なぜマッチングアプリは"当たり前"になりつつあるのか?立教大学経営学部の学生が気になることを大調査!!全国の20~39歳の未婚の男女に聞いた「マッチングアプリに関する調査」
マッチングアプリ利用状況は21.5%今や20代30代の約5人に1人が利用している!?男女でマッチングアプリ利用者への印象が異なる結果に
立教大学経営学部の春学期科目「eビジネス&マーケティング」(担当:大嶋淳俊先生)を受講した学生と総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2018年7月12日(木)~2018年7月17日(火)の6日間、全国の20~39歳の未婚の男女を対象に「マッチングアプリ」をテーマにしたインターネットリサーチを共同で実施いたしました。報道の一資料として、ぜひご活用ください。
全国の20~39歳の未婚の男女に聞いた
「マッチングアプリに関する調査」
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マッチングアプリ利用状況は21.5%
今や20代30代の約5人に1人が利用している!?
男女でマッチングアプリ利用者への印象が異なる結果に
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立教大学経営学部の春学期科目「eビジネス&マーケティング」(担当:大嶋淳俊先生)を受講した学生と総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2018年7月12日(木)~2018年7月17日(火)の6日間、全国の20~39歳の未婚の男女を対象に「マッチングアプリ」をテーマにしたインターネットリサーチを共同で実施いたしました。報道の一資料として、ぜひご活用ください。
【調査概要】
1.調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」の
システムを利用したWEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国20~39歳の未婚で現在恋人がほしいと思っており、スマートフォンを所有していてマッチングアプリを認知している男女を対象に実施
3.有効回答数:664名
4.調査実施日:2018年7月12日(木)~2018年7月17日(火)
5.調査立案者:立教大学経営学部経営学科3年次1名
◆「マッチングアプリに関する調査」学生からの感想
・本企画の参加動機について
スマートフォンが当たり前になったいま、私達の日常のあらゆる活動は、サイバースペースへと移行されています。しかし、冠婚葬祭に関するサービスなど、技術面ではなく人々の意識や社会的側面から、インターネット化や機械化を進めにくい特定の分野があると感じており、人生における人間関係の構築や恋愛に関するビジネスもその一つです。
私自身は、親しい友人からインターネット上で知り合った人と交際しているという話を聞いたことをきっかけに、自分の中にある偏見に気付きました。そのため、自分と近い世代の人達が実際にはどのような印象を持っているのか知りたいと思い、このテーマで調査させて頂きました。
・結果を見ての所感
今回の調査では、20代30代の未婚で恋人がほしいと思っており、マッチングアプリを認知しているスマートフォン所有者の男女を対象に、15問の質問とそれに関連する意見やそう考える理由などを伺いました。結果から、全体を通じて今この業界は過渡期であると感じました。その中で、ネット上の出会いが普及することに関してよくないと捉えている人は1割に満たない一方、利用に対して抵抗感を感じている人が69.3%いるという状況があることがわかりました。マッチングアプリや同様のサービスが普及することは、個々人が止められるものではありません。しかし、賢い消費者になるためには、インターネット化にうまく適応しつつも、何が問題点で、抵抗を感じさせているものは何なのか、もう一度考える必要があります。
・調査全体、本企画に参加したことに対する感想など
質問紙の作成からプレスリリースまで関わらせて頂き、インターネット調査の流れや内容について詳しく知ることができました。SNSなどを通じて、普段の生活でも頻繁に情報の発信者になっていますが、今回の企画への参加は、仕事として情報を発信するということについて改めて考える機会となりました。今後はこの経験を、メディアから発信される大量の情報の受け手として、情報の取捨選択や分析に活かしたいと思います。
Q1. あなたは、現在恋人がほしいと思いますか。あなたのお気持ちに近いものをお答えください。(単数回答)【n=2965】
【学生コメント】
多く感じるか少なく感じるかは人それぞれだと思いますが、現在恋人がいない20代30代の中では、48.9%の人が「あまり恋人がほしいとは思わない」「恋人がほしいとは思わない」と思っているようです。「若者の恋愛離れ」などの言葉を頻繁に耳にした時期もありましたが、恋人がほしいと思わないと言える人が一定数いることは良いことだと感じます。
Q2. 「マッチングアプリ」というものについて、あてはまるものをお答えください。(単数回答)【n=1292】
【学生コメント】
現在、女性無料・男性有料の料金システムを採っているアプリが多いため、利用率の男女差があまりないというのは、予想通りの結果でした。認知度の違いは、広告・プロモーションの量を反映していると捉えると、若い女性の利用者を増やしたい、という企業の意図を読み取ることができます。また、恋人がほしいと回答した人の中でも「全く知らない」という人が1割以上いることから、今後の動向次第でさらに普及が進む余地があるといえます。
Q3. あなたが知っているマッチングアプリを教えてください。(複数回答)【n=664】
【学生コメント】
マッチングアプリの認知度は性別や年代によって異なっているものの、「ゼクシィ縁結び」に関しては、アプリの利用者と非利用者間で認知度にあまり差がないことが驚きでした。一方、「Yahoo!パートナー」と「with」では、20代と30代で逆の結果を示していることなどから、これらのアプリは明確にターゲットとしている層があることがわかります。
Q4. あなたが利用しているマッチングアプリを教えてください。(複数回答)【n=248】
【学生コメント】
前問の認知度で1位だった「ペアーズ」が、全体での利用率においても2位に倍近くの差をつけて1位になっており、マッチングアプリ市場のリーダーと言えるでしょう。今後はそれぞれのアプリが市場シェアを獲得するためにどのような戦略を採るのかに注目していきたいです。認知と利用で上位5位の順位が入れ替わっていることは、Q5、Q6の結果を見る上でも興味深いです。また、男女間で利用率の差が大きいアプリは、サービスの特性上工夫が必要になるかと思います。
Q5. マッチングアプリを知った理由を以下のなかから教えてください。(複数回答)【n=557】
【学生コメント】
認知経路として割合の高いものを見ると、婚活目的のアプリは「Webサイト」、恋愛目的のアプリは「SNSの広告・プロモーション」が多いと言えるでしょう。また、友人・知人からの紹介が認知と利用での順位の差に繋がっているのではないかと考えました。@コスメのような、マッチングアプリの口コミまとめ比較サイトがあっても面白いと思います。
Q6. マッチングアプリを利用している理由を以下のなかから教えてください。(複数回答)【n=192】
【学生コメント】
全体として「相手も恋人を見つける目的で利用しているから」、「現実より多くの人と出会えるから」が多いものの、利用する目的によって選ぶアプリが異なることが推定でき、真剣に相手を探している人と、気軽さを求める人に二分化しているのではないかと考えました。Q4の結果と合わせると、20代女性の利用者が多い「タップル誕生‐tapple」では、寂しさや孤独を埋めるため、趣味が合う人を見つけるためなどの割合が比較的高いことがわかりました。
Q7. 心理面からみて、あなたはマッチングアプリを利用していること/利用することに抵抗感はありますか。(単数回答)【n=664】
【学生コメント】
男性よりも女性、アプリの利用者よりも非利用者のほうが抵抗を感じている、というのは想像通りの結果となりました。また、アプリ利用者においても過半数の人が少なからず抵抗感を持っていることに着目すると、マッチングアプリに対する負の社会的イメージが存在していることが推定されます。しかし同時に、アプリ利用者の満足度を上げることができる可能性があるとも言えます。
Q8. 安全面からみて、あなたはマッチングアプリを利用していること/利用することに抵抗感はありますか。(複数回答)【n=664】
【学生コメント】
20代男性は抵抗を感じている人が最も少なかった一方、20代女性では、89.5%の人が「とても抵抗がある」「やや抵抗感がある」と回答しており、若い世代での安全面に対する意識の差は顕著です。スマートフォンを通じたSNSでのやりとりは当たり前になっているものの、マッチングアプリでは知り合った相手と直接会う場合があるため、安全面での抵抗感に繋がっていると考えます。
Q9. マッチングアプリを利用している同姓についての印象を教えてください。(複数回答)【n=664】
【学生コメント】
全体としてだけでなく、アプリ非利用者においても「現実社会と印象は特に変わらない」が最も高い結果となりました。一方で、女性は「理想が高そう」「行動力がありそう」など、マッチングアプリを利用している人に対して特別な印象を持っている人も多く、男性の上位に入っている「恋愛に慣れていなさそう」「奥手そう」等と比較すると、男女間で持つイメージに大きく差があることがわかりました。
Q10. マッチングアプリを利用している異性についての印象を教えてください。(複数回答)【n=664】
【学生コメント】
同性について質問したときとは順位が入れ替わる結果となり、マッチングアプリを利用している男性に対して「恋愛に対して不誠実そう」という印象を持っている女性が多いことがわかりました。TOP10に対立する印象(「恋愛に慣れていそう」と「恋愛に慣れていなさそう」など)がランクインしている中、「理想が高そう」に対して「理想が低そう」が入っていないことも含め、男女問わず、マッチングアプリを利用している人(特に女性)は「理想が高そう」という印象が強いことがわかりました。
Q11. あなたは、マッチングアプリを通して、何回異性と出会ったことがありますか。(単数回答)【n=248】
特に30代女性の「5回以上」会った人の割合は他の性年代より高く、「出会ったことはない」の割合は低くなっています。
【学生コメント】
マッチングアプリを利用している理由として「気軽に・好きなときにできる/やめられるから」と回答していた人の割合を考えると、一度も異性と会ったことがない人が約4割というのは、決して多くはないと感じました。利用している・利用したことがある割合が最も少なかった30代女性が、最も多く実際に異性と会っている結果というのは、初婚年齢や労働環境など、30代女性が恋愛をし難い社会の状況を反映していると考えます。また、単純にこの結果のみから考えると、男性の5回以上会っている人の中にヘビーユーザーがいるということになります。どの利用者層でも4回が最も少ないことから、3回まででやめる/パートナーができるかどうかが境界となっているようです。
Q12. マッチングアプリ上のプロフィール情報で、相手に求める条件と、自身の公開しているプロフィールで選んでもらいたい条件を1位からお選びください。【第1位】(複数回答)【n=664】
【学生コメント】
相手に求める条件としては外見(写真)、選んでもらいたい条件としては内面(性格)が最も多い結果となり、現実社会とあまり変わらないように感じました。一方、「自己紹介文」というのはマッチングアプリならではだと思います。選んでもらいたい条件として5位にランクインしている「学歴」ですが、相手に求める条件として1位に選ぶ人は「血液型」の次に少なく、学歴社会と言われている反面、個人にとってはあまり重要ではないようです。
Q13. あなたは、ネット上での出会いが普及することに対してどのようにお考えですか。(単数回答)【n=664】
【学生コメント】
Q7では過半数の人がマッチングアプリの利用に対して心理的な抵抗感を持っている、という結果でしたが、「よくないと思う」が少数派となり、ネット上での出会いに好意的である人も多いことがわかりました。マッチングアプリなどのネット上での出会いが増え、一般的になってくると、今よりも好意的に捉える人が増え、自身が利用することに対する考え方も変わっていくと考えます。一方、「よくないと思う」と回答した人の過半数は、犯罪が増加する恐れを理由として挙げており、新たな問題点も表れてくるのではないかと思います。
「マッチングアプリに関する調査」
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マッチングアプリ利用状況は21.5%
今や20代30代の約5人に1人が利用している!?
男女でマッチングアプリ利用者への印象が異なる結果に
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立教大学経営学部の春学期科目「eビジネス&マーケティング」(担当:大嶋淳俊先生)を受講した学生と総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回2018年7月12日(木)~2018年7月17日(火)の6日間、全国の20~39歳の未婚の男女を対象に「マッチングアプリ」をテーマにしたインターネットリサーチを共同で実施いたしました。報道の一資料として、ぜひご活用ください。
【調査概要】
1.調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」の
システムを利用したWEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国20~39歳の未婚で現在恋人がほしいと思っており、スマートフォンを所有していてマッチングアプリを認知している男女を対象に実施
3.有効回答数:664名
4.調査実施日:2018年7月12日(木)~2018年7月17日(火)
5.調査立案者:立教大学経営学部経営学科3年次1名
◆「マッチングアプリに関する調査」学生からの感想
・本企画の参加動機について
スマートフォンが当たり前になったいま、私達の日常のあらゆる活動は、サイバースペースへと移行されています。しかし、冠婚葬祭に関するサービスなど、技術面ではなく人々の意識や社会的側面から、インターネット化や機械化を進めにくい特定の分野があると感じており、人生における人間関係の構築や恋愛に関するビジネスもその一つです。
私自身は、親しい友人からインターネット上で知り合った人と交際しているという話を聞いたことをきっかけに、自分の中にある偏見に気付きました。そのため、自分と近い世代の人達が実際にはどのような印象を持っているのか知りたいと思い、このテーマで調査させて頂きました。
・結果を見ての所感
今回の調査では、20代30代の未婚で恋人がほしいと思っており、マッチングアプリを認知しているスマートフォン所有者の男女を対象に、15問の質問とそれに関連する意見やそう考える理由などを伺いました。結果から、全体を通じて今この業界は過渡期であると感じました。その中で、ネット上の出会いが普及することに関してよくないと捉えている人は1割に満たない一方、利用に対して抵抗感を感じている人が69.3%いるという状況があることがわかりました。マッチングアプリや同様のサービスが普及することは、個々人が止められるものではありません。しかし、賢い消費者になるためには、インターネット化にうまく適応しつつも、何が問題点で、抵抗を感じさせているものは何なのか、もう一度考える必要があります。
・調査全体、本企画に参加したことに対する感想など
質問紙の作成からプレスリリースまで関わらせて頂き、インターネット調査の流れや内容について詳しく知ることができました。SNSなどを通じて、普段の生活でも頻繁に情報の発信者になっていますが、今回の企画への参加は、仕事として情報を発信するということについて改めて考える機会となりました。今後はこの経験を、メディアから発信される大量の情報の受け手として、情報の取捨選択や分析に活かしたいと思います。
Q1. あなたは、現在恋人がほしいと思いますか。あなたのお気持ちに近いものをお答えください。(単数回答)【n=2965】
【学生コメント】
多く感じるか少なく感じるかは人それぞれだと思いますが、現在恋人がいない20代30代の中では、48.9%の人が「あまり恋人がほしいとは思わない」「恋人がほしいとは思わない」と思っているようです。「若者の恋愛離れ」などの言葉を頻繁に耳にした時期もありましたが、恋人がほしいと思わないと言える人が一定数いることは良いことだと感じます。
Q2. 「マッチングアプリ」というものについて、あてはまるものをお答えください。(単数回答)【n=1292】
【学生コメント】
現在、女性無料・男性有料の料金システムを採っているアプリが多いため、利用率の男女差があまりないというのは、予想通りの結果でした。認知度の違いは、広告・プロモーションの量を反映していると捉えると、若い女性の利用者を増やしたい、という企業の意図を読み取ることができます。また、恋人がほしいと回答した人の中でも「全く知らない」という人が1割以上いることから、今後の動向次第でさらに普及が進む余地があるといえます。
Q3. あなたが知っているマッチングアプリを教えてください。(複数回答)【n=664】
【学生コメント】
マッチングアプリの認知度は性別や年代によって異なっているものの、「ゼクシィ縁結び」に関しては、アプリの利用者と非利用者間で認知度にあまり差がないことが驚きでした。一方、「Yahoo!パートナー」と「with」では、20代と30代で逆の結果を示していることなどから、これらのアプリは明確にターゲットとしている層があることがわかります。
Q4. あなたが利用しているマッチングアプリを教えてください。(複数回答)【n=248】
【学生コメント】
前問の認知度で1位だった「ペアーズ」が、全体での利用率においても2位に倍近くの差をつけて1位になっており、マッチングアプリ市場のリーダーと言えるでしょう。今後はそれぞれのアプリが市場シェアを獲得するためにどのような戦略を採るのかに注目していきたいです。認知と利用で上位5位の順位が入れ替わっていることは、Q5、Q6の結果を見る上でも興味深いです。また、男女間で利用率の差が大きいアプリは、サービスの特性上工夫が必要になるかと思います。
Q5. マッチングアプリを知った理由を以下のなかから教えてください。(複数回答)【n=557】
【学生コメント】
認知経路として割合の高いものを見ると、婚活目的のアプリは「Webサイト」、恋愛目的のアプリは「SNSの広告・プロモーション」が多いと言えるでしょう。また、友人・知人からの紹介が認知と利用での順位の差に繋がっているのではないかと考えました。@コスメのような、マッチングアプリの口コミまとめ比較サイトがあっても面白いと思います。
Q6. マッチングアプリを利用している理由を以下のなかから教えてください。(複数回答)【n=192】
【学生コメント】
全体として「相手も恋人を見つける目的で利用しているから」、「現実より多くの人と出会えるから」が多いものの、利用する目的によって選ぶアプリが異なることが推定でき、真剣に相手を探している人と、気軽さを求める人に二分化しているのではないかと考えました。Q4の結果と合わせると、20代女性の利用者が多い「タップル誕生‐tapple」では、寂しさや孤独を埋めるため、趣味が合う人を見つけるためなどの割合が比較的高いことがわかりました。
Q7. 心理面からみて、あなたはマッチングアプリを利用していること/利用することに抵抗感はありますか。(単数回答)【n=664】
【学生コメント】
男性よりも女性、アプリの利用者よりも非利用者のほうが抵抗を感じている、というのは想像通りの結果となりました。また、アプリ利用者においても過半数の人が少なからず抵抗感を持っていることに着目すると、マッチングアプリに対する負の社会的イメージが存在していることが推定されます。しかし同時に、アプリ利用者の満足度を上げることができる可能性があるとも言えます。
Q8. 安全面からみて、あなたはマッチングアプリを利用していること/利用することに抵抗感はありますか。(複数回答)【n=664】
【学生コメント】
20代男性は抵抗を感じている人が最も少なかった一方、20代女性では、89.5%の人が「とても抵抗がある」「やや抵抗感がある」と回答しており、若い世代での安全面に対する意識の差は顕著です。スマートフォンを通じたSNSでのやりとりは当たり前になっているものの、マッチングアプリでは知り合った相手と直接会う場合があるため、安全面での抵抗感に繋がっていると考えます。
Q9. マッチングアプリを利用している同姓についての印象を教えてください。(複数回答)【n=664】
【学生コメント】
全体としてだけでなく、アプリ非利用者においても「現実社会と印象は特に変わらない」が最も高い結果となりました。一方で、女性は「理想が高そう」「行動力がありそう」など、マッチングアプリを利用している人に対して特別な印象を持っている人も多く、男性の上位に入っている「恋愛に慣れていなさそう」「奥手そう」等と比較すると、男女間で持つイメージに大きく差があることがわかりました。
Q10. マッチングアプリを利用している異性についての印象を教えてください。(複数回答)【n=664】
【学生コメント】
同性について質問したときとは順位が入れ替わる結果となり、マッチングアプリを利用している男性に対して「恋愛に対して不誠実そう」という印象を持っている女性が多いことがわかりました。TOP10に対立する印象(「恋愛に慣れていそう」と「恋愛に慣れていなさそう」など)がランクインしている中、「理想が高そう」に対して「理想が低そう」が入っていないことも含め、男女問わず、マッチングアプリを利用している人(特に女性)は「理想が高そう」という印象が強いことがわかりました。
Q11. あなたは、マッチングアプリを通して、何回異性と出会ったことがありますか。(単数回答)【n=248】
特に30代女性の「5回以上」会った人の割合は他の性年代より高く、「出会ったことはない」の割合は低くなっています。
【学生コメント】
マッチングアプリを利用している理由として「気軽に・好きなときにできる/やめられるから」と回答していた人の割合を考えると、一度も異性と会ったことがない人が約4割というのは、決して多くはないと感じました。利用している・利用したことがある割合が最も少なかった30代女性が、最も多く実際に異性と会っている結果というのは、初婚年齢や労働環境など、30代女性が恋愛をし難い社会の状況を反映していると考えます。また、単純にこの結果のみから考えると、男性の5回以上会っている人の中にヘビーユーザーがいるということになります。どの利用者層でも4回が最も少ないことから、3回まででやめる/パートナーができるかどうかが境界となっているようです。
Q12. マッチングアプリ上のプロフィール情報で、相手に求める条件と、自身の公開しているプロフィールで選んでもらいたい条件を1位からお選びください。【第1位】(複数回答)【n=664】
【学生コメント】
相手に求める条件としては外見(写真)、選んでもらいたい条件としては内面(性格)が最も多い結果となり、現実社会とあまり変わらないように感じました。一方、「自己紹介文」というのはマッチングアプリならではだと思います。選んでもらいたい条件として5位にランクインしている「学歴」ですが、相手に求める条件として1位に選ぶ人は「血液型」の次に少なく、学歴社会と言われている反面、個人にとってはあまり重要ではないようです。
Q13. あなたは、ネット上での出会いが普及することに対してどのようにお考えですか。(単数回答)【n=664】
【学生コメント】
Q7では過半数の人がマッチングアプリの利用に対して心理的な抵抗感を持っている、という結果でしたが、「よくないと思う」が少数派となり、ネット上での出会いに好意的である人も多いことがわかりました。マッチングアプリなどのネット上での出会いが増え、一般的になってくると、今よりも好意的に捉える人が増え、自身が利用することに対する考え方も変わっていくと考えます。一方、「よくないと思う」と回答した人の過半数は、犯罪が増加する恐れを理由として挙げており、新たな問題点も表れてくるのではないかと思います。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
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