米国株式を維持しつつ、新興国株式や金を減らしハイイールド債券と不動産を増やす
AI投資「ROBOPRO」2025年11月の投資配分(10月29日変更実施)
SBIグループで革新的な金融ソリューションを提供する株式会社FOLIOホールディングスの子会社である株式会社FOLIO(東京都千代田区、代表取締役:四元 盛文、以下「FOLIO」)は、2025年10月29日、AI投資「ROBOPRO」において、原則、月一回実施する投資配分の変更を行いました。

今回の投資配分の変更では、配分の高い順に米国株式、ハイイールド債券、不動産、新興国株式を中心に保有しつつ、金、新興国債券、米国債券、先進国株式をわずかに保有する8資産構成となりました。ROBOPROで活用されているAIに基づく各資産のリターン予測を比較すると、米国株式の見通しが高位となった一方、先進国株式、金は相対的に低位な見通しとなりました。その他の資産については、新興国株式の見通しは前月比で大きく後退、債券資産は相対的に中立な見通しの中で、前月比では改善しました。
そしてこれらの予測を踏まえて、金融工学に基づいたポートフォリオの最適化を行った結果、米国株式の配分は高水準を維持しつつ、金と見通しの低下した新興国株式の配分を下げ、ハイイールド債券と不動産の配分を上げることで、株式資産からの一部シフトを行いました。

※上記投資配分について、2025年6月は5月29日、2025年7月は6月27日、2025年8月は7月29日、2025年9月は8月29日、2025年10月は9月30日、2025年11月は10月29日のそれぞれの変更時点の比率を示しています。
※帯グラフの各数値は小数第2位以下を切り捨てて表示しているため、表示上の数値を合算しても100%にならず誤差が生じる場合があります。
◼️AI予測および今回の投資配分変更の背景
米国株式はAIによる見通しが高く、前回に続いて今回も高い配分となりました。その背景として、米国株式の長期の価格推移の状況から、引き続き上昇余地が残されていることや、主要通貨全体(日本円を除く)に対するドル安傾向が魅力度を高める方向に作用したことが挙げられます。
ハイイールド債券については、長期的な価格推移からみて下値不安が低下したことや、米国株式市場の動きに落ち着きが見られてきたこと等が見通しを改善させました。不動産については、一般的に金利低下が追い風となりやすく、米利下げなどで金利低下への期待が高まる中で、他の資産に比べ価格が出遅れている分、相対的に利回り面での魅力が向上したこと等が投資配分を引き上げた背景にあると考えられます。
他方で、金は直近の急ピッチな価格上昇に加え、他の商品価格の連鎖的上昇の広がり等から過熱感が高まったと判定され、見通しが後退した新興国株式と合わせて配分比率を減らしています。
全体として、引き続き米国株式を中心とした米国資産に重きをおく投資配分となりましたが、その米国資産の内訳においては、性質の異なるハイイールド債券と不動産も比較的多く組み入れることで、バランスを取るかたちとしました。
▶︎今回分や過去の投資配分の変更については、以下URLをご参照ください。
「ROBOPRO」リバランスレポート https://ai.folio-sec.com/rebalance-report
■「ROBOPRO」の特徴
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40以上の先行指標を多角的に分析し、将来を予測
AIが40種類以上のマーケットデータを使い、約1,000種の特徴量を組み合わせて多角的に分析し、金融市場を予測しています。分析に用いるマーケットデータは、実際の景気より先に上下する「先行性の高いデータ」のみを厳選しており、これにより精緻な予測が期待されます。
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合理的な判断を行い、トレンド変化への対応が期待される
AI技術と伝統的な金融工学理論を融合させた合理的な投資判断プロセスで運用が行われます。人は感情や思い込みに左右され冷静な判断を行うのが難しいことがありますが、本サービスはそれらに左右されないため、定量的な視点で合理性に徹した判断を行います。
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AIの予測を基に、毎月投資配分を変更
ある時は攻めの資産である株式の比率を増やし、またある時は守りの資産である金の比率を上げるなど、相場予測に基づく投資配分により、パフォーマンスの最大化を目指し続けます。なお、相場の急変時には臨時で投資配分の変更を行い、相場の変化に対応します。
▶︎「ROBOPRO」の詳細については、以下URLをご確認ください。
■AI投資ノウハウの活用
FOLIOが「ROBOPRO」を通じて培ってきたAI投資のノウハウは「SBIラップ AI投資コース」(株式会社SBI証券)、「ひめぎんラップ/ROBO PRO AIラップ」(株式会社愛媛銀行)および「あしぎん投資一任サービス STORY AIコース」(株式会社足利銀行)でも活用されています。またSBI岡三アセットマネジメント株式会社により設定された公募投資信託「ROBOPROファンド」等のように、当社が投資助言者として関わる金融商品への活用も広がっています。
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商号等:株式会社FOLIO 金融商品取引業者
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本社所在地:東京都千代田区一番町16-1 共同ビル一番町4階
事業内容:グループ会社の経営管理および付帯業務
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 甲斐 真一郎
設立:2019年4月1日

■株式会社FOLIO 会社概要
本社所在地:東京都千代田区一番町16-1 共同ビル一番町4階
事業内容:第一種金融商品取引業、投資運用業、投資助言・代理業
登録番号等:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2983号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
代表者:代表取締役 四元 盛文
設立:2015年12月10日

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