SNS・テレビで話題の雲研究者・荒木健太郎氏 待望の新刊『読み終えた瞬間、空が美しく見える気象のはなし』
■気象学を学ぶと、人生がより豊かになると私は考えています。
本書は私が、「一番書きたいと思っていた」気象学の本です。(荒木健太郎)
私たちの「生活」と「気象」は切っても切り離せない関係です。空を見上げれば雨上がりの虹や盛大な朝焼け、珍しい雲などに感動し、天気予報を見ては雨や台風などに備えています。そして温暖化などによる環境の変化は、地球規模での大きな課題になっています。本書では、SNSフォロワー40万人・テレビでも話題の雲研究者が、美しい天気の写真をたっぷり使いながら、気象の楽しみ方・災害への備え・知って得する気象の歴史の「へえ~」など、空、雲、天気の魅力を感動的に、わかりやすくお伝えします。
■美しい気象写真満載でお届けします!
■災害から「身を守る」
日本を取り巻く毎年の異常気象―。ことしも記録的な猛暑や線状降水帯による豪雨、台風などが私たちの暮らしに甚大な影響を及ぼしました。本書では、そんな今だからこそ知っておくべき異常気象の発生原因や災害で注意すべき点などもわかりやすく解説しています。
■気象を「楽しむ」
たくさんの気象写真とともに、著者によるオリジナルキャラクター「パーセルくん」を用いたイラストを使いながら、わかりやすく、そして楽しく気象の仕組みを解説します。(イラスト:森優)
■気象の歴史の「へぇ~」を知る
そもそも気象学は、どのようにして始まったのか?そして人類の営みとともに、どのように発展していったのか?
読んだらすぐ、他の人にも伝えたくなる、気象の歴史の「豆知識」を知ることができます。
■目次
・はじめに
第1章 体感する気象学
味噌汁で感じる雲のしくみ/朝、樹々の茂る公園にて/遥かなる空の旅/お風呂の気象学/「流れ」を感じる/珈琲で味わうエルニーニョと積乱雲/アイスを食べる前に……/蜃気楼を追いかけて/超入門・雲のしくみ
第2章 雲と遊ぶ、空を楽しむ
ラピュタと竜の巣/雲の心を読む/個性的な雲たち/空を美しく撮るために/人間性の回復
第3章 虹や彩雲や月を愛でる
虹で遊ぶ/彩雲は美しい/雨のない虹色/薄明の空は最高に最高/天使の梯子を愛でる/太陽から空を読む/今宵も月が綺麗です
第4章 たとえ、天気が崩れても
曇り空の個性、雨の日の気象学者/雪は天からの手紙/凍る準備はできている/霧との出会い、雲海との遭遇/「空」を測る/メイキング・オブ・天気予報
第5章 感動する気象学
気象学が解き明かすもの/気象学のはじまり/雨と雪にはドラマがある/夏は暑く、冬が寒いのはなぜか?/天気はどうして変わるのか/日本海側の雪、太平洋側の雪/「ゲリラ豪雨」と竜巻/豪雨と台風はなぜ起こるのか/気候変動と異常気象
第6章 天気予報はこんなにも面白い
天気予報はなぜ外れるのか/気象学と経済活動/「地震雲」を不安に思うあなたに/「観天望気」は人類の知恵/気象情報を「使い倒す」/気象予報士と気象大学校/雲研究者、カラスと格闘する
・おわりに
・参考文献・ウェブサイト
・読書案内、写真提供
・スペシャルサンクス
・索引
■『読み終えた瞬間、空が美しく見える気象のはなし』
著者:荒木健太郎
定価:1,980円(税込)
発売日:2023年9月27日
発行:ダイヤモンド社
判型:四六判並製・392頁
https://www.amazon.co.jp/dp/4478108838/
■著者プロフィール:荒木健太郎(あらき・けんたろう)
雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・博士(学術)。1984年生まれ、茨城県出身。慶應義塾大学経済学部を経て気象庁気象大学校卒業。地方気象台で予報・観測業務に従事した後、現職。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、気象災害をもたらす雲の仕組みの研究に取り組んでいる。映画『天気の子』(新海誠監督)気象監修。テレビ『情熱大陸』『ドラえもん』など出演多数。
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