地場メーカーが6割のシェアを占める台湾のお茶飲料市場〜【BtoC最前線〜台湾の流通と消費動向】ワイズリサーチのConsumer Report
台湾消費者のビッグデータからみるBtoC市場の最新動向
ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)のワイズリサーチは、【BtoC最前線〜台湾の流通と消費動向】ワイズリサーチのConsumer Reportを発行しました。本レポートは、500万人超の台湾消費者のビッグデータから消費動向、売れ筋商品、流通チャンネル別の販売動向に関する最新情報をまとめています。今週は、無糖のお茶飲料の販売状況をレポートします。
- 茶飲料(無糖)の購買人数と売上高 レベル3実施によっていずれも大幅減
レベル3(日本の緊急事態宣言に相当)が解除されたあと、実体店舗の来店客数は回復したものの、成長率は1%以下で、平均入金額はなおも減少傾向を見せた。ただ、一回当たりの消費金額は28.32%増となったことから、レベル3期間中では、主要消費者の消費回数は減ったものの、消費金額は増加したことが分かった。
消費者の茶飲料(無糖)の主要購入先を「コンビニエンスストア、スーパーマーケット、量販店、電子商取引(EC)サイト」の4つの販売チャンネルでは、5/10〜8/22の茶飲料(無糖)の累計売上高の高い順に▽コンビニエンスストア▽スーパーマーケット▽ECサイト▽量販店――だった。また、購買人数の減少幅を高い順に▽量販店▽ECサイト▽コンビニエンスストア▽スーパーマーケット――だった。
なお、茶飲料(無糖)の販売チャンネル別の売上成長幅は高い順に▽コストコ▽カルフール▽PCホーム24h購物▽momo購物網(momo)▽愛買(aマート)▽大潤発(RTマート)▽東森購物(ETモール)▽セブンイレブン▽全聯福利中心(PXマート)▽全家便利商店(台湾ファミリーマート)▽萊爾富(ハイライフ)▽Yahoo奇摩購物中心▽OK超商(OKマート)▽蝦皮購物(Shopee)▽friDay(フライデー)購物▽台湾糖業(台糖)蜜鄰▽便利購(ウエルカム、頂好)▽台湾楓康超市(台湾フレッシュ・スーパーマーケット)――だった。
- 茶飲料(無糖)の三大ブランド「毎朝、原萃、純喫茶」
- 新製品の「每朝健康熟蔵紅茶」が発売 コンビニエンスストアの販売トップに 毎朝関連製品の購買人数も8割増
なお、今回の毎朝の新製品は▽4大コンビニエンスストア(セブンイレブン、台湾ファミリーマート、ハイライフ、OKマート)▽PXマート▽カルフール▽RTマート▽aマート▽momo▽PCホーム24h購物▽Yahoo奇摩購物中心▽蝦皮購物(Shopee)――などのチャンネルで初販売されている。
※データ提供:invos Data
・消費データの観測期間:5/10〜8/22
・観測対象:150万件の消費データ
・観測チャンネル:コンビニ、スーパー、量販店、ECサイトなど計17,862店舗
【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)
・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)
・日本語台湾経済ニュース、機械業界ジャーナル配信
・市場調査・業界調査・顧客調査
・クラウドサービスの販売
【お客様からのお問い合わせ先】
ワイズコンサルティング
TEL:+886-22381-9711(日本時間10:00〜19:00)
e-mail:research@ys-consulting.com
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