令和7年度の日本酒神都の祈りづくり・御田植祭を執り行います
【神都の祈り日本酒プロジェクト10周年を迎えます】

明和町の観光地域づくりを推進する一般社団法人明和観光商社は(本社:三重県多気郡明和町、以下明和観光商社)は、産学官連携でつくる日本酒神都の祈りの販売及び、神都の祈りを通じた明和町の活性化に取り組む一般社団法人神都の祈りと共に、令和7年度の神都の祈りづくりの初めの工程となる御田植祭を5月17日土曜日に行います。今年は、神都の祈り日本酒プロジェクトが始まって10周年目となります。
10周年を迎える神都の祈り日本酒プロジェクト
2017年度から三重県明和町と皇学館大学(伊勢市)、および地元事業者との連携による産学官連携により米作り(生産)⇒酒造り(加工・醸造)⇒日本酒販売(流通・マーケティング)という6次産業化の実践を通じて、地域活性化に資する人材の育成を図ることを目的に始まった産学官連携神都の祈り日本酒プロジェクト。これまでも多くの学生が参加し、イベントでの出店販売や企画等を学生が主体となって行なってきました。コロナ禍において活動が数年制限されたものの、昨年はインバウンド向けのメディア取材に学生が対応するなど、新規メンバーが販売やプロモーションを学生が担ってきています。
また、本プロジェクトを通じて地域活性化を生んだOBが、明和観光商社に所属し、神都の祈りの次世代育成や日本酒づくりを通じた関係人口創出のための取り組みを進めています。
明和町の関係人口拡大の取り組みとして
神都の祈りづくりを通じて明和町の関係人口の拡大を目指して、「御田植祭」「抜穂祭」「仕込み体験」などの各工程で県内外から一般参加者を募り、1年を通じて共に神都の祈りづくりに取り組んでいます。
これまでの4年間で、のべ約100名の方々が参加し、地域とのつながりを深めてきました。
子どもたちには田植えや稲刈りといった農業体験を、日本酒好きの方には普段なかなか体験できない仕込みの工程を楽しんでいただくなど、多様な関わり方が生まれています。そして、参加者の中から、神都の祈りをお買い求めいただくことも多くなりました。
こうした参加の積み重ねが、明和町と「関わりしろ」のある関係人口の創出へとつながっていると考え、今年も一般参加者を募り、神都の祈りづくりに取り組んでいきます。
日本酒神都の祈り 御田植祭
日時:2025年5月17日(土)|10:00~13:00
場所:松幸農産 〒515-0346 三重県多気郡明和町前野1320
内容:10:00~10:40 御田植祭(神事・演舞)見学
10:50~12:00 田植え体験
12:00~13:00 ふるまい
※当日の状況によっては、時間・内容が変更になる場合があります
神都の祈りづくりプログラム参加特典
今年度の神都の祈りづくりにご参加いただいた方には、来年3月に新酒が完成次第、飲み比べセットをプレゼントします。また、今年度初回参加特典として、神都の祈り購入時に利用できるクーポンも発行いたします。
神都の祈り販売箇所
■斎宮の小さな商店街minoriya(明和町斎宮579)
■松幸農産 しあわせ家(明和町前野1320)
■皇学館サービス(三重県伊勢市神田久志本町1704)
神都の祈りづくりを通じて日本人の心を学ぶ
神都の祈りづくりは、各工程で神事を行います。日本人が古くから大切にしてきたお米作り、そして、酒造りは日本人の暮らしに密接に関係し、食文化の基礎となっています。神事を通じて、豊作、美味しいお酒のために祈り、古くからの日本人のこころを学ぶことを大切にしています。
日本酒神都の祈り<地元 100 %にこだわり、祈りによってつくられる日本酒>
酒米は三重県が開発した酒造好適米「神の穂」を、日本でもトップクラスの雨量を誇る大台ヶ原からの潤沢な水脈がある伊勢平野で栽培しています。できた酒米は、伊勢市の株式会社伊勢萬、明和町の旭酒造株式会社とそれぞれの酒蔵で醸造します。米作りから醸造まで、酒造りの各工程で御田植祭、抜穂祭、醸造祭、完醸祭と神道を学ぶ皇学館大学の学生による神事を執り行い、祈りを込めてつくっているのが特徴です。
神都の祈りは醸造している酒蔵ごとに、
(1)純米大吟醸神都の祈り 斎王(さいおう)旭酒造株式会社
(2)純米大吟醸神都の祈り 御裳濯川(みもすそがわ) 株式会社伊勢萬
の2商品をラインナップ。2つの酒蔵で仕込むことにより、同じ酒米と酵母でも酒蔵の特色を生かした異なる味わいを楽しめる日本酒となっています。
一般社団法人神都の祈りについて
一般社団法人神都の祈りは、明和町、皇学館大学、有限会社松幸農産(明和町)、旭酒造株式会社(明和町)、株式会社伊勢萬(伊勢市)の産学官連携でつくった日本酒神都の祈りの販売を行っています。神都の祈りプロジェクトの学生メンバーのOBを中心に運営を行い、日本酒の販売だけでなく、神都の祈りのPR 及び皇学館大学生の活動機会創出や神都の祈りの関係人口創出、さらには米・日本酒づくりといった明和町の伝統産業を新たな観光資源として活用し、明和町の認知度向上と来訪客増加を目指して活動しています。
一般社団法人明和観光商社について
明和観光商社は三重県・明和町の観光資源や地域資源をより効果的に連携させた観光施策を推進する中心的存在として観光地域づくりや、ふるさと納税支援などに取り組む観光庁に登録されている地域DMO&地域商社です。神宮ゲートウェイプロジェクトとして観光客の誘致に取り組み、伊勢街道の賑わいづくりや神社を軸にした地域の活性化、子どもたちの郷土愛育成にも力を入れています。
これらの取り組みにより、国史跡斎宮跡や擬革紙、御糸織をはじめとした文化財の保全と活用を目指し、そして、地域の歴史・文化を次世代に繋げ、住民の暮らしが豊かなものになるよう、地域一体となった観光地域づくりの推進を目指します。
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