ホロラボ、3Dスキャンやフォトグラメトリでサントリーホールの高精細な3Dモデルデータ制作に協力
制作協力した3Dモデルデータはサントリー公式Youtubeチャンネルで公開されている「『サントリーホール オルガン VR』(360°動画ver.) 2分23秒)」に活用されています。
以下、概要欄より抜粋。
世界最大級のオルガンを奏者目線の360°で体験!『サントリーホール オルガン VR』(360°動画ver.)
曲目:R. シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』作品30 より
オルガン演奏:中澤未帆
この映像は、サントリーシステムテクノロジー株式会社先端技術グループのVR研究プロジェクトとサントリーホールが協働し、株式会社ヤマハミュージックジャパンの協力により、VR技術を駆使し仮想空間上で、オルガン奏者の目線で演奏を体験できるコンテンツとして開発しました。この臨場感溢れるVRコンテンツを360°動画として、お手持ちのデバイスでVRゴーグル無しでも気軽にお楽しみいただけます。
企画・制作:サントリーシステムテクノロジー株式会社/サントリーホール
協力:株式会社ヤマハミュージックジャパン/株式会社ホロラボ
※鍵盤・ストップなどの動作は、バイカウントクラシックオルガン(総輸入販売元:ヤマハミュージックジャパン)を参考にしています。
※サントリーホールの3Dデータは株式会社ホロラボの協力のもと、フォトグラメトリと呼ばれる手法で作成しました。
■サントリーホールについて
サントリーホールは、東京で最初のコンサート専用ホールとして、「世界一美しい響き」をコンセプトに1986年秋に誕生し、ホールには高さ約10メートル(3階建てのビル相当の高さ)、5,898本のパイプと74のストップ(音色を使い分ける機構)を有する、世界最大級のオルガンが備え付けられています。
■撮影手法
現実のサントリーホールから高精度3Dレーザースキャナーとフォトグラメトリ技術を組み合わせて3Dモデルの制作をしているため、いままで以上に現実感のある楽しみ⽅が可能となっています。
■空間情報技術に特化したSIARチーム
制作協力はホロラボの空間情報技術に特化したSIARチームが担当しました。
空間スキャンやフォトグラメトリ・デジタルアーカイブ、デジタル空間&体験デザインなどの空間情報技術に特化した SIAR(Spatial Info ARchitects)チームです。
SIARチームでは、AR/VR/MR活用を進めていくにあたりCGだけでなく現実世界の3Dデータの整備も重要になってくる中で、相談内容に合わせ最適な手法を提案/提供していきます。
メンバーはレーザースキャン、フォトグラメトリの経験を豊富に持つだけではなく、3Dモデリング、建築デザイン、企画プロデュース、UI/UX、ゲームエンジン、プログラミングなど様々な領域に知見を持ち、更にホロラボ内の各チームと連携することで、様々なニーズに対応し、3Dモデルの可能性をご提案します。
■ホロラボについて
AR/VR技術と、BIM/フォトグラメトリや3D都市モデルなど3D空間データや技術とそれらが生み出す新しい体験をテーマにしたテクノロジー集団です。広がりゆく領域の最先端を常に学び、広く世の中の皆さんに発信、共に楽しみます。
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