特定技能外国人ドライバーの採用についてX Mileとアドセックがパートナー契約を締結

～深刻化する運送業界の人手不足に対してバングラデシュ人材を活用した支援を推進～

X Mile株式会社

2025年1月10日 10時00分

X Mile株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：野呂寛之、以下、X Mile）と、アドセック株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：小泉久也、以下アドセック）は、特定技能外国人の受入れに関するパートナー契約を締結いたしました。

本協業を通じて、アドセックとX Mileは、お互いのノウハウを組み合わせ、深刻化するトラック・バス・タクシーのドライバー不足解消に向けて、国内の運送企業の皆様が特定技能外国人を雇用するための仕組みづくりをサポートしていきます。

協業の背景と目的

本協業の最も大きな目的は自動車運送業分野（以下、運送業）における人手不足の解消になります。

運送業分野では、時間外労働規制の見直し、いわゆる「2024年問題」と、担い手不足を踏まえ、今後５年間で約288,000 人（トラック運送業：約199,000 人、タクシー運送業：約67,000人、バス運送業：約22,000人）のドライバーの不足が生じると推計されております。（出所：国土交通省「自動車運送業分野における特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する方針」より）

また、2024年10月時点の自動車運転従事者の有効求人倍率は2.67と全産業平均の1.27を大きく上回って推移しており、人手不足は他産業と比較しても深刻な状況となっております。

そのような背景から2024年3月29日に運送業分野が特定技能制度の対象分野に追加されることが決まり、一定の技能水準と日本語能力を要件に最大で2.45万人の外国人の受入れが可能となりました。

一方で、運送業における特定技能外国人の受入れはスタート段階であり、①受入れ基準の遵守、②文化の違いなどを踏まえたコミュニケーション課題、③雇い入れの準備など様々な課題が存在しております。

そこで、既存の特定技能外国人の職業分野において豊富な支援実績のあるアドセックと国内最大級のドライバー採用支援実績のあるX Mileがパートナー契約を締結することにより、運送業における特定技能外国人の受入れをサポートしていく所存です。

バングラデシュの特徴について

　バングラデシュは国土が日本の約4割、人口が約1.8億人の成長国家です。世界で一番労働者を海外に輩出している国です。国民の85%以上がイスラム教徒であり、原則として飲酒を行わないこと、人材の特徴として責任感の強さや忍耐強さがあり、コミュニケーション能力が高いことが挙げられます。既に多くの職業ドライバーを世界に輩出しています。