キャリアオーナーシップ経営AWARD2024奨励賞（中堅・中小企業の部）に選出カジーがキャストに向けて取り組む「はたらく個人の力を最大化する取り組み」に評価
人口減で働き手確保は困難を増し、人材流動化も進む中、企業には雇用契約を前提としない多様性あるリソースマネジメントが求められています。
実際に、カジーにおいても家事代行サービスを支えるキャスト（家事代行スタッフ）は業務委託契約で繋がる個人事業主。キャストが「カジーでだから働き続けたい」と思ってくださるよう、「キャリアオーナー」として自律的な成長や自己実現ができる環境や仕組みづくりに投資し続けてきました。
「マズローの欲求５段階説」に基づき、カジーで働くことを通じて成長・自己実現を実感できる仕組みを構築しています。例えば、「ランクアップ制度」。実施したサービスの件数とお客様からの評価に応じてランクアップしていき、エプロンの色も変化、1時間あたりの報酬も上昇していきます。そのほか、キャスト向けのオンラインコミュニティ「CACACO」では、キャスト同士で悩みを分かち合い、学習し高めあう場として、キャリアアップや成長につながる機会の提供を行っています。
その結果、キャリアオーナーとしてのキャストに「カジーでだから働き続けたい」と選ばれ、企業価値の向上につながっています。
⑴キャスト登録数の継続増加
キャスト登録数は継続して増加、15,000人以上が登録（2023年11月末）
⑵キャストのチャーンレートの低水準
チャーンレートは低水準の2.1％。2019年の3.0％から継続して低くなっている。
⑶お客様の月次定期解約率の低水準
キャストが辞めないため、高品質のサービス提供が実現。
お客様との信頼関係も厚く安定して低水準の2.8％。2019年は3.2％。
・キャリアオーナーシップ経営AWARDとは
「はたらく個人の力を最大化させ、社会の力に変えていくために、企業が経営戦略、事業戦略、人材戦略をダイナミックに連携させた新人材戦略の策定と実施を通じて、キャリアや仕事を主体的に捉え、自律・自走しながら周囲と共創する人材（＝キャリアオーナーシップ人材）を増やし活かすことで、個人と組織が対等な新たな関係性を構築・再構築し、個人と組織の持続的な成長を共に実現していく経営」について各社の取り組みを評価するアワード。
・「奨励賞」受賞 講評
キャストの自律性を高めるべく、自己実現欲求を満たす仕組み、承認欲求を満たす仕組みなど項目ごとに切り分け、施策の断続性、網羅性を検討できている点や、このような取り組みによりキャストの離職率を下げ、顧客に高品質なサービスが提供できているというところまで繋がっている点を評価。
今後もキャリアオーナーシップを促進する施策、より企業成長に結びつく施策への挑戦に期待したい。
・受賞のコメント
CaSy 取締役CHRO 白坂ゆき
カジーは創業以来、多くは主婦で構成されるキャストが無償労働だった家事をスキルとして、十分な報酬と働きがいを得られるよう仕組みづくりに投資し続けてきました。
これまでも、これからも、キャストさんは私たちにとって大切な存在です。雇用契約関係にないからこそ、キャストが「キャリアオーナー」として自律的な成長や自己実現ができるようにすることで、カジーで働き続けることを選んでほしい。対等に「お互いを高め合う/ 成長し合う」関係性を構築することが人材確保ひいては企業価値向上につながると考えています。
今回の受賞により、キャストさんへの取組みが評価されたことを大変嬉しく思います。
今後もキャストのみなさまと共に、カジーにご依頼いただく多くのお客様の「大切なことを、大切にできる時間」を創ってまいります。
【会社概要】
会社名：株式会社CaSy（カジー）
本 社：東京都品川区上大崎3-5-11 MEGURO VILLA GARDEN6階
代表者：代表取締役 加茂雄一
設 立：2014年1月30日
事業概要：家事代行、お料理代行、ハウスクリーニング、オフィス・ビル清掃／Webサービスの開発及び運営
サービスサイト：https://casy.co.jp
コーポレートサイト：https://corp.casy.co.jp/
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