「銀行APIラインアップ圧倒的No.1プロジェクト」第一弾リリース ウォレット/Payサービスや自治体のお悩みを解決する「入金限度額設定API」を6月21日より、新たに提供開始

 GMOあおぞらネット銀行株式会社(以下、当社)は、2021年4月1日より始動した「銀行API(*1)ラインアップ圧倒的No.1プロジェクト」における開発第一弾として「入金限度額設定API」を開発し、6月21日より提供を開始いたします。
 「入金限度額設定API」は、振込入金口座(バーチャル口座) (*2) への入金限度額を事業者さまが設定できるウォレット/Pay事業者さまや、自治体さま向けのサービスです。ウォレット/Pay事業者さまは、ユーザーからのチャージ額を制限する必要があったり、デジタル地域通貨・プレミアム付商品券を推進する自治体さまは購入可能金額を限定して発行したりするケースがあり、その際、ユーザーや購入者から指定した金額を超える入金が発生するという課題がありました。限度額を超えて入金された金額を返金処理にて対応する事業者さまや自治体さまの負担を減らすべく、本APIを開発いたしました。本APIの活用により、設定された限度額を超える入金があった場合は、振込元に全額が自動返金されるため、返金処理の手間やコストを削減できます。
 今後、「銀行APIラインアップ圧倒的No.1プロジェクト」では、指定した金額ピッタリの入金以外受け付けない「振込入金金額設定API(仮称)」の提供も2021年度中に予定しております。

(*1) APIは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースの略で、機能やデータを他のアプリケーションから呼び出すための接続口やその仕組みを指します。当社が公開するAPIは、銀行と外部の事業者との間を安全にデータ連携するための仕組みです。
(*2) 振込入金口座とは、入金専用の口座番号を仮想的にユーザーごとや注文ごとなどに割り当てるバーチャル口座です。当社は「振込入金口座」というサービス名称で、法人・個人事業主のお客さまへ無償で提供しております。
 
  • 【入金限度額設定API 開発の背景】
 ウォレット/Payへのチャージやキャッシュレスのプレミアム付き商品券を購入するには、ATMや銀行振込による入金が一般的ですが、多くの事業者さまは、ユーザーが誤って上限を超える入金をした場合、返金作業のご負担に加え、返金時の手数料負担などが発生していました。
 「No.1テクノロジーバンク」を標榜する当社は、こうした事業者さま、自治体さまのお悩みに銀行APIを活用することで課題解決を図ることができると考え、本年4月に始動した「銀行ラインアップ圧倒的No.1プロジェクト」にて、第一弾となる本APIを開発するに至りました。
 
  • 【入金限度額設定API 機能と特長】
●当社が無償で提供する振込入金口座の1口座ごとに、「入金限度額設定API」を連携することで、口座単位で入金限度額の設定が可能
●事業者さまは、ユーザーの利用状況などに応じて、入金限度額を何度も変更可能
●APIを通じて、入金限度額を1円単位で設定可能
●設定された限度額を超えた入金があった場合は「入金エラー」となり、振込元に全額が自動返金されます。事業者さま側での返金事務や返金手数料は不要
 
  • 【入金限度額設定API活用例】
≪ウォレット事業者さま:ユーザーのウォレット保有残高限度額を10万円に設定する場合≫
 当社が無償で提供している「振込入金口座発行API」と「振込入金口座入金明細照会API」 と、今回新たに提供を開始する「入金限度額設定API」と組み合わせてご利用いただくことで、業務の効率化を図ることができます。

1. ユーザー登録時に、当該ユーザー専用の振込入金口座を発行し、「入金限度額設定API」でウォレットの保有残高限度額を10万円にセットします。
2. ユーザーが上限額を超える入金をした場合、自動的に全額を返金します。
3. ユーザーのウォレット残高に応じて、事業者さまが何度でも「入金限度額設定API」を通じて限度額を変更できます。

 
  • 【「APIラインアップ圧倒的No.1プロジェクト」体制】
 「銀行APIラインアップ圧倒的No.1プロジェクト」は、2021年4月より始動した社内横断型のプロジェクトです。実際に接続企業さまと接することの多いコンサルティング営業を行うチームや、システム・資金両面から、銀行API導入のサポートを行う「sunabar-GMOあおぞらネット銀行API実験場」のチームが連携し、多様化・高度化するAPI接続企業さまのニーズを迅速かつ的確に把握します。次に、実際に開発するメンバーが加わり、接続企業さまのニーズを実現するための要件定義や開発優先順位を決定していきます。その結果を受けて、当社内の開発チームにて実際のAPI開発を行います。すべてが社内で完結するため、スピードをもった銀行API開発が可能となっています。API接続を希望される企業さまのニーズを迅速にくみ取り、接続企業さまにとって価値の高い銀行APIを早期かつ継続的に提供し続けることにより、接続企業さまのビジネスを支援してまいります。
 
  • 【GMOあおぞらネット銀行株式会社について】
 「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」をコーポレートビジョンに掲げ、新しいネット銀行として2018年7月に誕生しました。システム開発を内製化することで、お客さまに寄り添った金融·決済サービスをスピードをもってご提供しています。オンラインでの口座開設申込や、申込から利用開始までのスピード、各種手数料の安さ、利便性の高い資金調達サービス、銀行APIの充実などを理由に、スモール&スタートアップ企業のお客さまを中心にご利用が急増しております。今後も、テクノロジーを武器に、お客さまのビジネス成長に寄与する銀行を目指してまいります。

【参考URL】
法人のお客さま向けTOPページ https://gmo-aozora.com/business/
銀行API連携サービス https://gmo-aozora.com/api-cooperation/
銀行APIラインアップ https://gmo-aozora.com/api-cooperation/#apilineup
振込入金口座 https://gmo-aozora.com/business/service/transfer.html

【GMOあおぞらネット銀行株式会社 会社概要】
本店:東京都渋谷区道玄坂1―2―3 渋谷フクラス
代表者:代表取締役会長 金子 岳人、代表取締役社長 山根 武
資本金:172億9,003万円
設立年月日:1994年2月28日
URL:https://gmo-aozora.com/

【API接続サービスに関するお問い合わせ】
GMOあおぞらネット銀行株式会社 
ビジネスソリューショングループ API・プラットフォーム銀行事業統括チーム
E-mail: open-api@gmo-aozora.com

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会社概要

URL
https://gmo-aozora.com/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス
電話番号
-
代表者名
金子 岳人/ 山根 武
上場
未上場
資本金
216億2995万円
設立
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