JCV、 既存システムに容易に高度な生体検知と顔認証を実装できる小型2眼カメラ「M20 AI Visionモジュール」を提供開始
-お客さまのシステムに、生体検知を組み合わせたセキュアな顔認証の実装が可能-
ソフトバンク株式会社の子会社である、日本コンピュータビジョン株式会社(本社:東京都千代田区、以下「JCV」)は、世界最高峰*の顔認証テクノロジーを搭載した小型2眼カメラ「M20 AI Visionモジュール」の提供を開始します。
社会的課題である少子高齢化や人手不足に伴い着目されてきた顔認証は、昨今においては非接触へのニーズの急増と合わせ、自社サービスと組み合わせての利用と早急に導入したいというお客さまの声が増えており、素早く展開できる形態の顔認証テクノロジーへの需要が高まってきています。
今回、提供開始する「M20 AI Visionモジュール」は、組み込み型の顔認証モジュールとしてさまざまなシステムに容易に高度な生体検知と顔認証を実装が可能です。大規模なシステム開発が不要で、ハードウェアインターフェイスはUSB、接続先のホストコンピューターのリソースを占有せず、1:1顔認証、1:N認証、生体検知の導入が可能となります。
モジュール単体のみで最大2万人の顔認証に対応(JCV提供の顔認証サーバーに接続しての認証時は実質無制限 *)、マスク着用時も認証が問題なくできる高性能なエッジデバイスとなり、KIOSK端末での決済や勤怠管理端末、オフィスドアと連動するアクセスコントロール端末での本人確認、2要素認証など幅広い用途での活用が可能です。
- カメラ機能:80mmx 22mm x 18.9mmのコンパクトなモジュールで2眼(RGB+IR)搭載
- 生体検知機能:「なりすまし」を防止機能を標準装備
- 顔認証機能: 1:1だけでなく、1:Nでの顔認証が可能(モジュール上、最大2万人)
- 高精度認証:マスク着用時も認識ができ、高精度な認証が可能
- 複数顔認証:複数の顔を検知し、認証が可能
- 簡単な導入:モジュールとセットのSDKを利用し簡単に実装が可能/ハードウェアインターフェイスはUSB
- API提供:APIにてさまざまな外部システムと連携が可能
- 環境適応:強い光、薄暗い光、強いブラックライトといった様々な環境に適応
想定ユースケース例
- オフィスフロア、セキュリティエリア入室における本人認証(スマートオフィス)
- 勤怠打刻(管理)機への搭載による本人認証、勤怠打刻
- 工場や倉庫でのシステム/機器稼働時における本人認証
- リテールや飲食店などKIOSK端末への搭載による顔認証決済
- 他社顔認証システムと組み合わせ、クライアント生体認証機能としての利用も可 など
注1.米国国立標準技術研究所(以下 NIST)が実施した最新の顔認証ベンチマークテスト( FRVT2020)において、8つの評価項目の内5つの主要分野でNo.1の優秀な精度を評価されるなど、世界トップレベルのSensetimeの顔認証アルゴリズムを使用しています。
注2.モジュール上は最大2万人までの認証ですが、JCV提供の顔認証サーバーへ接続しての認証時は最大100万人の 認証が可能です。
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