「病室からつながる水族館」遠隔ロボットを使ったオンライン見学会を今年も開催しました
香川大学との包括連携協定に基づくプロジェクト
NPO法人 未来ISSEYは、長期入院や治療が必要な子どもとその家族を支援する事業を行っており、遠隔操作のできる交流支援ロボットの貸し出しをしています。香川大学との包括連携協定の取り組みの一つとして実施した今回の見学会では、香川大学医学部附属病院、四国こどもとおとなの医療センター(所在地:善通寺市)、かがわ総合リハビリテーション病院(所在地:高松市)に入院中の子どもたちが病院からロボットを操作して館内の見たい所を見学しました。
未来ISSEYのスタッフと、未来ISSEYの学生ボランティア「グッドブラザー」として参加している学生たちは、水族館側でロボット移動のサポートやクイズ・ミニチャレンジを企画し、子どもたちは、まるで実際に訪れたかのように楽しんでいました。
今回のような交流支援ロボットを使った水族館見学会は2023年3月に続き3回目の実施となり、今後も定期的に実施していく予定です。当館はこれからも水族館の新たな楽しみ方を提供できるよう、様々な取り組みを行って参ります。
NPO法人 未来ISSEYについて
未来ISSEYは慢性的な疾患をもち、長期入院や治療が必要な子どもとその家族を支援する団体です。突然経験することになった病気、治療に対する不安や負担、生活や心理的なことなど困難を負う子どもとその家族を、過去に同様の経験をした人材、教育や医療系の学生ボランティア、有資格者などがそれぞれの立場からできるサポートを行っています。
■団体概要
名称: NPO法人 未来ISSEY
設立:2018年11月
事務局:〒763-0003 香川県丸亀市葭町17
国立大学法人香川大学との包括連携協定について
当館と香川大学は地域社会の発展に寄与する事を目的とし、2020年9月1日に包括連携協定を締結しました。香川大学の教育・研究分野における取組や実績に加え、当館が展開する様々な事業や多面的な機能を活かして、学校教育における創造的活動や観光振興による地域活性化を含め、教育、研究、地域・産業振興における幅広い連携が進展するものと期待されます。
包括連携協定に基づく活動実績
2020年7月〜2021年2月 香川大学教育学部附属高松小学校創造活動授業 四国水族館PRプロジェクトへの協力
2020年12月 遠隔ロボットを使い香川大学医学部附属病院と水族館をつないでの見学会実施
2022年6月〜7月 香川大学教育学部附属高松小学校創造活動授業 飼育水槽立ち上げ授業への協力
2023年3月 遠隔ロボットを使い香川大学医学部附属病院と水族館をつないでの見学会実施
2023年12月 香川大学経済学部の学生が制作した讃岐提灯を館内に展示
四国水族館 営業概要
瀬戸大橋のたもと四国の玄関口に位置する香川県宇多津町に2020年にオープンした水族館です。「四国水景」をテーマに約400種14,000点の生きものを展示しており、生きものの展示だけでなく、四国の文化やそこで暮らす人の営みとともにある環境も水槽内で表現しています。時間帯や季節によって楽しみ方は様々で、四国にお住まいの方は四国の水の景色の豊かさを再発見でき、四国以外の方は四国を巡りたくなる水族館です。
所在地:香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
通常営業時間:9:00~18:00 ※最終入館は17:30
入館料:大人(高校生・16歳以上)2,400円、小中学生1,300円、幼児(3歳以上)600円、3歳未満無料
アクセス:JR宇多津駅から約1km(徒歩約12分)、坂出I.Cまたは坂出北I.Cから約10分
TEL:0877-49-4590
WEBサイト:https://shikoku-aquarium.jp/
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