日本シングルマザー支援協会が日本教育工学会2025年春季全国大会で研究成果を発表
~シングルマザーのキャリア支援には、「協力」と「インタラクション」が有用な要素であり、自立意識を高めるカギとなり得る~

一般社団法人日本シングルマザー支援協会(本部:神奈川県横浜市、代表理事:江成 道子/以下、日本シングルマザー支援協会)と東京大学 大学院情報学環 藤本研究室(准教授:藤本徹)/以下、東京大学)は、2025年春に開催された日本教育工学会全国大会において、共同で進めてきた「シングルマザーのキャリア支援に有用な要素の検討」に関する研究成果を発表しました。本研究では、シングルマザーの経済的自立を支える要因や、支援サービスの有効性について分析を行いました。
資料添付:シングルマザーのキャリア支援に有用な要素の検討.pdf
d52947-87-4124fcb3dc334c87286f5e4612786f39.pdf研究発表の背景
日本シングルマザー支援協会は、シングルマザーの経済的自立を支援する活動を行っており、約2年間にわたり東京大学と共同研究を実施。その成果を証明するために、学術的なエビデンスの構築に取り組んできました。本発表は、そうした取り組みの一環として、日本教育工学会にて行われました。
研究の主な成果
本研究では、日本シングルマザー支援協会の支援サービスを利用して就業に至ったシングルマザーを対象に、以下の点を調査しました。(調査時期:2024年12月2日~26日/有効回答数:シングルマザー51人)
1.経済的自立主観評価
支援サービスを受けた後、シングルマザーの84%が「以前よりも自立している」と回答。特に、年収300万円以上の層で自立感が強くなっている傾向が見られました。

2. 職場コミュニケーションの重要性
フルタイム・正社員など望ましい働き方に移行するには、職場内でのコミュニケーションが重要であることが判明。

3. 「協力」と「インタラクション」が自立に与える影響
シングルマザー同士の協力や相互作用が自立支援において有効であり、特に「他の会員と協力することの楽しさやメリットを感じる工夫」が重要であることが分かりました。

4. 協会の情報提供ツールの影響
「メルマガ」「公式LINE」「アンケート」などの情報提供ツールが、シングルマザーの自立意識を高める大きな役割を果たしていることが示されました。

日本シングルマザー支援協会のメルマガについて
当協会のメルマガでは、シングルマザーの自立を支援するための情報を毎日配信しています。主な内容は以下の通りです。
女性の自立に関する考え方や最新情報(経済的・精神的な自立を支えるヒント)
キャリア支援情報:就職・転職のコツ、求人情報、リスキリング、学んで稼ぐ
成功事例の紹介:支援を受けて自立したシングルマザーの体験談
イベント・セミナー情報:キャリアアップ講座、交流会、学習会の案内
協会の最新活動報告:支援プログラムの成果や新しい取り組みの紹介
移住セミナー、移住ツアー、養育費確保、副業、法律、プレゼント他、
メルマガを通じて、一方通行の情報提供ではなく、シングルマザー同士がつながり、支え合うことができる環境を構築しています。
入会について
日本シングルマザー支援協会は、 女性限定 の会員制コミュニティです。
※シングルマザーでなくても、 女性であれば既婚・未婚を問わず入会可能 です。
今後の展望
本研究の結果をもとに、日本シングルマザー支援協会は、より効果的な支援策の開発・提供を進めてまいります。また、今後も学術的なエビデンスを基にした支援の強化を図り、シングルマザーがより安心して自立できる社会の実現を目指します。
■日本シングルマザー支援協会について
概要:女性が子どもを育てながら働きやすい社会を目指し、2013年に設立。
就職・転職がうまくいく「年収アップ」の支援、仲間が増える「コミュニティ」、人間関係が円滑になる「コミュニケーション力」を提供しています。それを体系化し「M E S(ミーズ)」というシステムの基、女性の経済的、精神的自立を支援しています
代表理事:江成道子
会員数:12,125 名(2025年1月時点)
事業内容:シングルマザー自立支援、女性起業支援、企業コンサルティング、各種研修事業
行政受託事業、地方移住支援
ウェブサイト:https://シングルマザー協会.com
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