Join導入医療機関で、医師の働き方が効率的に 不要不急な呼び出し85%削減をはじめ、医師の負担軽減を実現
〜ICTを活用した遠隔医療で医師の働き方改革に貢献〜
株式会社ディー・エヌ・エー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟)の子会社である株式会社アルム(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:坂野哲平、以下 アルム)は、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join(ジョイン)」を開発・提供しています。Joinを導入した医療機関において、医師の業務負担軽減や勤務時間短縮につながった事例について紹介します。
和歌山県の公立那賀病院では、Join導入前まで脳神経外科の医師が2名でオンコール体制(自宅待機のシフト)を構築しており、2日に1度は自宅待機体制で、都度呼び出しに対応する負担の大きさが課題になっていました。
<Join導入に関する報告例>
和歌山県公立那賀病院 脳神経外科
・救急時の不要な呼び出し85%削減(2022年)※1
・当直医へのアンケート:89%が当直時の負担軽減を感じたと回答※1
・時間外労働641時間(2019年)から310時間(2022年)※2へ半減
と報告されています。
※1 公立那賀病院 藤田浩二副院長「第61回 全国自治体病院学会 in 北海道 ランチョンセミナー」における報告
※2 公立那賀病院 総務課調べ
日本の医療は医療機関に勤務する医師の長時間労働により支えられてきましたが、2024年4月より医師の残業時間に上限を設ける制度がスタートする中で、医師が健康に働き続けられる環境を整備することが喫緊の課題となっています。
Joinは、医療情報を共有することで診療を可能にするアプリです。院内はもちろん、夜間・休日で専門医が院外にいる場面でも、チャットや画像を用いたスムーズな情報共有やコンサルテーションにより、病院に駆けつけなくても自宅等からの診療サポートを可能にし、オンコール勤務の負担を軽減します。
今後もアルムは、医療現場の働き方の効率化を医療DXで実現することで、医療業界の課題解決へ貢献してまいります。
■Joinについて
株式会社アルムが開発・提供する、医療関係者が高セキュリティ環境下でコミュニケーションをとることができるアプリです。標準搭載されたDICOMビューワーで医用画像を閲覧、チャットに共有することで、夜間休日などに院外にいる医師へのコンサルテーションツールとしての活用や、救急患者の転院時の病院間連携・情報共有などに利用されています。日本ではじめて保険収載されたプログラム医療機器です。日本、米国(FDA)、欧州(CE)、ブラジル、サウジアラビアなどの医療機器認証を取得しています(販売名:汎用画像診断装置用プログラム Join)。
https://www.allm.net/join/
■会社概要
株式会社アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、「Shaping Healthcare」をコーポレートメッセージに掲げ、ICTの力で医療の格差・ミスマッチをなくし、全ての人に公平な医療福祉を実現します。また、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、グローバル展開に積極的に取り組み、日本発の医療ICT企業として累計32カ国へのソリューション提供を行っています。
○社名:株式会社アルム
○本社:東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号 渋谷マークシティ ウエスト16F
○代表:坂野 哲平
○設立:2001年4月18日
○資本金:1億円
○ホームページ:https://www.allm.net/
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