イスラエルによるヨルダン川西岸地区併合への人道的な働きかけを国際NGOらが訴え

7/17(金)に現地の人々の思いを伝えるオンラインイベントを緊急開催

イスラエル新政権によるパレスチナ併合の動きに、国際NGOや国連、EU等国際社会から抗議の声があがっています。また、日本のNGOも外務省に働きかけを求め、7/17には本件に関するオンラインイベントが開催されます。日本を含む国際社会の人道・国際法を尊重した動きが今こそ必要とされています。
【イベント概要】
「翻弄されるパレスチナの人々 ~現地からのリアルボイス~」
現地の人々の思いを、パレスチナの駐在地からビデオや写真を通してオンラインでお伝えします。
◆日時:7月17日(金)19:00~20:30
◆詳細・申込:https://ngo-jvc.info/2ZaehQC(7月15日(水)昼12時申込締切)
◆参加費:無料
◆モデレーター:堀潤(NPO法人8bitNews代表理事/株式会社GARDEN代表)
◆スピーカー:日本国際ボランティアセンター(JVC)エルサレム事務所現地代表・山村順子、その他日本のNGOから1名
イスラエルにて今年3月に発足したイスラエル連立政府において、パレスチナ領土であるヨルダン川西岸地区のさらなる併合計画を含む合意案の発表が4月20日にありました。その前の1月に米国が発表した「新和平案」でもイスラエルによるヨルダン川西岸地区の併合を認める部分があり、パレスチナ人の領土的権利と生活がこれまで以上に脅かされています。

5月20日、現地の国際NGOネットワーク「AIDA」により声明「イスラエルによるヨルダン川西岸地区併合を阻止する行動を取るよう国際社会に求める」が発表されました(ページ下部参照)。AIDAには現地で活動する日本のNGO(一部)も加盟しています。

当初、7月1日から併合プロセスは開始することが宣言されていましたが、AIDAの声明のみならず、国連、EU、英首相など国際社会から併合中止を求める声が上がり、現地でも抗議デモが行われるなどの強い反発を受けて、7月13日現在、同併合のプロセスの遅延が伝えられています。

日本においても、7月1日に、パレスチナ支援を行う日本の団体から、外務省に対して働きかけを求める要請文が、茂木敏充外務大臣宛てに提出されています。

併合自体が現実のものとならないよう、引き続き国際社会の関与・働きかけが必要です。ぜひ、本件について、関係NGOへのご取材をしていただきたく、宜しくお願いいたします。

【参考】
■AIDAの声明文
日本語訳:https://ngo-jvc.info/2NQunsf
原文:https://ngo-jvc.info/302FpA7

【賛同団体】(五十音順)
定非営利活動法人 APLA
特定非営利活動法人 アーユス仏教国際ネットワーク
株式会社 オルター・トレード・ジャパン(ATJ)
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)
公益社団法人 日本国際民間協力会NICCO
公益財団法人 日本YWCA
特定非営利活動法人 パレスチナの子どもの里親運動
東ティモール全国協議会
北海道パレスチナ医療奉仕団
その他、匿名5団体

また、これに際して、現地のパレスチナの人々の声を伝える下記のオンラインイベントが7月17日(金)に開催されますので、併せてお知らせいたします。

【イベント概要】


「翻弄されるパレスチナの人々 ~現地からのリアルボイス~」
◆日時:7月17日(金)19:00~20:30
◆詳細・申込:https://ngo-jvc.info/2ZaehQC(7月15日(水)昼12時申込締切)
◆参加費:無料
◆モデレーター:堀潤(NPO法人8bitNews代表理事/株式会社GARDEN代表)
◆スピーカー:日本国際ボランティアセンター(JVC)エルサレム事務所現地代表・山村順子、その他日本のNGOから1名

今回の併合案とそれに対する様々な動きについて、ニュースで政治的な側面からの動きは報じられても、当事者であるパレスチナの人々の思いというのはなかなか見えてきません。

パレスチナの人々が、今どんな気持ちを抱いているのか、JVC現地駐在員の山村と、同じくパレスチナで活動する日本のNGOの現地駐在スタッフもお迎えし、現地からお伝えします。

モデレーターを務めてくださるのは、パレスチナにも渡航した経験のある、ジャーナリストの堀潤さんです。現在、日本各地で上映されている堀さんの映画「わたしは分断を許さない」でも、世界で起こる様々な分断の一つとして、堀さん自身が撮影されたパレスチナの映像が使われています。

今パレスチナに何が起こっているのか、そして、現地の人々に寄り添い日々活動するNGO駐在員だからこそお届けできる人々の生の声を知っていただける機会になればと思います。
イベントへのご参加、取材も重ねてお願い申し上げます。

 【お願い】本件を記事等にされる際に、団体・個人の固有名称を出す場合には事前にご確認いただけますよう、宜しくお願いいたします。

■このプレスリリースに関する連絡先
〒110-8605 東京都台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル6F
TEL:03-3834-2388 / FAX:03-3835-0519
E-mail:osawa@ngo-jvc.net
大澤みずほ(日本国際ボランティアセンター/ JVC)

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会社概要

URL
http://www.ngo-jvc.net/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都台東区上野 5-22-1 東鈴ビル 4F
電話番号
03-3834-2388
代表者名
熊岡 路矢
上場
未上場
資本金
-
設立
1980年02月