【FinTechスタートアップ400F 】金融営業におけるAI開発を加速。第一弾としてAIチャット機能「AIおかねこ」を搭載

お金の診断・相談サービス『オカネコ』は保有データ×AIで独自の営業モデル開発へ。第一弾はAIチャット機能でお金の相談を活性化

400F

2023年5月9日 10時00分

株式会社400F（フォーハンドレッド・エフ、本社：東京都中央区、代表取締役社長：中村仁）が運営する、お金に悩みを抱えるユーザーとお金の悩みを解決する専門家をマッチングするサービス『オカネコ』は、OpenAI社が提供する対話型AI「ChatGPT」を活用した新機能「AIおかねこ」の提供を開始しました。今後も当社が保有する30万人以上の顧客情報とチャットデータを活用しながら、独自の営業モデルを開発し、金融業界の生産性向上を目指します。

新機能の概要

「AIおかねこ」は、ChatGPTの文章生成機能を活用し、診断をしたユーザーに自動でアドバイスコメントを送ったり、ユーザーの質問に返答する機能です。本機能にはOpenAI社の「GPT-3.5」モデルを採用し、オカネコ公式キャラクター“おかねこ”が「にゃ」をつけた猫口調で返答します。
ユーザーは、これまで通りFP（ファイナンシャルプランナー）やIFA（金融仲介業者）等のお金のプロとのチャットも利用できます。

新機能提供の背景

『オカネコ』はお金のプロにチャットで相談できるサービスですが、そもそもお金の相談に馴染みがないためハードルを感じる人が多く、「どうやって相談すればいいかわからない」「漠然とした悩みなので、質問の仕方に悩む」といった声も少なくありません。そこで、チャットを気軽に体験してもらい、相談のハードルを下げることを目的に、「AIおかねこ」を搭載しました。

今後の展望

「AIおかねこ」は当社が掲げるAI構想の第一弾で、今後はさらなる開発・展開を予定しています。
お金の悩みは「誰に相談すればいいかわからない」などの理由で相談へ至らないケースのほか、家族やパートナーなど近しい人であっても相談しにくいと感じるほどデリケートな話題。そのため顧客のニーズ把握や信頼関係の構築は、金融業界において課題のひとつです。
そうした課題を解消するべく、当社はAI技術を活用し、「話しにくい内容もAIであれば開示しやすい」環境を構築。ユーザーの不安を解消することで、より最適なアドバイスの提供が可能だと考えております。

さらに、今後は当社が保有する30万人以上の顧客情報とチャットデータを基に、独自の営業モデルを開発していく予定です。新しい営業モデルでは、ユーザー一人ひとりの家計状況や家族構成、相談内容などにあわせて、アドバイスや提案商品を個別に最適化。それによって、プランナーはより高度な顧客対応が可能となり、顧客満足度の向上や効率的な営業活動が期待できます。

当社は独自のデータを活用したAI開発を加速し、金融業界全体のサービス向上に貢献するとともに、お金の悩みや不安をもつ人にとって、より最適な「お金の問題解決」を追究してまいります。

ユーザー向け：『オカネコ』について

スマホから居住地や年齢、年収、家族構成などの質問に答えるだけで、同地域・同年代の人と比較し、ユーザーの家計状況を診断。その後、診断結果をもとにFP（ファイナンシャルプランナー）やIFA（金融仲介業者）等のお金に関する専門家からアドバイスコメントが届き、ユーザーはチャットで気軽に相談することができるオンラインサービスです。
http://okane-kenko.jp/