ユニファが大豆生田啓友先生等と共に作成に参画『保育所等におけるはじめてのICT活用ハンドブック』が公開

厚生労働省の調査研究の一環として、保育現場におけるICT活用をより一層推進

ユニファ

テクノロジーの力で保育や子育てに関する社会課題を解決するユニファ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:土岐泰之、以下「ユニファ」)は、厚生労働省(現・こども家庭庁※1)の調査研究事業の一環として三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が発行した『保育所等におけるはじめてのICT活用ハンドブック』の作成に参画しました。

1. 「保育所等におけるはじめてのICT活用ハンドブック」について

 作成に参画した背景

 積年の社会課題である「保育士不足」の背景には、保育者の業務負荷の高さが一因にあるとされています※2。国においても、保育者の業務負担軽減を図るため、保育の周辺業務や補助業務のICT 化等を行うためのシステム導入費用に対して補助を実施しており、ICTの導入は一定程度進んできました。一方で導入をしていない、または導入をしていても十分に活用できていない保育施設は依然として少なくありません。


 このような状況を受け、保育のICT 化をさらに推進する観点から、厚生労働省(当時)の令和4年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「保育分野におけるICTの導入効果及び普及促進方策に関する調査研究」(実施者:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社。以下「同調査研究」)が、2023年3月まで実施されました。


 同調査研究において、ユニファはアンケートやヒアリング実施に関わる知見の提供やコーディネート等にも携わった他、同調査研究の一環として作成された「保育所等におけるはじめてのICT活用ハンドブック」(以下「本ハンドブック」)作成をリードしました。本ハンドブックは、ICTの導入・活用に対する苦手意識や抵抗感を減らし、導入・活用を促進する一助となることを目的にしており、ユニファは、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社より委託を受け参画しました。


 本ハンドブックは、当社が提供する「ルクミー」を含む保育分野におけるICTに関する知見を活かしつつ、大豆生田啓友先生(玉川大学教育学部教授)を座長とした有識者会議の委員の方々や、厚生労働省(当時)の皆様からもご助言をいただきながら、保育分野におけるICT導入・活用に関してまとめています。

 ※1:厚生労働省・子ども家庭局が所掌する事務(婦人保護事業を除く)は、2023年4月より発足したこども家庭庁に移管(出所:https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000987734.pdf

※2:出典「保育の現場・職業の魅力向上に関する報告書」(厚生労働省 2020年9月)


「保育所等におけるはじめてのICT活用ハンドブック」の概要

 本ハンドブックは、これからICT導入を検討または既に導入みだが、ICTの活用について改めて考えたい保育業界の皆様に広くご参照・ご活用いただける内容です。ICT 導入の目的、導入のステップから保育現場におけるICTの活用事例はもちろん、つまずきやすいポイントとその対策および保育ICTに関するアンケート調査結果等を盛り込み、網羅的かつ具体的に紹介されています。

また、5月25日(木)・26日(金)に開催される「みらいへの一歩」セミナーにて、大豆生田先生による本ハンドブックの解説セッションを予定しています。

▼ タイトル

  「保育所等におけるはじめてのICT活用ハンドブック」

▼ 入手方法

 ・冊子PDF https://is.gd/usHvun

 ・三菱UFJリサーチ&コンサルティング ウェブサイトに公表されています。

https://www.murc.jp/library/survey_research_report/koukai_230413/

▼ みらいへの一歩セミナー

https://info.lookmee.jp/miraiippo2023

▼ ルクミーブランドサイト

https://lookmee.jp/


同調査における有識者会議の座長を務められた有識者からのコメント

大豆生田啓友先生(玉川大学 教育学部 教授)

これからICTの導入・活用を考える保育現場のみなさまにとって、とてもわかりやすい内容となっているのではと思います。このハンドブックがたくさんの方に届けられ、ICT活用が広がり、保育の質向上につながることを願うばかりです。

 

2. ユニファ株式会社について

ユニファは、保育・育児関連の社会課題解決を目指す“Childcare-Tech”領域のスタートアップです。「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)に、IoTやAIを活用した保育施設向け総合サービス「ルクミー」を開発・提供しています。現在約60か所の自治体に導入されており、ルクミーシリーズサービス利用数は約15,000件です(※2023年1月時点、自社調べ。導入施設数ではありません)。「スマート保育園・スマート幼稚園・スマートこども園」の展開を通じて、子育てしながら働きやすい豊かな社会作りに貢献しています。「スマート保育園」は2021 年グッドデザイン・ベスト100 および特別賞であるグッドフォーカス賞〈新ビジネスデザイン〉を受賞した他、ルクミーは社会にとって有益なクラウドサービスに贈られる「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021」の社会業界特化系 ASP・SaaS 部門において先進技術賞を受賞しています。また、2017年にStartup World Cup初代チャンピオンに選出された他、2021年にはJ-Startup 企業に選定されました。また、2022年10月に設立された、一般社団法人インパクトスタートアップ協会の代表理事を務めています。

会社概要

会社名:ユニファ株式会社

代表取締役CEO:土岐泰之

設立:2013年

所在地:東京都千代田区富士見1-8-19 住友不動産千代田富士見ビル2階

事業概要:保育施設向け総合ICTサービス「ルクミー」シリーズの企画、開発、販売、運営。「スマート保育園・スマート幼稚園・スマートこども園」の展開、推進。

企業URL:https://unifa-e.com/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

ユニファ株式会社

35フォロワー

RSS
URL
https://unifa-e.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区永田町2丁目17−3 住友不動産永田町ビル 1F
電話番号
-
代表者名
土岐 泰之
上場
未上場
資本金
34億8399万円
設立
2013年05月