【調査レポート】健康経営の取組による多面的な効果が明らかに ~約53万人のストレスチェックデータ分析から見えた、健康リスクの低下と生産性向上~

MBK Wellness株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長:森田 剛至)保健同人フロンティア事業本部は、ストレスチェックシステム「HoPEサーベイ」の約53万人分のデータを用い、健康経営を実践する企業における健康および組織状態の特徴を明らかにすることを目的として、調査・分析を実施しました。
調査分析の背景
2015年にストレスチェック制度が施行されてから10年が経過し、職場におけるメンタルヘルス対策として、ストレスチェックは多くの企業で定着してきました。近年では、従業員50人以下の事業場においてもストレスチェックの実施が義務化されるなど、企業規模を問わず、働く人の健康状態を把握する仕組みとして、その重要性は一層高まっています。
一方で、ストレスチェックが広く普及する中、「実施すること」自体が目的となり、その結果をどのように職場環境の改善や健康経営の推進に活かしていくかが、企業にとっての新たな課題となっています。健康経営に取り組む企業が増加する中で、ストレスチェックを単年の測定にとどめるのではなく、経年での変化を捉え、施策の効果検証や継続的な改善につなげていく有効活用への期待が高まっています。
こうした背景のもと、健康経営においては取り組みの実施状況だけでなく、従業員の健康や組織の状態、生産性などにどのような効果をもたらしているのかを、データに基づいて示すことの重要性が高まっています。毎年実施されるストレスチェックは、経年で変化を把握できる仕組みであり、健康経営施策の効果を継続的に確認する手法として有効です。そこで当社では、ストレスチェックシステム「HoPEサーベイ」の約53万人分のデータを用い、健康経営を実践する企業における健康および組織状態の特徴を明らかにすることを目的として、調査・分析を実施しました。
調査概要
ストレスチェック「HoPEサーベイ」2025年度実施状況総括
調査期間:2025年1月1日~12月31日
対象:ストレスチェック「HoPEサーベイ」を受検した従業員
分析対象者数:531,397人
分析詳細:業種別、性別、健康経営推進企業別など様々なカテゴリによる集計
調査機関:自社調査
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調査結果
MBK Wellnessが提供するストレスチェック「HoPEサーベイ」を利用している企業のうち、健康経営推進企業の従業員とその他の企業の従業員を比較しました。なお、健康経営推進企業は、健康経営優良法人認定取得企業と定義し、そのうち、健康経営銘柄およびホワイト500企業をわけて比較しました。
① 高ストレス者割合の比較
本調査対象企業全体における高ストレス者割合の平均は12.5%でした。
健康経営推進企業、ホワイト500および健康経営銘柄企業、その他の企業で高ストレス者割合を比較したところ、健康経営推進企業とその他企業との間には有意な差は認められませんでした。一方で、ホワイト500および健康経営銘柄企業については、その他企業と比較して高ストレス者割合が有意に低い結果が確認されました。

② 総合健康リスクの比較
本調査対象企業全体における総合健康リスクの平均は91.4でした。
総合健康リスクは、ホワイト500および健康経営銘柄企業が最も低く、健康経営推進企業と比較すると5.8、その他企業においては6.7、差がある結果となりました。
健康経営推進企業とその他企業を比較したところ、健康リスクA(仕事の量の多さやコントロールの低下に起因するリスク)については、両者のスコアに有意な差は認められませんでした。一方で、健康リスクB(上司および同僚からのサポートの低さに起因するリスク)では明確な差が確認され、健康経営推進企業の方が有意に低い結果となりました。さらに、ホワイト500および健康経営銘柄企業では健康リスクBのスコアが一層低く、その他企業と比較して7.7ポイント有意に低い結果が確認されました。

調査から見えたポイント
本調査では、約53万人分のストレスチェックデータを分析した結果、健康経営優良法人認定制度に取り組むことは、は、従業員のストレス状態、健康リスク、人材定着、生産性といった複数の指標にポジティブな影響を与えることが示唆されました。特に、ホワイト500や健康経営銘柄企業では、高ストレス者割合や上司・同僚からのサポートに関する健康リスクが低く、人材定着や仕事に対する向上心といった指標においても高い結果が見られました。
今後は、ストレスチェックを活用して自社の状態を継続的に把握し、健康経営の取組の質を高めていくことが、効果をより実感するための重要なポイントになると考えられます。
ストレスチェック「HoPEサーベイ」の特長
■ストレス状態だけでなく人材の定着や組織の生産性をわかりやすいレポートで把握
■健康経営推進の効果検証の指標として活用可能
■使いやすいシステムにより人事・従業員の皆様の負担を軽減
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本件に関するお問い合わせ
保健同人フロンティア 事務局
E-mail : hkd-inside@hkdft.com
MBK Wellness 株式会社 保健同人フロンティア事業本部について
1946年、結核療養のための啓発雑誌『保健同人』の発刊を目的に創業。その後、日本初となる「人間ドック」の創案や、一般家庭向け医学書『家庭の医学』を発刊。今日に至るまで、企業人事や健康保険組合、事業法人など主要なお客様を対象に健康相談サービスやEAPサービス、健康経営支援サービスなど人々のWell-beingの実現に向けた事業を展開しています。
(主要なサービス)自社開発のストレスチェックツール「HoPEサーベイ」、ヘルスケアサービス「みんなの家庭の医学」、動画コンテンツサービス「ウェルスタ」等
【会社概要】
社名: MBK Wellness 株式会社
代表取締役社⻑: 森田 剛至
本社: 〒105-0004 東京都港区新橋1-1-1 ⽇⽐⾕ビルディング7F
株主: 三井物産株式会社
創業: 1946年6⽉1⽇
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