〜データを使って、こども食堂の課題について考えよう!〜全国横断シリーズ第3弾「こども食堂オープンデータ アイデアソン@沖縄」開催!
開催日:2025年1月18日(土) / 宜野湾ベイサイド情報センター(Gwave)(沖縄県宜野湾市)
こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会の実現を目指して活動する「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)」(事業所:東京都渋谷区、理事長:湯浅誠)は、こども食堂の所在地等のオープンデータ(※1)の有効活用を探るため、地域住民がアイデアを出し合うイベント全国横断シリーズ第3弾(※2)「こども食堂オープンデータ アイデアソン(※3)」を開催します。
むすびえは2022年度より、こども食堂の所在地や開催日時、利用料金等のデータを広く共有するデータフォーマットを作成し、自治体向けに活用の促進に取り組んでいます。
こども食堂の充足率(校区実施率)において全国トップの沖縄県にて、2025年1月18日(土)、地域住民やこども食堂の関係者、地元企業が一緒にアイデアを出し合います。
■こども食堂の情報 ✕ ITで地域課題解決へ!オープンデータを掛け合わせて広がるアイデア!
むすびえでは、こども食堂のオープンデータの活用の機運を高めるため、全国でさまざまな企画を実施いたします。
今回は「全国横断シリーズ」の第3弾として沖縄県で開催します。
今回のイベントでは、こども食堂のオープンデータはもちろん、さまざまなオープンデータと掛け合わせることで、子どもたちをとりまく課題への更なるアプローチを推進するプログラムとなっています。
地域住民、こども食堂関係者、ITの知見を持ったエンジニアの方など、多様な立場の参加者が協働することで、こども食堂をとりまく地域課題の解決のアイデアを創発し、地域のシビックテック(※4)活動の活性化を目指します。
さらに、こども食堂を応援したい企業、団体、個人等によるこども食堂情報の利活用を促すことで、全国各地でこども食堂の活動に参加したり応援したりする動きが加速することが期待できます。
※1「オープンデータ」とは: 行政機関が保有するデータを国民誰もがインターネット等を通じて容易に利用できるよう、公開されたデータのこと
※2 第1弾は鳥取市にて11月20日にワークショップを開催。第2弾は埼玉県にて12月21日~22日にかけてアイデアソン/ハッカソンを開催予定。
※3「アイデアソン」とは: 「Idea」と「Marathon」を合わせた造語で、テーマを定めた上でアイデアを出し合い、それをまとめて形にしていくワークショップのこと
※4「シビックテック」とは:市民(Civic)とテクノロジー(Technology)をかけ合わせた造語となり、市民が主体となってテクノロジーを活用し、地域社会や行政の改善を目指す取り組みのこと
【実施概要】
■イベント名:
全国横断シリーズ第3弾@沖縄県「こども食堂オープンデータ アイデアソン」
■日時:
2025年1月18日(土)10:00〜16:00
※終了後、ご希望の方のみ懇親会を開催いたします。
■場所:
沖縄県 宜野湾ベイサイド情報センター(Gwave)2F プレゼンテーションルーム
(沖縄県 宜野湾市 宇地泊3-7-1)
■定員:
30名
応募多数の場合は先着順となります。あらかじめご了承ください。
※参加の可否は応募者の皆さんにお送りするメールでのご連絡をもって確定とさせていただきます。
■対象
-
こども食堂の課題解決に関心をお持ちの方
-
ITを使ったサービスの企画・開発経験をお持ちの方
-
自治体のオープンデータ活用にご興味のある方
■申込方法
下記の参加申込フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/RzWMe7vFEwFTATF48
申込〆切:1月15日(水)まで
■開催内容
アイデアソン
-
午前はこども食堂をとりまく状況や課題をキャッチアップ、また、オープンデータとは何か?その利活用について実例なども交えて紹介いたします。
-
午後からは、こども食堂運営で困っていることややりたいこと、「こんなものがあったら楽しいな」というようなことを話し合い、「あったらいいな」の具体的なアイデアを検討。
-
出し合ったアイデアを発表し合い、参加者の皆さんで共有します。
開始 |
終了 |
時間 |
内容 |
---|---|---|---|
9:30 |
10:00 |
開場・受付 |
|
10:00 |
10:10 |
10 |
オープニング ご挨拶(むすびえ、沖縄県) |
10:10 |
10:30 |
20 |
<こども食堂の役割と社会への貢献> 講師:(むすびえ) こども食堂とは何か、こども食堂が生み出している 社会課題に対しての価値とは |
10:30 |
10:50 |
20 |
<こども食堂が抱える課題> 講師:沖縄県職員(調整中) 地域が抱える課題、運営者としての困りごと、 利用者側の課題や実現したいことなど |
10:50 |
11:00 |
10 |
休憩 |
11:00 |
11:20 |
20 |
<オープンデータとは> 講師:福島 健一郎 氏 (アイパブリッシング株式会社 代表取締役) オープンデータの基礎知識、利活用の方法について |
11:20 |
11:30 |
10 |
質疑応答 |
11:30 |
12:00 |
30 |
テーマごとに机を分け、課題を挙げる |
12:00 |
13:00 |
60 |
昼休憩 |
13:00 |
15:00 |
120 |
アイデアソン ・その課題がなぜ発生するのか、仮説を考え、 関連するデータを収集 ・データに基づいて考え、根本的な課題を設定 ・解決のためのアイデアを考え、1枚のシートにまとめる |
15:00 |
15:10 |
10 |
発表準備 |
15:10 |
15:50 |
40 |
発表・講評 |
15:50 |
16:00 |
10 |
クロージング |
終了後、懇親会も予定しております。(任意参加)
※参加者のうち、こども食堂運営者の方限定で、ご希望の方には全員にリユースPCを配布いたします。
■開催体制
共催:認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ/アイパブリッシング(株)
協賛:日本システムケア株式会社
後援:沖縄県
【こども食堂とは】
地域食堂、みんなの家などという名称にかかわらず、子どもが一人でも安心して来られる無料または低額の食堂。各地で自発的に運営され、多くは子どもを中心に幅広い世代の人たちが食を通じて交流する「みんなの居場所」となっています。地域のにぎわいづくりや高齢者の生きがいづくり、孤独孤立や貧困などの課題の改善にも寄与しています。制度の裏付けはありませんが、箇所数は9,132(2024年2月現在)あることが明らかになっています(参考:全国の小学校は約2万校、中学校は約1万校、児童館は4,000箇所)。
▼「こども食堂が大事にしていること/これからも大事にしていきたいこと」
https://musubie.org/precious/
【認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ】
代表者 : 理事長 湯浅 誠 (社会活動家、東京大学先端科学技術研究センター 特任教授)
所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿16F
設立 : 2018年12月(2021年5月認定NPO法人取得)
むすびえは、「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」をビジョンに、こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整えるとともに、こども食堂を通じて、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるように活動しています。具体的には、各地でこども食堂を支える地域ネットワーク支援事業、こども食堂支援を行う企業・団体との協働事業、こども食堂の実態を明らかにし普及・啓発する調査・研究事業という、3つの分野の事業を行っています。
2023年度は、のべ1,919団体に約5.2億円の助成を行った他、企業等からの物資等支援をのべ9,616団体へ仲介しました(売価計算で約3.8億円)。
▼「むすびえについて」
https://musubie.org/about/
■本イベントに関するお問い合わせ先
オープンデータ推進PJ(赤坂、長井)
od@musubie.org
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