越境体験から自己変容へ。さとのば大学が宮城県女川町・島根県海士町で高校生向けサマースクールを開催

地域の挑戦者と出会い、自分の「あり方」を見つめ直す。進路の可能性を拡げた4日間

株式会社アスノオト

日本全国の地域をキャンパスに「新しい学び方」を提案するさとのば大学(運営:株式会社アスノオト 代表取締役:信岡良亮、所在地:東京都千代田区)は、2026年夏休み期間中、高校生を対象とした越境体験プログラム(サマースクール)を連携地域である宮城県女川町・島根県海士町にて開催いたしました。

全国から集まった計30名の高校生が日常を離れて地域に入り込み、その土地に生きる人々の人生や同世代の仲間の“あり方”や”考え方”に触れることで、自分に向き合い、自己変容から一歩を踏み出す旅を過ごしました。

■背景:年内入試の面接必須化、「自分事としての言語化」が求められる時代

大学入試において、総合型選抜や学校推薦型選抜などの「年内入試」を利用する高校生が過半数を超える中、文部科学省の指針に基づき今年度入試から面接が必須化されるなど、自分の言葉で自己表現する力がより求められています。

将来の進路選択において重要なのは、表面的な志望理由や活動実績ではなく、「自分はどんな人で、どんな未来を描きたいのか」という本質的な問いに向き合い、「何を、どう学びたいか」という自分事としての動機へ繋げることです。

本サマースクールは、実践(Do)と対話・内省(Be)を行き来する「さとのば大学」のカリキュラムを高校生向けにアレンジし、これから進路選択を迎える高校生が自分自身に向き合い、未来を切り開くための土台を育む場として企画・実施されました。

■プログラムの特徴:自己理解と変容をもたらす「3つの越境体験」

本プログラムは、地域の課題解決を目指すプログラムではありません。非日常への越境を通して自分の本音に気づき、それを軸に新たな一歩を踏み出す、さとのば大学独自のプログラム設計です。

観光ではない、地域入り込む「暮らしの越境」

町の中で暮らすように滞在し、地域の人々のリアルな日常や想いに触れることで、自分自身が無意識に持っていた「当たり前」に気づき、世界の見方を更新します。

挑戦者の人生に触れ、向き合う「本物の問い」

地域で情熱を持って挑戦し続ける人々の人生に触れることで、「自分はどう生きたいか」という自発的な問いが芽生えます。正解を探すのではなく、自分事として問いを深める力を育みます。

対話を通して新しい自分に出会う「内省の深まり」

地域の人々や全国から集まった仲間との対話・振り返りを重視。日常では目を向ける機会の少ない自分の内面や本音に向き合い、進路選択や人生で大切にしたい軸を見つけます。

■情熱をもって挑戦する人々に触れた、2つの開催地

今回開催された宮城県女川町・島根県海士町は、震災・財政難という地域の危機を乗り越えてきた「地方創生先進地」です。本プログラムは、それぞれの地域特性を生かし、まち全体を学び場として展開しました。

【宮城県女川町】震災から生き抜いてきた人々に触れて問う、”わたし”の生き方。

東日本大震災で、まちの約8割が壊滅する被害から復興し、「START!ONAGAWA」のスローガンのもと挑戦を応援するまちとして再建を続ける女川町。参加者はシェアハウスに滞在して町の一員としての暮らしを体験。復興を遂げてきたまちの歴史や、女川で活躍する起業家など挑戦者の生き方に触れました。

4日目には、一人一人が自分の「願い」を起点としたアクションをまちの中で実践。自ら選んだ訪問先で働く人へのインタビューや、町の探索、ジャーナリングでの内省などに挑戦しました。「自由」だからこそ自分の心の声に耳を傾け、行動に移す難しさと、一歩踏み出して実現した時に得られる自己変容を実感しました。

開催日時 :2026年7月27日(月)~31日(金) 4泊5日

開催地  :宮城県牡鹿郡女川町のまち全体

参加者  :全国各地の高校生 14名

運営・協力:さとのば大学、特定非営利活動法人アスヘノキボウ
旅行実施 :一般社団法人女川町観光協会

【島根県海士町】「ないものはない」島で、当たり前を見直し、新たな自分に出会う

本島からフェリーで4時間。島根県隠岐諸島の中ノ島にある、人口約2,200人の海士町。財政難を乗越え、独自の教育・地域課題への挑戦で知られる町でもあります。

3日目には、島の変革を支えてきた元副町長や起業家、漁師など6名のゲストを迎え、人生・働き方をテーマにしたインタビューを実施。「ないものはない」の合言葉に通ずる人々の考え方や、「失敗も挑戦も楽しむ情熱」に刺激を受けた高校生。互いの内面を受容し合える仲間の中で、自分の価値観を見つめ直し、「自分も一歩踏み出したい」という勇気が日常への変化をもたらしました。

開催日時 :2026年8月17日(月)~20日(木) 3泊4日

開催地  :島根県隠岐郡海士町のまち全体

参加者  :全国各地の高校生 16名

運営・協力:さとのば大学、NPO法人学び3.0、一般財団法人島前ふるさと魅力化財団
旅行実施 :株式会社島ファクトリー

■参加高校生に起きた「変化」の声

地域という「越境環境」での体験と、自身のあり方に向き合う内省・対話を循環させた結果、参加生徒には以下のような変化が生まれました。自分の可能性を感じ、前向きに自己表現できるようになった自信が、今後の進路や未来を切り拓く原動力となります。

【自己イメージの変化】

  • 「これまで挑戦を恐れていたが、地域の人と出会い、自分も挑戦できるかもしれないと思えた」

  • 自分にはまだまだ知らないことや分からないことがあると実感した」

【日常の見方・行動の変化】

  • 「周りの反応や『正解』ばかり気にしていたが、自分の考えや思いを素直に表現できるようになった」

  • 「今ある環境や当たり前の幸せを大切に過ごすようになった」

■次回開催は春休みを予定

次回プログラムは春休み期間中(2027年春)の開催を予定しており、2027年1月頃より募集を開始いたします。最新情報は下記リンク先にてご案内いたします。

特設ウェブサイト:https://satonova-journey.org/
公式LINE:https://lin.ee/QrBcPHj


■地域を旅する大学「さとのば大学」についてhttps://satonova.org/
日本全国の地域に暮らし、現地の人々と共に「プロジェクト学習」に挑む、新しいスタイルの市民大学です。地域共創のトップランナーとのオンライン学習を掛け合わせ、「自分らしく社会と関わり、仲間と共にほしい未来を創る」未来共創人材を育成。2021年からは通信制大学との連携で学士取得も目指せる4年制コースも開始。現在、4年制のほか、1年間のギャップイヤーコース、オンラインのみのマイフィールドコースを展開。

◎関連書籍

これからの時代を共に創っていくための学びのあり方を考える書籍を刊行。(2024年4月)

「学び3.0―地域で未来共創人材を育てる「さとのば大学」の挑戦―」

https://satonova.org/archives/news/240326

■株式会社アスノオトについてhttps://asunooto.co.jp/

島根県海士町での活動で知られる株式会社風と土と(旧:株式会社巡の環)の共同創業者である信岡良亮が、地域と都市の新しい関係作りのために 2015 年に創業。 都市と地方、経営者と従業員、生産者と消費者といった対立関係を協働関係に変える相互理解支援を、企業研修を通じて行ってきました。現在は地域を巡り仲間と共に学び合う「さとのば大学」を主催、運営しています。

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会社概要

株式会社アスノオト

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URL
http://asunooto.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区神田神保町3丁目11番6号 神保町ビル10階
電話番号
-
代表者名
信岡良亮
上場
未上場
資本金
4320万円
設立
2015年05月