「タリーズコーヒー ロースター相模大野中央公園店」を設計・施工
「凸凹Gywood®」で自然と調和する外装木質化を実施
ナイスグループが木造化・木質化を手掛けた、タリーズコーヒージャパン株式会社の新店舗「タリーズコーヒー ロースター相模大野中央公園店」がこのたび竣工し、1月23日にオープンしました。ナイス株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:津戸 裕徳)が木材調達及び木質化提案を、ナイスユニテック株式会社が設計及び施工を担当し、当社のオリジナル木材製品とグループ総合力で、自然豊かな相模大野中央公園内の景観に調和する木造店舗をワンストップで実現しました。
本店舗の正面の外装材には、深い凸凹を設けて立体感を実現した「凸凹Gywood®」を採用しております。2枚のスギ材を重ねて特殊表層圧密加工を施すことで、冬目や節の硬い部分が軟らかい夏目部分を押し出し、表面強度を高めながら再現性のない凸凹形状を生み出す独自の技術です。これにより、自然光や照明などによって美しい陰影が際立ちます。また、従来では敬遠されやすかった節のある板材に意匠的な価値を持たせることで、森林資源の有効活用にも寄与しています。
更に、一般的なスギよりも高い防腐・防蟻性能を持つ宮崎県飫肥(おび)スギの赤身材「ObiRED®」を「凸凹Gywood®」の素材として採用したほか、安全性が高く木材本来の色合いを保つ「AZN乾式注入防腐・防蟻処理」を施しています。当社のオリジナル木材製品や独自の加工技術を掛け合わせ、店舗といった非住宅建築の外装材に求められる耐久性と美観性の両方を向上させました。
内装においては、建築規模により耐火要件の制限を受けないことから、客席スペースは柱や梁などの構造躯体をそのまま見せる「あらわし」としており、木の温もりを身近に感じられる設計としました。また、勾配天井を設けることで、視線が抜ける開放感を演出しております。
ナイスグループは引き続き、商業施設をはじめとする非住宅建築の木造化・木質化を推進し、利用者にとって居心地の良い空間づくりをサポートするとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

「タリーズコーヒー ロースター相模大野中央公園店」建築概要

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建築面積 |
210.52㎡ |
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延床面積 |
235.43㎡ |
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構造 |
木造(在来軸組工法) |
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工期 |
2025年6月~2026年1月 |
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用途 |
店舗 |
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木材使用量 |
43.49㎥ |
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炭素貯蔵量 |
29t-CO₂ |
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事業主 |
タリーズコーヒージャパン㈱ |
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設計・施工 |
ナイスユニテック㈱ |
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所在地 |
神奈川県相模原市南区相模大野四丁目2番6号 |
節あり材の有効活用にもつながる凸凹Gywood®を採用した外壁。

柱や梁のあらわしで木々に囲まれたような空間を演出。構造躯体は一般流通材を使用。

特殊表層圧密テクノロジー「Gywood®」
スギを中心とした国産針葉樹の主に大径材を使用し、表層部を特に圧密して高密度化した木材製品。表層部と比べて中層部は圧密度が低いため、スギ材の長所である調湿性の高さや伝導率の低さ、衝撃吸収性、軽さなどはそのままに、傷に強い硬さを併せ持つ、ハイブリッドな無垢材。「凸凹Gywood®」はこの技術を応用した木材製品。特殊表層圧密加工によって、浮造り仕上げを超える深さの凸凹形状を生み出す。詳細はこちら

高耐久赤身材「ObiRED®」
宮崎県飫肥杉の大径材の赤身部分だけを使用。豊富な抽出成分により高い防腐・防蟻性能を持ち、独自の乾燥技術による高い形状安定性を有している。加えて、乾式の防腐・防蟻薬剤「AZN」を加圧注入することで耐久性を更に高め、AQ認証(優良木質建材等認証)の取得が可能。詳細はこちら

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