます。

（２）就労サポート・定着支援の仕組み

専任コーディネーターが月1回面談を実施し、キャリア形成をサポート。就業状況や面談の内容をもとに、取引のあるクライアントの中から新たな就業先を提案する制度もあります。綜合キャリアオプションの正社員としての雇用であるため、就業先が変わる際に失業するリスクがなく、新卒社員が安心して働くことができます。

（３）幅広いキャリアアップの道筋

製造現場のリーダー職、派遣先企業との合意による正社員としての転籍、綜合キャリアオプション内での別の職種への異動など、さまざまなキャリアアップの可能性があります。

実績として、2024年度入社の社員からも、７名がリーダー職や派遣先企業の正社員へ転籍とキャリアアップを実現しています。

（４）現場を知る営業担当者が面接を担当し、最適な配属先を提案

当社では、製造現場の状況や企業ごとの特徴を熟知する営業担当者が面接し、応募者一人ひとりの適性・希望・強みを生かした配属先を提案。「どの企業が自分に合うか分からない」という不安を解消し、入社後の働きやすさ・定着率向上につながるマッチングを実現しています。

採用実績と受入れ企業実績

年度	採用人数	受入れ企業数
2024年度（第1期）	126名	約40社
2025年度（第2期）	176名	約60社
2026年度（第3期・予定）	約200名	80社以上

採用人数、受入れ企業数は毎年増加しています。受入れ企業からは、「若手が入ることで職場の雰囲気が明るくなった」といった声も寄せられています。また、大学や専門学校のキャリアセンターとの連携も進み、「新卒派遣」からキャリアをスタートするという選択肢として、学校関係者からの相談・紹介も増えています。

代表者コメント：綜合キャリアオプション代表取締役大泉高太

「私自身、製造現場での就業からキャリアがスタートしましたが、その時の経験が今の自分に生きていると感じています。ものづくり総合職は、現場での学びを通じて、ものづくりの奥深さやチームで働く喜びを感じてもらい、将来は製造業の中核を担う人材になってもらいたいという願いから生まれました。まだスタートして3年ほどですが、お取引いただいている各地の製造企業様とのネットワークと、当社の人材育成ノウハウを生かた新卒派遣を通じて地域の『教育×雇用×地域』を結ぶ持続可能なキャリア支援の形を構築していきます」