伝統的工芸品にナナメウエから光を。陶器や漆器、織物や提灯まで、8つの伝統的工芸品が集う「デデデデデンサン produced by PASS THE BATON」がニュウマン新宿で初ポップアップを開催。
2025年1月28日(火)~2025年2月6日(木)の期間限定出店。※2月4日(火)は休館日
PASS THE BATONがプロデュースする伝統的工芸品に光を当て直すプロジェクト「デデデデデンサン」のポップアップストアが初めてNEWoMan SHINJUKUにオープンします。一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会とPASS THE BATONの共同プロジェクトである本企画では、輪島塗、益子焼、西陣織から八女提灯まで、現代的でポップな感性を持った伝統的工芸品や、現代の生活にも映えるクラシックな伝統的工芸品など、生活の風景を変える個性豊かなアイテムを販売します。場所はNEWoMan SHINJUKU 1Fのポップアップスペース(NEWoMan Square)。2025年1月28日(火)~2月6日(木)の期間限定で新宿の真ん中に伝統的工芸品の一風変わったショップが現れます。
デデデデデンサンについて
■デデデデデンサンとは?
伝統的工芸品と聞くと、憧れがあっても、手に触れる機会が限られていたり、軽やかに生活に取り入れることを一見むずかしく感じる。そんな方も多いかもしれません。ですが、実際には洋菓子に和食器を合わせてもいいし、お皿をアクセサリートレーに使ってもいいし、デスクに提灯を置いたっていい。これまでのイメージにとらわれず、自由に使ってみると、そこに新鮮な生活風景が広がります。
デデデデデンサンは伝統的工芸品に光を当て直すプロジェクト。伝統的工芸品のもつ「伝統」は大切にしながらも、敷居の高さはこの際取っ払って、ポップでキャッチーな見立てによって、現代の生活で使いたくなるような工芸品たちを紹介します。これまでマーケットイベント「PASS THE BATON MARKET」に通算5回出展し、40社、約35の伝統的工芸品を届けてきました。
■伝統的工芸品とは?
一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会は、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に基づき1975年に設立されました。日本各地には経済産業大臣の指定を受けた「伝統的工芸品」が現在243品目あり、人材確保及び技術・技法継承、産地支援、普及推進、需要開拓等の各種事業を通して伝統的工芸品産業の振興を図っています。伝統的工芸品とは以下の要件を満たし、経済産業大臣が指定する工芸品です。
・ふだんの生活に使われる工芸品で、主な部分が職人の手づくりによって作られています。
・100年以上前から今日まで続いている伝統的な技術や技法で作られたものです。
・100年以上前から今日まで伝統的に使われてきた原材料(またはそれと同種のもの)で作られています。
・ある程度の規模を成す一定の地域で作られています。
全国各地から8つの伝統的工芸品が登場!作り手に会える日も。
今回のポップアップには、陶器や漆器、提灯や織物など全国各地から8つの伝統的工芸品が一堂に会します。さらに、1月31日(金)~2月2日(日)はそれぞれの伝統的工芸品を手掛ける作り手がブースに登場(※1)。直接作り手の話を聞きながら、お買い物をお楽しみいただけます。
■出展事業者紹介
①庚申窯/上野焼(福岡)
福岡県で3代にわたって上野焼を作っている「庚申窯」です。上野焼の特徴は釉薬による多彩な色彩と薄造り。今回は伝統的な色に加えて、オリジナルのモノトーンに挑戦したシリーズも出品します。ぜひご覧ください。
②シラキ工芸/八女提灯(福岡)
「シラキ工芸」は福岡県八女市で提灯をつくっています。これまで盆提灯を作ってきましたが、その技術を応用してこの度ポータブルライトを作りました。さっと運んで、ぱっと灯せる提灯です。せっかくなので手にとって見てください。
③健一窯/益子焼(栃木)
栃木県益子町で焼き物を作っている「健一窯」と申します。益子焼の伝統釉のひとつである糠釉を使って出す乳白色と、飴釉の透明感のある茶色、そしてぽってりしたフォルムが特徴のシリーズをお持ちします。現代の益子焼を感じてもらえれば嬉しいです。
④岡本織物/西陣織(京都)
「岡本織物」は西陣織のなかでも「金襴」と呼ばれる寺社仏閣向けの高級織物を織ってきました。今回は金襴と世界中から集めた生地を組み合わせて作ったヘアターバン等を出品します。金色の糸が織りなす輝きをご覧ください。
⑤いけだ/山中漆器(石川)
「いけだ」は石川県山中で漆器を製造・販売する会社です。弊社では軽くてカラフルな近代漆器に力を入れています。今回は近年取り組んでいる、塗装技術を進化させた変わり塗りの漆器を出品。インテリアとして使うのがおすすめです。
⑥輪島キリモト/輪島塗(石川)
石川県輪島で漆器を製造・販売する「輪島キリモト」と申します。もともと輪島塗は丈夫なのですが、今回は更に強度を高めて使いやすくなった器や能登半島地震で廃棄されそうになったお椀を塗りかえて生まれたシリーズをお持ちします。
⑦冨岡商店/樺細工(秋田)
秋田県角館で樺細工を販売している「冨岡商店」です。茶筒を始めとした伝統的な樺細工はもちろん、現代のお住いにも馴染むモダンなデザイン製品も出品します。樺細工の茶筒はお茶に限らずパスタやコーヒーの保存にもおすすめです。
⑧浮彫社/鎌倉彫(神奈川)
神奈川で鎌倉彫を製作している「浮彫社」です。私たちが作っているのは、薄肉彫りの技法で彫刻を施した、他には無いお盆やお皿などの鎌倉彫。「なんかいいかも!」と思ってもらえる鎌倉彫のアクセサリーもお持ちします。是非ご覧ください。
(※1)作り手がブースに登場する時間帯は事前に@passthebaton_officialのインスタグラムにて告知します。
POP UP 概要
■「デデデデデンサン produced by PASS THE BATON」
期間:2025年1月28日(火)~2025年2月6日(木)※2月4日(火)は休館日
場所:NEWoMan SHINJUKU 1F NEWoMan Square
営業時間:(月~土)11時~20時半(日・祝)11時~20時※NEWoMan SHINJUKUの営業時間に準ずる
主催:一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会
プロデュース:PASS THE BATON(株式会社スマイルズ)
プロジェクト概要
■PASS THE BATONのプロデュースについて
“NEW CYCLE COMMONS”をコンセプトに、これまでと異なる視点でモノを見立てる、モノにまつわるストーリーを紡ぐ、といった手法で企業のプロデュース、商品開発、PRなどの伴走をしています。
■デデデデデンサンプロジェクトについて
Vision
デデデデデンサンでは伝統産業の文脈を十分に理解しつつも、伝統的工芸品をミタテの視点(※デデデデ視点)で見直すことにより、現代に通じる生活者にとっての価値を捉えます。
Research
デデデデデンサン的リサーチは以下を基本姿勢にします。
出かけて見学 - 産地を訪れて伝統的工芸品の制作過程や製造現場を実地に見学する
出会いを重視 - 伝統的工芸品の技術を受け継ぐ方々と対話し、共に工芸品の価値を探す
伝統踏まえて - 伝統的工芸品の歴史や技術など伝統を踏まえたうえで、新しさを見つける
デッドストックも - 現行品はもちろん生産中止になったデッドストックまでつぶさに見る
▶Smiles:Creative Archives デデデデデンサン https://creative.smiles.co.jp/projects/dededededensan/
株式会社スマイルズ
株式会社スマイルズは、【実業とプロデュース・コンサルティング】を行う会社です。スープ専門店「Soup Stock Tokyo」をはじめの事業として、ネクタイ専門店「giraffe」や「PASS THE BATON」など、既成概念や業界の枠にとらわれず、新しい生活の在り方を提案する事業を展開してきました。近年では、価値のコンサルティング・プロデュースファーム「Smiles: PROJECT & COMPANY」として、自らの実業知を生かしながら、事業開発からデザイン・PR・オペレーションコーディネート・空間デザイン、WEB構築に至るすべての機能を持ち、”N=1”の経験と感性を発意にすることで”なかった価値”を生み出しています。
▶Smiles:公式WEBサイト http://www.smiles.co.jp/
▶Smiles:Creative Archives https://creative.smiles.co.jp/
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