OKI、北海道と東京の特別支援学校3校の「小豆島の醤油づくり」合同遠隔社会見学をICT技術でサポート
「遠隔授業ソリューション」で肢体不自由の子どもたちと入院中の子どもたちの社会見学を支援
北海道八雲養護学校の様子
OKIワークウェルの「遠隔授業ソリューション」は音声と映像に加えホワイトボード機能も備えており、離島や僻地の遠隔授業に適しています。当日、香川県立高松養護学校(校長:猪熊優子、所在地:香川県高松市)の教員が、上記3校それぞれの教室で学習している子どもたちに向け、小豆島で150年の歴史を誇るヤマロク醤油株式会社の蔵からの中継で授業を行いました。教員が「遠隔授業ソリューション」を使ってネットワーク経由で蔵の様子を中継し、子どもたちは学校にいながらにして醤油蔵の歴史や醤油作りの過程などについて勉強しました。
東京都立北特別支援学校の様子
OKIワークウェルでは、障がい者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、このほかに特別支援学校(肢体不自由)の児童生徒を対象とした出前授業と遠隔職場実習も実施しています。今後も、子どもたちの勤労観・職業観を育成するキャリア教育への支援活動を続けていきます。
「遠隔授業ソリューション」の特長と構成
(1)特長
・教員と児童生徒が離れていても、臨場感のある授業が可能です。
・下記の構成要素毎に優れた個別のツールを統合し、一つのシステムとして運用します。
・各構成要素は1台のモバイルルーターの下で動作可能なので、インターネット設備がない場所でも授業の実施や受講ができます。
(2)構成要素
1. 多地点音声通話機能
離れた場所を音声で結んで生きた授業ができます。
OKIワークウェルが開発した、在宅勤務に適する音声コミュニケーションシステム「ワークウェルコミュニケータ」を活用します。
2. ホワイトボード機能
タブレット端末のアプリで、教材を共有したり、黒板さながらに手で文字を書き込みながら授業を進めることができます。
3. 映像配信機能
ネットワークカメラの映像配信により授業の雰囲気を生中継できます。
離れた場所の教員の顔を見ながら授業を受けられます。
(3)構成図
用語解説
注1:特例子会社
「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障がい者の雇用に特別の配慮をした子会社のこと。
リリース関連リンク
「OKIワークウェル」紹介サイト
http://www.okiworkwel.co.jp/
「OKIワークウェルの出前授業」紹介サイト
http://www.okiworkwel.co.jp/lectures/career.html
「OKIワークウェルの遠隔職場実習」紹介サイト
http://www.okiworkwel.co.jp/lectures/jobt.html
- 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
- 株式会社沖ワークウェルは、通称をOKIワークウェルとします。
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