OrcaRouter、DeepSeekの新モデル「DeepSeek-V4.1-Flash」の提供を開始

最大100万トークンの長文処理と画像入力に対応。旧世代の上位モデルを上回る性能を、入力100万トークンあたり0.15米ドルから提供

FlashLabs株式会社

FlashLabs株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:細井洋一、以下「FlashLabs」)は、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、当社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」(AIモデルへのアクセスを1つにまとめる中継サービス)において、DeepSeekの新モデル「DeepSeek-V4.1-Flash」の提供を開始したことをお知らせします(2026年9月10日発表※1)。

「DeepSeek-V4.1-Flash」は、DeepSeekが2026年9月10日(米国時間)に公開した新世代アーキテクチャのモデルです。一度に最大100万トークンの長文と画像をまとめて読み込むことができ、1回の応答で最大38万4000トークンを生成できます※2※4。OrcaRouterでは、プロバイダーが定める価格のまま、入力100万トークンあたり0.15米ドル(オフピーク時)から利用できます※3※5。

主なポイント

  • DeepSeekの新モデル「DeepSeek-V4.1-Flash」を、OpenAI互換の1つのAPIから利用可能に※1

  • 最大100万トークンの長文コンテキスト(AIモデルが一度に処理できる情報量)に対応。1回の応答で最大38万4000トークンを生成できる※4

  • テキストと画像の入力に対応(出力はテキスト)。これまで別々に提供されていたテキスト向けモデルと画像対応モデルを1つに統合※2※4

  • ツール呼び出し(外部ツールの利用)・決まった形式での出力・推論(思考)の過程の記録取得など、エージェント開発に必要な機能に対応※4

  • 料金はプロバイダー定価のまま(手数料なし):入力0.15米ドル/出力0.60米ドル(100万トークンあたり・オフピーク時)※3※5

  • 旧世代の上位モデル「DeepSeek-V4-Pro」について、性能・コスト・速度・処理時間のいずれにおいても上回るとDeepSeekは説明※2

開発の背景

DeepSeekは2026年9月10日(米国時間)、新世代アーキテクチャのモデル「DeepSeek-V4.1-Flash」を公開しました※2。同社によると、同モデルは新しいアーキテクチャ群のうち最も小さいモデルでありながら、画像を理解する能力(ネイティブな視覚理解)を備え、より高い性能の上限・より速い推論・より高い処理能力を目指して設計されています※2。

AIモデルの世代交代が速まるなかで開発者の負担になるのが、モデルが入れ替わるたびにAPIやプロンプトを見直す作業です。DeepSeekは今回、従来の「DeepSeek-V4-Flash」と画像対応の実験版「DeepSeek-V4-Flash-Vision-Exp」の提供を終了し、その両方の後継として本モデルに一本化しました※2※6。OrcaRouterは、こうした各社の新モデルを公開後まもなくカタログに追加し、エンドポイントやリクエスト形式を変えることなく1つのOpenAI互換APIから利用できるようにしています。「DeepSeek-V4.1-Flash」についても、DeepSeekによる公開と同日にカタログへ追加しました※1。

DeepSeek-V4.1-Flashについて

「DeepSeek-V4.1-Flash」は、長い入力と長い出力を必要とする作業に向けて設計されたDeepSeekの新モデルです※2※4。主な仕様は次のとおりです※4。

  • コンテキスト:最大100万トークン/最大出力:38万4000トークン

  • 入力:テキスト・画像/出力:テキスト

  • 思考モード(既定)と非思考モードに対応。思考モードでは推論の強さを「低」「高」「最大」から選べる

  • チャット形式・Responses API(OpenAIの最新API形式)・Anthropic互換APIの3形式に対応

  • ツール呼び出し(外部ツールの利用)・決まった形式での出力・コードの穴埋め生成などに対応

  • モデルの重みはHugging Faceで公開されており、技術レポートもあわせて公開※2

モデルの規模は552B(5520億)パラメータで、入力の処理に使うパラメータを8B(80億)に、出力を16B(160億)に絞り込む新しい非対称型の設計により、必要な計算量を抑えつつ性能を高めています※2。従来世代と比べて、会話の内容を再利用するための記憶領域(KVキャッシュ)の必要量はメモリで4分の1、ストレージで8分の1になるとされています※2。

DeepSeekが公開したベンチマークでは、Terminal-Bench 2.1で90.6、DeepSWE v1.1で74.2、NL2Repo-Benchで65.4、GPQA Diamondで90.9、HLE(ツール使用時)で63.9、BabyVisionで89.6、Chartography(ツール使用時)で78.9を記録しています※2。

モデルの詳細は、OrcaRouterのモデルページで確認できます。

OrcaRouterでの提供について

OrcaRouterでは、モデルID「deepseek/deepseek-v4.1-flash」として、次の3つの形式のAPIから利用できます※4。

  • チャット形式:/v1/chat/completions

  • Responses API形式:/v1/responses

  • Anthropic互換形式:/v1/messages

料金はプロバイダーが定める定価のままで、OrcaRouter側での上乗せ(マークアップ)はありません。オフピーク時は入力100万トークンあたり0.15米ドル、出力100万トークンあたり0.60米ドル、キャッシュ(同じ内容の再送)が効いた入力は100万トークンあたり0.003米ドルです。平日の特定時間帯(協定世界時01:00〜04:00および06:00〜10:00)はこれらの2倍の料金が適用され、それ以外の時間帯と週末はすべてオフピーク料金となります※5。

あわせて、モデルを自動で選ぶ「orcarouter/auto」の選択肢にも加わり、用途に応じた自動振り分けの対象になります。既存のアプリケーションは、モデルIDを差し替えるだけで本モデルを利用できます。

今後の展望

OrcaRouterは今後も、各社による新モデルの発表に追随してカタログを更新し、フロンティアモデルを含む200以上のモデルを1つのAPIから利用できる環境を提供してまいります。あわせて、自動ルーティングの精度向上や、より効率的なキャッシュ運用を通じて、AI活用のコスト最適化に貢献します。

OrcaRouterについて

OrcaRouterは、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、FlashLabs株式会社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイ(AIモデルへのアクセスを1つにまとめる中継サービス)です。OpenAI互換のAPIを備え、AnthropicOpenAIGoogle GeminiDeepSeekGrokQwenなど200以上のLLM・生成AIモデルを単一のゲートウェイから利用できます。直近では、DeepSeek-V4.1-FlashGPT-6 AstraClaude Opus 5Gemini 3.8 FlashGrok 4.6など、各社の最新モデルが公開後まもなくカタログに追加されています。OrcaRouterAIモデル一覧からすべてのモデルを確認できます。

会社概要

FlashLabs株式会社

  • 本社所在地:東京都千代田区一番町10番8号

  • 代表取締役:細井洋一

  • 設立:2023年7月

  • 事業内容:AI応用研究所(Human-AI Hybridで営業・CXの自動化・自律化。OSS音声モデルChromaの開発元)

  • URL:https://www.flashlabs.ai/

Continuum AI

  • 「次の10年の知能システムを支える基盤インフラを開発する研究機関(米国)」

  • OrcaRouterの開発・提供

  • URL:https://www.continuum01.ai/

本件に関するお問い合わせ

FlashLabs株式会社 マーケティング部 小林光喜

E-mail:koki.kobayashi@myflashcloud.com

※1 「DeepSeek-V4.1-Flash」のOrcaRouterでの提供開始は、OrcaRouter公式Xアカウント(@OrcaRouter)での発表(2026年9月10日)およびOrcaRouterのモデルページに基づきます。 

※2 「DeepSeek-V4.1-Flash」の発表日・構成・性能に関する説明は、DeepSeekの公式発表(DeepSeek API Docs「DeepSeek-V4.1-Flash: Smarter, Faster, More Efficient」・2026年9月10日)に基づきます。上位モデルとの比較はDeepSeekによる説明であり、当社による独自検証ではありません。 

※3 提供価格は、OrcaRouterのモデルページ(2026年9月11日時点・当社確認)に基づきます。価格は変更される可能性があります。 

※4 モデルの仕様および利用可能なAPI形式は、OrcaRouterのモデルページ(2026年9月11日時点・当社確認)およびDeepSeekの公式発表(2026年9月10日)に基づきます。 

※5 「手数料なし」は、OrcaRouter側で価格に上乗せ(マークアップ)を行わないことを指します。ピーク時間帯(平日 01:00〜04:00、06:00〜10:00 協定世界時)はオフピーク料金の2倍が適用され、それ以外の時間帯と週末はオフピーク料金となります(2026年9月11日時点・当社確認)。 

※6 旧モデル「DeepSeek-V4-Flash」「DeepSeek-V4-Flash-Vision-Exp」はDeepSeek側で提供を終了しており、「DeepSeek-V4-Pro」は「DeepSeek-V4.1-Flash」へ順次切り替えられる予定です。詳細はDeepSeekの公式発表(2026年9月10日)に基づきます。

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会社概要

FlashLabs株式会社

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URL
https://www.flashintel.ai/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区一番町10番8号
電話番号
-
代表者名
細井洋一
上場
海外市場
資本金
-
設立
2023年07月