戦後日本を代表する女流銅版画家・小林ドンゲ初の大規模個展「小林ドンゲ展-ファム・ファタル(妖婦)」を開催!(千葉県佐倉市立美術館、12/22まで)
初期から近作までの銅版画とその下絵、原版等158点を一堂に展覧。作家が人生をとおして追求してきた銅版画表現の魅力を紹介!全版画目録を掲載した図録も販売!
小林ドンゲ
1926(大正15)年、現在の東京都江東区亀戸に生まれ、1986(昭和61)年以降は千葉県印西市を拠点に活動した銅版画家です。当初、画家を目指していた小林は1949(昭和24)年に女子美術大学洋画科を中退後、関野凖一郎(版画家|1914-88)と駒井哲郎(銅版画家|1920-76)に銅版画を教わります。ドンゲという名は1954(昭和29)年 、弟の囲碁仲間であった僧から贈られたもので、優曇華(うどんげ)という三千年に一度咲くという伝説の花に由来しています。
文学や能への関心が高かった小林は堀口大學(詩人、仏文学者|1892-1981)と木村荘八(画家、随筆家|1893-1958)に師事。1956(昭和31)年には「第24回日本版画協会展」において「第1回恩地孝四郎賞」を受賞するなど、その仕事は早くから高い評価を受け、翌年には堀口から詩集『夕の虹』の挿画(銅版画)を任されています。
◆展覧会名
小林ドンゲ展 ファム・ファタル(妖婦)
◆日時
2019年11月2日(土)から12月22日(日)まで
月曜日休館
10:00から18:00(入場は17:30まで)
◆会場
佐倉市立美術館(千葉県佐倉市新町210番地)
◆観覧料
一般:600円(480円)、大学・高校生:400円(320円)、中学生以下無料
※( )内は前売り及び20名以上の団体料金
【主催】佐倉市立美術館
【協力】学校法人髙澤学園 創形美術学校
【協賛】株式会社エッシェンバッハ光学ジャパン
◆関連事業
○学芸員による解説
12月14日(土)
14:00より美術館3階展示室入口集合
無料(※参加には観覧券が必要)/申込不要
○ボランティアによる対話型鑑賞会「ミテ・ハナソウ・カイ」
12月22日(日)
11:00より美術館1階ロビー集合
無料(※参加には観覧券が必要)/申込不要
○ミュージアムコンサート[協力:佐倉楽友協会]
12月15日(日)
14:00より美術館1階ロビー/無料/申込不要
◆アクセス
【車】東関道自動車道「佐倉IC」より約5km・15分、美術館前に佐倉市駐車場あり(無料)
【公共交通機関】京成佐倉駅南口徒歩8分|JR佐倉駅北口徒歩20分、またはちばグリーンバス①番のりば「京成佐倉駅行」「田町車庫行」約10分、バス停「二番町」下車徒歩1分。※〈市役所経由〉の場合、バス停「宮小路町」下車徒歩5分。
◆お問い合わせ
佐倉市立美術館
住所:〒285-0023 千葉県佐倉市新町210番地
TEL:043-485-7851
URL:http://www.city.sakura.lg.jp/sakura/museum/
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