出口治明氏の最新刊『一気読み世界史』発売。7時間で学べる本物の教養

一気に読むから、大きな流れがわかる。ファン待望「現代の知の巨人」による新しい歴史の教科書。

出口治明さんの最新刊が、11月17日に発売されます。

世界1200都市を旅して、1万冊の本を読破した「現代の知の巨人」こと、出口治明さん（立命館アジア太平洋大学学長）による、最新の歴史の本が日経BPから刊行されます。およそ１年の闘病をへて出る歴史の本は、ファンにとって待望の1冊でしょう。

『一気読み世界史』予約販売ページ：https://www.amazon.co.jp/dp/4296200291/

歴史が大好きな出口さんがこれまでつくってきた歴史の本は、どれもボリュームたっぷり。ですが、今回は、「人類5000年の歴史を7時間で読めて、大局がつかめる1冊がぜひほしい」という、日経ビジネス編集部の無茶ぶりを受けて、今までにない「一気に読める歴史本」に挑戦しました。7時間で読める分量に、日本史も西洋史も東洋史も、政治史も文化史も経済史も、全部つなげてまるごと盛り込みました。

固有名詞や年号の暗記は不要。「大国の興亡には、気候変動の関数が大きく作用していた」など、人間が生きてきた「大きな流れ」に焦点を当てました。論述テスト対策にも役立つ、新しい歴史の教科書です。

本書の特徴
◆    人類5000年の歴史を「7時間で読める長さ」に凝縮
◆    細かい話を捨象して「大きな流れ」に焦点をあてる
◆    一般的な歴史の教科書と同じ「横書き」。スピーディーに読めて、マーキングもしやすいレイアウト

 

 

 ［紙面］

［目次］

第１章｜紀元前の歴史・前編｜
　アフリカを旅立った人類が、 大国統治の技術を獲得する
第2章｜紀元前の歴史・後編｜
　人間が考えられることのほぼすべては、紀元前に生まれた
第3章｜１世紀～５世紀｜
　寒冷化する世界で、２つの世界帝国が領土の半分を捨てた
第4章｜6世紀～10世紀｜
　諸部族の争いを制した拓跋部とフランク族、2つの国家の躍進と衰退
第5章｜11世紀～12世紀｜
　温暖化による人口増加が 世界を大きく変えた200年
第6章｜13世紀～14世紀｜
　クビライのグローバリゼーションの大波が世界を襲った
第7章｜15世紀～16世紀｜
　鉄砲、印刷に新大陸到達、技術革新が「ヨーロッパ」を形成していく
第8章｜17世紀｜
　アジア4 大帝国の最盛期、ヨーロッパの「国家」意識はいまだ希薄
第9章｜18世紀｜
　産業革命と国民国家、ヨーロッパが世界の覇権を握る偶然
第10章｜19世紀｜
　ネーションステートが拡散し、アジアから欧米に覇権が移る
第11章｜20世紀前半｜
　総力戦の時代、 アメリカが台頭し、日本は「開国」を忘れる
第12章｜20世紀後半～21世紀｜
　冷戦の恩恵で復興した日本は停滞に陥り、 GDPの勝者は中国

［著者プロフィール］

出口治明（ でぐち・はるあき）
立命館アジア太平洋大学（APU）学長。1948年、三重県美杉村生まれ。1972年、京都大学法学部卒業後、日本生命保険相互会社入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などをへて2006年退職。同年、ネットライフ企画株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年、ライフネット生命保険株式会社に社名を変更。10年社長、会長を務める。2018年1月より現職。訪問した都市は世界中で1200以上、読んだ本は1 万冊を超える。『生命保険入門 新版』（岩波書店）、『人類5000年史』シリーズ（ちくま新書）、『 0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ（文藝春秋）、『全世界史 上・下 』（新潮文庫）、『戦争と外交の世界史』（日経ビジネス人文庫）など著書多数。