「エル」が「エル・ソリダリテ・モード・ジャパン」を開催し、女性の社会進出を支援
教育機会を必要とする若い世代の女性をサポートし、ファッションの世界への門戸を開く
「エル・ソリダリテ・モード」は、2004年にフランスでエル・ファンデーションによって設立されたプロジェクトです。ジャン=ポール・ゴルティエ、エリー・サーブそしてクリストフ・ルメールといった世界的デザイナーの支援のもと、毎年、教育を受ける上で経済的な支援を必要とする女性を対象にコンクールを開催。世界的デザイナーを含む審査員が選出した3名の学生に対して、パリにあるファッションの有名校3校(エスモード、エコール・ドゥ・ラ・シャンブル・サンディカル・ドゥ・ラ・クチュール・パリジェンヌ、ステュディオ・ベルソー)のいずれかにおけるファッションデザインの勉強をする機会を提供しています。2018年はファッションデザイナーのサイモン・ポート・ジャックムスを審査員長に迎え、同コンクールが開催されます。
「エル・ソリダリテ・モード」を開催するエル・ファンデーションは2004年にフランスに設立され、世界中の女性に対する教育や職業訓練の機会、そして情報の提供を通じて女性の社会進出を支援しています。
今回、日本ではエスモードジャポン(株式会社エスモード;東京渋谷区)、ザ・ウールマーク・カンパニー(日本支社;東京都港区)ならびにエル・ファンデーションの協力によって「エル・ソリダリテ・モード・ジャパン」の開催が実現しました。同プロジェクトでは、2018年6月から12月に行われる各種審査(デッサン画、作品制作、プレゼンテーション)を通じて1名の受賞者を選出。受賞者に対してはエスモードジャポン東京校における3年間の学費と教材費を含む奨学金に加え、エスモードジャポンと提携するスポンサー企業での研修機会を提供していきます。
「エル・ソリダリテ・モード・ジャパン」の設立について「エル」編集長の坂井佳奈子は、次のように話しました。「『エル・ソリダリテ・モード』を日本で開催できたことを、誇らしく思います。このプロジェクトを通じて、世界レベルで活躍できる未来のクリエーターが誕生する日をとても楽しみにしています」。
今後「エル」では、同プロジェクトを通じて、経済的な援助を必要とする才能豊かな若い世代の女性を対象に、より高度なファッションを学ぶ機会を提供していくことでファッション業界の世界への門戸を開き、女性の社会進出を支援していきます。
【「エル・ソリダリテ・モード・ジャパン」概要】
名称: | エル・ソリダリテ・モード・ジャパン (URL: http://www.elle.co.jp/fashion/news/wisfe-elle-solidarite-180615) |
主催: | 『エル・ジャポン』、「エル・ガール」、「エル・オンライン」 |
協力: | エスモードジャポン、エル・ファンデーション |
協賛: | ザ・ウールマーク・カンパニー |
コンクール期間: | 2018年6月(告知)~12月(最終選考) |
応募資格: | 2019年4月1日時点で満18歳以上、2019年3月31日時点で満25歳以下の方(将来ファッション業界で働く夢を持っており、経済的な支援を必要する方) |
応募方法: |
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受賞内容: |
受賞者数:1名 |
審査内容: | 【第1次選考】 デッサン画<2018年8月31日提出期限> 「ウールデニム」をテーマにしたデッサン(ルックのデザイン画) 【第2次選考】 作品制作(2018年12月予定) 第1次選考を通過した候補者に対してザ・ウールマーク・カンパニーよりウールデニムを支給。同素材を用いた作品を制作 ※必要に応じて候補者はエスモードジャポン東京校の教室ならびにミシンを使用可 【第3次選考】 プレゼンテーション(2019年1月予定) 審査員に対する作品のプレゼンテーション |
審査員: | 「エル」、エスモードジャポン、ザ・ウールマーク・カンパニー、サイモン・ポート・ジャックムス(未定) |
<エル・ソリダリテ・モードについて>
「エル・ソリダリテ・モード」はファッションの世界への扉を、恵まれない女性たちに開くことを目的に2004年にフランスで設立されました。現在では教育を通じて女性の社会進出を促す、象徴的なプロジェクトの一つとなっています。毎年、コンクールを通じて3名の女性に対する教育支援を提供しています。コンクールの受賞者には、パリにあるファッションの有名校3校(エスモード、エコール・ドゥ・ラ・シャンブル・サンディカル・ドゥ・ラ・クチュール・パリジェンヌ、ステュディオ・ベルソー)のうちの1校で、その才能や創造性に磨きをかける機会が与えられます。設立から13年間に、約2000人の女性がエル・ソリダリテ・モードのコンクールに参加しています。
<エル・ファンデーションについて>
『エル』創刊者であるヘレナ・ラザレフは1945年の『エル』創刊時より、社会における女性たちの立場や権利を擁護し、役割を確立する、というテーマを追及してきました。この考えに基づき、2004年にフランスのラガルデール・アクティブ・グループによって設立されたエル・ファンデーションは、今日でもなお直面している社会課題を浮き彫りにすることで、読者と共に雑誌の枠を超えて女性の社会進出に希望を与える活動を推進しています。女性の社会進出と教育とが密接な相関関係にある中、エル・ファンデーションではフランスで始まった「エル・ソリダリテ・モード」を支援し、教育と職業訓練、および必要な情報提供を通じて女性の社会進出を支援しています。
<エスモードジャポンについて>
エスモードジャポン(東京/京都)は、世界13カ国20校で展開しているフランス発祥の服飾・ファッション専門の教育機関です。グループ校内では伝統あるパリ校の教育メソッドを共有・実施し、170余年の今もファッション教育を開発・発展させています。インターナショナルグループ校間での短期留学により、国際的な視野を身につけることが可能です。フランスにてMBAの資格やCNAM(フランス国立工芸院)との連携によるエスモードジャポンでの学士号の資格取得により、世界で活躍するファッションのプロフェッショナル育成を進めています。
エスモードジャポン公式ホームページ: https://www.esmodjapon.co.jp
<ザ・ウールマーク・カンパニーについて>
ザ・ウールマーク・カンパニーはウールのグローバル・オーソリティーであり、テキスタイル・ファッション業界を網羅した国際的かつ膨大なネットワークを通じてオーストラリア産メリノウールの研究・開発及びマーケティング活動を行う、非営利法人オーストラリアン・ウール・イノベーション(AWI)の子会社です。ウールマークのロゴは世界が認めるテキスタイルブランドであり、高品質を示すものです。かつてカール・ラガーフェルドやイヴ・サンローランも受賞した歴史あるグローバル デザインアワード「インターナショナル・ウールマーク・プライズ(IWP)」を主催しており、その審査委員にはヴィクトリア・ベッカムなどファッション業界をけん引する顔ぶれが名を連ねます。また、アレキサンダー・ワン、トム・ブラウン、ラフ・シモンズといった多くのブランドとのコラボレーションも展開しています。
HP:woolmark.jp / Facebook: @thewoolmarkcompany.jpn / Twitter: @WoolmarkJapan / Instagram: thewoolmarkcompanyjp
<「エル」について>
『エル・ジャポン』は、世界45の国と地域で発行されている女性ファッション誌です。そのコンセプトは「Open your appetites - 好奇心いっぱいに生きて」。「エル・オンライン」は2016年に設立20年を迎えた女性向け老舗ウェブマガジンで、国内外の最新ファションやビューティ、ライフスタイルなど圧倒的なボリュームのオリジナル記事を毎日更新しています。また、『エル』のシスターメディアである「エル・ガール」ではミレニアル世代の女性に向けて毎日ファッションやビューティ、海外セレブの最新トレンドを発信しています。
「エル・オンライン」:http://www.elle.co.jp
「エル・ガール」:http://ellegirl.jp
<ハースト婦人画報社について>
株式会社ハースト婦人画報社は、テレビ、新聞、雑誌、情報サービスなどを展開する、アメリカで最大級のメディアグループ、ハーストの一員です。日本では、1905年に創刊した『婦人画報』をはじめ、『ELLE(エル)』、『25ans(ヴァンサンカン)』、『Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー)』、『メンズクラブ』などを中心に、ファッション、カルチャー、デザイン、フード、ウエディングなどに関する雑誌を発行し、デジタルメディアを運営しています。近年はデジタル戦略に注力し、「エル・ショップ」などのEコマースの展開や、「コスモポリタン」、「ウィメンズヘルス」、「エスクァイア・デジタル」をデジタルのみでローンチしました。さらに、経験豊かな編集者を活かし、企業のコンテンツ制作を請け負うコンテンツマーケティングにも積極的に取り組んでいます。
URL:www.hearst.co.jp | ツイッター:@Hfujingaho | リンクトイン :https://www.linkedin.com/company/hearst-fujingaho
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