ガルーダ・インドネシア航空 2014年 第1四半期の業績を発表
ガルーダ・インドネシア航空会社(本社:ジャカルタ、インドネシア 社長兼最高経営責任者:エミルシャ・サタル)は、2014年第1四半期業績の発表をしました。
詳細は、以下の通りです。
【2014年第1四半期の業績】
営業利益:8億730万USドル(前年度増減率 +0.1%)
当期利益:1億6,390万USドル(+486%)
旅客数:640万名(+15.6%)
搭載貨物:345,923トン(+23.4%)
運航便数:94,608トン(+16.8%)
ASK(有効座席キロ):118億3,000万(+18.7%)
ロードファクター:68.4%(-8.2%)
※2013年度の日本路線における定時運航率は平均89.8%でした。
2014年第1四半期の業績結果は、ドル高によるルピアの大幅な下落、燃油の価格高騰および国際市場競争の影響と機材および子会社であるシティリンクへの投資が起因しました。
■新規開設路線
ネットワーク拡大の一環として、国内線では新たに3路線(ジャカルタ ‐ パル、ジャカルタ ‐ メラウケ、デンパサール ‐ ラブハンバジョー ‐ タンボラカ)を開設しました。また、本年はインドネシアよりロンドン線(アムステルダム経由)、マニラ線、ムンバイ線と国際線でも3路線の新規開設を予定しています。
■スカイチームへの正式加盟
3月5日には、世界的な航空アライアンスであるスカイチームへ正式に加盟し、20番目のメンバーとなりました。このことにより、ガルーダ・インドネシア航空を利用されるお客様はスカイチームの路線網である178か国、1,064都市へのアクセスが可能となりました。また、ガルーダ・インドネシア航空の加盟により、スカイチームは世界で90%以上の航空路線網を持ち、1日15,000便を運航することとなりました。
■新規導入機材 計画
2014年には、以下の27機の機材を新たに導入する計画をしています。
-ボーイング777-300型機 : 2機
-エアバス330型機 : 4機
-ボーイング737-800NG型機 : 12機 (2機)
-ボンバルディアCRJ型機 : 3機
-ATR72-600型機 : 6機 (1機)
*()内は2014年3月31日時点の導入済機材数
上記のうち3月末までに3機材が導入済みで、保有機体数は141機(平均機体年齢5.8年)となります。また、2014年末には、保有機体数は169機(平均機体年齢4.5年)となる予定です。
【Citi Club Dealからの第2回シンジケートローンの返済完了について】
2014年4月22日、ガルーダ・インドネシア航空はCiti Club Dealからのシンジケートローンである、1億6,600USドルおよび4,267億5,600万ルピア(約2億1,000USドル)の期限前返済を完了しました。今回のシンジケートローンは、2012年11月7日に、Citibankが主体となり、インドネシアの銀行6社および海外の金融機関4社で構成された融資支援です。
ガルーダ・インドネシア航空は、2011年6月24日に初めてCiti Club Dealシンジケートローンで5,500万USドルの融資を受け、2013年6月24日には返済を完了しました。
社長兼最高経営責任者エミルシャ・サタルは、「ガルーダ・インドネシア航空の2015年までの経営戦略”クオンタムリープ”プランにより、業績は継続的に伸びており、これまでも常に期日通りに融資主への返済を行ってきました。この度、Citi Club Dealシンジケートローンへ期限前返済を行ったことにより、融資主に対して全ての返済義務を果たすことが出来ました。」と述べました。
ガルーダ・インドネシア航空会社について:
インドネシア共和国を代表する航空会社。会社設立1949年。日本への運航開始は1962年3月。現在、成田・羽田・関空よりインドネシアへ週32便、直行便を運航中。2014年(3月末時点)、保有機体数は141機、平均機体年齢は5.8年。インドネシアの文化や伝統をベースとした、五感で感じるインドネシア「ガルーダ・インドネシア・エクスペリエンス」がサービスコンセプト。成田(885、881)・関空(883)発便では、機内にて到着ビザの発給と入国審査が完了する「機内入国審査プログラム」を実施中。日本発着便には日本人客室乗務員が乗務し、快適な空の旅の提供に努めている。2013年6月、スカイトラックス社(英国の格付け会社)より「The World's Best Economy Class」を受賞。「The World's Best Airline」では、8位に入賞。2014年のスカイトラックスの5スター認定獲得をめざす。また、2014年3月にスカイチーム加盟済み。
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