アダル、「ORGATEC TOKYO Awards」で準グランプリを受賞
2年連続受賞!ブース材料78%以上を自社工場で再利用するサステナビリティが高評価
創業71年、レストラン・ホテル・オフィスなど多業界に家具を納入する業務用家具メーカーの株式会社アダル(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:武野 龍、以下「アダル」)は、2024年5月29日 (水)から東京ビッグサイトで開催中の、国際オフィス家具見本市「オルガテック東京2024」において、「ORGATEC TOKYO Awards」にて準グランプリを受賞しました。家具の内部材を使用し、78%以上を再び自社工場で再利用するという独自性のあるサステナビリティが評価されました。昨年の永山祐子選考委員特別賞に続き、2年連続のアワード受賞となります。会期は5月31日(金)までとなります。ご来場を心よりお待ちしております。(アダルブース : 東4ホールF-15)
【再利用率78%】展示会ブースから新しい家具へ
当社はオルガテック東京2023から「Use and Reuse」というコンセプトのもと、自社工場を持つ家具メーカーとしてサステナビリティに積極的に取り組んでいます。一般的にメーカーのサステナブルアクションは、工場で出た廃材を活用したり、リサイクルされた素材を使ったりすることが通例ですが、展示会ではそのどちらにおいても会期後に大量の廃棄物が発生するという課題がありました。
そこで当社は、壁面や商品展示台にウレタンフォームやベニヤなどの身近な素材を使用しブースデザインを行い、会期後はそれらを再び工場に戻しソファの内部材として78%以上を再利用する取り組みをしています。壁面はボタン締めのみでウレタンフォームを取り付けし、会期終了後はボタン締めを外せば容易に分解ができるようにするなど、デザイン性のみならず再利用しやすい設計にも気を配りました。
当社は今後も持続可能なデザインに取り組み、よりよいワークプレイスの実現に貢献してまいります。
限られた資源で美を生み出す
ブース外観は、1970年代のスペインの建築家ミゲル・フィサクの「Pascual de Juan House」からインスピレーションを得ています。 当時のスペインは経済的に不安定な状況でしたが、ミゲル氏は安価な材料であるコンクリートを用い、無機質な素材に有機的で柔らかい印象を加えることで、独創的な建築を生み出しました。 「限られた資源の中で、広く流通する素材を用い、美しく独創的なデザインを生み出す」という考え方は、持続可能性が求められる現代にも通じます。
当社のブース壁面には、椅子張りを得意とする私たちにとって最も身近なウレタンフォームを使用し、素材そのままの状態にボタン締めを施すことで立体感と柔らかさを演出しています。
■オルガテック東京2024の概要
会期:2024年5月29日(水)~31日(金)10:00~17:00(最終日のみ16時まで)
会場:東京国際展示場「東京ビッグサイト」東4・5・6ホール
アダルブース小間番号 : 東4ホールF – 15
<参考>アダル、オフィス家具見本市「オルガテック東京2024」に出展
■展示商品の一部紹介
希少な国産い草を用いたサステナブルブランド《Look into Nature》のプロダクトを展示。ドイツ人デザイナーMichael Geldmacherによる砂丘からインスピレーションを得たシェーズロング。世界三大デザイン賞の一つ、iFデザインアワード2024をはじめ、Archiproducts Design Award 2023、JCDプロダクトオブザイヤー2023準グランプリを受賞した商品です。
《Look into Nature》とは、国産い草の魅力を家具を通じて世界に広め、非常に聞き的な状況である日本のい草産業の未来を守ることをミッションに掲げたサステナブルブランドです。
SAKYUデザイナー:Michael Geldmacher
2000年にドイツミュンヘンにて、Neuland Industriedesignを共同設立し、すぐに家具デザインの分野で頭角を現し、ドイツのトップ50のデザインオフィスに選出されるなど、有名なデザインスタジオの一つとなりました。2015年に独立後、過去15年間においてMDF Italia、Bulthaup、Kristalia、Magis、 Interlübke、Nils Holger Moormannなど国際的な有名ブランドとコラボレーション。受賞歴に、ELLE DECO DESIGN AWARD、The Wallpaper Design Awards、The Chicago Good Design Award、The Interior Innovation Design Award “Best of the best“、The Ger-man Design Award、the IF Design Awardなど。
<参考>
■業界初の家具提案支援システム「カグポン」を初披露!
カグポンは、“業界初”の家具・インテリア業界、施工・設計業者に向けた家具提案支援システムです。3Dデータを用いた家具レイアウト、見積もり、テレビ会議のシステムを全て一体化。今まで営業活動にかかっていた家具提案までのステップを全て完結できる、利便性と効率性に優れた全く新しいシステムです。カグポンサイト:https://www.kagupon.com/
■ブースデザイナー
STONE DESIGNS(ストーンデザインズ)
スペイン出身のクトゥ・マスエロス氏とエバ・プレーゴ氏が率いるデザインオフィス。インテリアデザイナーやプロダクトデザイナーだけでなく、建築家やフォトグラファーも集結したパワフルなクリエイティブチームです。1995年の設立以来、“人のためにカタチにする”を大切にし、世界中で前衛的なデザインを展開しています。これまでに、シェラトンのリゾートデザイン・レクサスの特別仕様車デザイン・コカ・コーラのオフィスデザインをはじめ、ロレアル・アディダス・無印良品・モビスターなど、世界的ブランドのプロジェクトに数多く携わり、様々な方面から高い評価を受けてきました。自由奔放で温かみに溢れるクトゥ氏、周囲が圧倒されるほど独創的で根気強いエバ氏。山と海、自然をこよなく愛する2人のクリエイティビティが、“次のデザイン”を生み出していきます。https://stone-dsgns.com/ja/
■オルガテック東京とは
オルガテックとは、70 年に渡りドイツのケルンで開催されてきた世界最大規模の最先端のオフィス環境を提案するイベント。今年で3度目の開催となる「オルガテック東京2024」では、世界から150以上のブランドが参加。クリエイティビティあふれる最新鋭のオフィスデザインとワークスタイルが集結します。
株式会社アダル
「家具を通して人の営みを支え、より豊かで快適に過ごせる空間を提供する」をミッションに、レストラン・ホテル・オフィスなど多様な空間に家具を提供する創業71年の業務用家具メーカー。社名のADALはADviser for Amenity Life(快適な生活空間のアドバイザー)の略。福岡本社をはじめ全国14拠点を構え、80名以上の職人が勤務する業界最大級の総合工場を所有。業界初の自社ECサイト( https://adal-online.shop/ )を運営し全国の顧客ニーズに応える。福岡・東京オフィスにて『快適な働き方』を体験できるライブ型ショールーム「ADAL CREATIVE PLACE」の見学予約を随時受付中。
■会社概要
会社名 : 株式会社アダル
代表取締役社長: 武野 龍
所在地 : 〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈3-13-2
設立日 : 1968年4月
事業内容 : 業務用イス・テーブル・什器などの製造および販売、家具輸入販売、その他、インテリア資材販売及び設計・施工
資本金 : 1億8,225万円
従業員数 :262名(2024年2月時点)
URL : https://www.adal.co.jp/
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