初のDCDコミックエッセイ刊行! 自転車に乗れない、文字が壊滅的に下手、縄跳びがとべない……。親子が試行錯誤する奮闘記。
主人公のウノ君は、体の使い方がとても不器用で、幼児期から公園でうまく遊べなかったり食べ物をこぼしたりしていました。小学校にあがると、書き取りでノートの枠内から文字がはみ出してしまったり、なわとびがとべなかったり……。
「それくらいよくあることでしょ」「今までだって、運動が苦手でぶきっちょな子はクラスにひとりはいた」と思われるかもしれません。DCD(発達性協調運動障害)は、ほかの発達障害以上に周囲の大人に見落とされているのが現状です。
今まで困っていた子どもたちや周囲の大人がDCDを知って、自尊心を失うことなく明るく大人になることができたら、もっと活躍できる人が増えて、もっと良い社会になるはず。まだまだあまり知られていないDCDの症状や困りごとを少しでも多くの方々に知ってもらうためにつくられた啓発コミックエッセイです。
これがDCD?
親の心にひそむ、よその子と比べる悪魔!
道具を変えてみるだけでも前向きになれる
目次
⚫DCDなんて全然わからない 0〜2歳
⚫悪魔と出会う!?
⚫好きを探そう
⚫小学校入学、前途多難
⚫外遊びってしなくちゃいけないの?
⚫限界
⚫診断
⚫孤軍奮闘を覚悟するも
⚫アプローチを変えよう
⚫変化
⚫ノリノリ
書誌情報
『なわとび跳べないぶきっちょくん ただの運動オンチだと思ったら、DCD(発達性協調運動障害)でした!』
【著】オチョのうつつ
【監修】古荘純一
□定価=本体1,600円+税
□A5判/160ページ
□ISBNコード:978-4-7726-1538-9
□Amazon
https://amzn.asia/d/cwZJ6eB
□楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/search?sv=30&v=2&oid=000&f=A&g=001&p=0&s=0&e=0&sitem=9784772615389
著者情報
オチョのうつつ
漫画家。息子がDCD(発達性協調運動障害)と診断される。X(旧Twitter) @ochonoutsutsuで「息子、極度の運動音痴だと思っていたらDCD(発達性協調運動障害)だと診断された話」を漫画で公開し、当事者を中心に大きな反響をよんだ。
ぶんか社にて『しゃんしゃん婆ミツコ御年90歳!』『サレ妻デザイナーの私を見て笑え!!』電子書籍発売中。
古荘純一
青山学院大学教育人間科学部教育学科教授。小児科医、小児精神科医、医学博士。昭和大学医学部卒、同大学院修了。昭和大学医学部小児科学教室講師を経て現職。小児精神医学、小児神経学、てんかん学などが専門。発達障害、トラウマケア、虐待、自己肯定感などの研究を続けながら、教職・保育士などへの講演も。
主な著書・監修書に『自己肯定感で子どもが伸びる―12歳までの心と脳の育て方』(ダイヤモンド社)、『日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか 児童精神科医の現場報告』(光文社新書)、『DCD 発達性協調運動障害 不器用すぎる子どもを支えるヒント』(講談社)など。
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