テリロジー、OTセキュリティ市場をリードする「Nozomi Networks」製品の提供体制を株式会社電通総研との協業で一層強化

~2025年12月4日より電通総研による提供開始、製造業・社会インフラのDX加速とサイバーレジリエンス向上へ~

株式会社テリロジー

株式会社テリロジー(本社︓東京都千代田区、代表取締役社長︓鈴木 達、以下「テリロジー」)は、テクノロジーで企業と社会の進化を実現する株式会社電通総研(本社︓東京都港区、代表取締役社長︓岩本 浩久、以下「電通総研」)と販売代理店契約を締結し、テリロジーが一次販売代理店として日本市場で展開しているNozomi Networks Inc.(本社︓米国カリフォルニア州、CEO︓Edgard Capdevielle、以下「Nozomi Networks社」)が開発した「Nozomi Guardian」を中心とするOTサイバーセキュリティプラットフォームを、電通総研が2025年12月4日(木)より提供開始したことをお知らせいたします。

「株式会社テリロジー」「株式会社電通総研」「Nozomi Networks Inc.」企業ロゴ

1. 提携の背景:高まるOTリスクと市場をリードしてきたテリロジーの実績

近年、工場や発電所、水道施設といった社会インフラを支えるOT領域において、DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速に伴い、外部ネットワークとの接続機会が劇的に増加しています。これにより、生産性や利便性は向上したものの、これまで閉じたネットワークで守られてきた制御システムが、今や新たなサイバー攻撃の標的となっています。システムダウンやデータ漏洩に留まらず、社会機能の停止につながりかねないOTリスクへの対策は、「事業継続」と「国家安全保障」の喫緊の課題です。

テリロジーは、国内のOTセキュリティ市場が未成熟であった2018年という極めて早い段階から、この領域の重要性をいち早く見抜き、世界トップクラスの技術を持つNozomi Networks製品の国内展開を先頭に立って推進してきました。その結果、重要インフラ防衛の最前線において、数多くのリーディングカンパニーへの導入実績を幅広く築き上げ、国内OTセキュリティ分野において他の追随を許さない実績とナレッジを確固たるものとしてきました。テリロジーの先見性と卓越した技術力は、Nozomi Networks製品を国内におけるOTセキュリティソリューションの中で最も信頼されるベンダーの一つへと押し上げ、市場そのものの創出と牽引において決定的な役割を果たしてまいりました。

そしてこの度、テリロジーが培ってきたNozomi Networks製品に関する深い技術知見と、電通総研が持つ製造業を中心とした幅広い顧客基盤およびセキュリティ専門チームの力を融合することで、日本国内のOTサイバーレジリエンスを一層強化するとともに、「安心・安全な日本の社会インフラ」の実現を支える強固な体制を構築いたします。

2. 電通総研が「Nozomi Guardian」を中心としたNozomi Networks製品を提供する意義

電通総研は、2025年4月に発足したグループ横断のセキュリティ専門チーム「DSST(DENTSU SOKEN SECURITY TEAM)」の活動の一環として、今回の取り組みを実施します。

電通総研はこれまで、企業のDX推進に関するコンサルティングやシステム導入支援において豊富な実績を持ち、業務プロセスと現場課題の双方を踏まえたデジタル化支援を進めてきました。しかし、高まるOTリスクに対し、顧客の事業継続性をさらに高めるためには、専門性の高いOTセキュリティソリューションの提供が不可欠であると判断いたしました。

OTセキュリティ分野に豊富な知見と販売実績を持つテリロジーとの連携により、電通総研は、顧客のニーズに応え、より実効性の高いセキュリティ対策の企画・導入・運用支援までをワンストップで提供する強力な支援体制を構築します。これは、DSSTが目指す企業のサイバーレジリエンス強化における重要な一手となります。

3. Nozomi Networks社からのエンドースメント

今回のテリロジーと電通総研による戦略的提携にあたり、Nozomi Networks社より以下のエンドースメントをいただいています。

「テリロジー様は、長きにわたりNozomi Networksの先進技術を日本市場に浸透させ、OTセキュリティ分野のパイオニアとして多大な貢献をされてきました。今回、日本を代表するシステムインテグレーターである電通総研様との強力な提携により、当社のプラットフォームが製造業や社会インフラのDXをより安全に推進するための、決定的なソリューションとなることを確信しています。このパートナーシップは、日本の重要なインフラストラクチャを守るという、私たち共通の使命を果たすための重要な一歩です。」

Nozomi Networks Inc. 日本カントリーマネージャー 芦矢 悠司

4. Nozomi Networks製品の概要

Nozomi Networks社が提供するOTおよびIoT領域に特化したサイバーセキュリティプラットフォームは、石油・ガス、製薬、電力など幅広い産業用制御システムをサイバー脅威からリアルタイムで保護します。

【製品の主な特長】

1.OT資産とリスクの「見える化」:工場ネットワーク内の全機器や通信経路を自動検出し、一元的に 可視化。従来把握が難しかった制御システムの状態を「見える化」し、迅速なリスク把握を可能にします。

2.AIによる異常検知とリアルタイム対応: AIが平常時の通信パターンを学習し、外部からの攻撃だけでなく、設定ミスや内部からの異常動作を自動で検知。目に見えないリスクを早期に発見し、リアルタイムで通知します。

3.既存システムとの連携によるIT・OTの統合管理: 豊富な通信プロトコルに対応し、既存のITセキュリティツールとも容易に連携可能。単一工場からグローバル拠点まで、ITとOTを統合的に管理できる環境を提供します。

【参考情報︓Nozomi Networks社について】

Nozomi Networks社は、産業用制御システム(ICS)とIoT環境向けに、業界をリードする可視化、脅威検出、およびOT/IoTセキュリティ管理機能を提供しています。

※本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

株式会社テリロジーについて

テリロジーは、高度なセキュリティ、ネットワーク、ストレージ技術に特化したソリューションプロバイダーです。世界の先進的な技術を日本市場に紹介し、日本の企業活動を支える最先端のITインフラを提供しています。特にOTセキュリティ分野においては、Nozomi Networks社の日本におけるリーディングパートナーとして、長きにわたり市場を牽引しています。

会社名

株式会社テリロジー

所在地

〒102-0073

東京都千代田区九段北1-13-5 ヒューリック九段ビル4F

代表者

代表取締役社長 鈴木 達

設立

1989年7月

事業内容

ネットワーク及びセキュリティ関連製品の提供、ソリューション開発、技術サポート等

Webサイト

https://www.terilogy.com/

株式会社電通総研について

電通総研は、「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」という企業ビジョンの下、「システムインテグレーション」「コンサルティング」「シンクタンク」という3つの機能の連携により、企業・官庁・自治体や生活者を含めた「社会」全体と真摯に向き合い、課題の提言からテクノロジーによる解決までの循環を生み出し、より良い社会への進化を支援・実装することを目指しています。

テクノロジーや業界、企業、地域の枠を超えた「X Innovation(クロスイノベーション)」を推進し、これからも人とテクノロジーの力で未来を切り拓き、新しい価値を創出し続けます。

会社名

株式会社電通総研

所在地

〒108-0075

東京都港区港南2-17-1

代表者

代表取締役社長 岩本 浩久

設立

1975年12月

事業内容

システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンクの機能連携による、社会や企業の変革を支援するソリューションの提供

Webサイト

https://www.dentsusoken.com/

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】

株式会社テリロジー

事業推進本部 OT/IoT セキュリティ事業部

TEL:03-3237-3291

FAX:03-3237-3293

e-mail:ot-iot-secdev@terilogy.com

【報道関係者お問い合わせ先】

株式会社テリロジー

広報宣伝担当 齋藤

TEL:03-3237-3291

FAX:03-3237-3316

e-mail:marketing@terilogy.com

すべての画像


会社概要

株式会社テリロジー

10フォロワー

RSS
URL
https://www.terilogy.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段北1-13-5 ヒューリック九段ビル4F
電話番号
03-3237-3291
代表者名
鈴木 達
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
1989年07月