JBS、千代田化工建設が提供する産業設備・プラント業界向けクラウドサービスの開発を支援

~ Microsoft Azure を基盤とした O&M ソリューションの開発・提供で協業~

日本ビジネスシステムズ株式会社(本社︓東京都港区 代表取締役社長︓牧田幸弘 以下、JBS)と、千代田化工建設株式会社(本社︓神奈川県横浜市 代表取締役社長兼会長︓榊田雅和 以下、千代田化工建設)は、産業設備/プラント業界向けに提供するクラウドサービスの構築・提供に関して協業を行うことを決定しました。
千代田化工建設がプラントの運用保守管理プラットフォームサービスを「Microsoft Azure」(以下、Azure)上で開発・提供するにあたり、JBS がクラウドの知見を活かした支援をしていきます。
  • なぜマイクロソフトクラウドを採用するのか

産業設備・プラント業界においては、設備の老朽化、現場の人手不足、熟練運転員のノウハウ継承などの課題があります。このような課題の解決を進めるためには、企業における業務の情報共有強化や省人化を図っていくことが必要不可欠です。
千代田化工建設は、産業設備・プラントの保守・運転(以下、O&M)の安心安全操業をサポートするソリューションの自社開発・提供により、業界全体の課題解決推進を目指しています。
ソリューションの前提として、以下のような条件が必要でした。

・提供先の多くのエンドユーザーとのデータ連携が容易にできる

・海外拠点がある企業が多いため、グローバルなサービス展開ができる

・運用・管理を一元化できる

・短納期、低コストが実現できる

・AI の活用を視野に入れた付加価値が提供できる


そこで、市場および千代田化工建設のお客さまに広く浸透している「Azure」「Microsoft Power Platform」(以下、Power Platform)を開発・提供基盤として活用することで条件を満たし、より幅広いお客さまに対してより効果的なソリューションを提供できるようになります。

千代田化工建設はこれまで、マイクロソフトクラウドを活用したお客さま向けのデジタルソリューションの開発実績があるため、そのノウハウを十分に活かした開発が可能です。


  • なぜ JBS が支援するのか

一方 JBS では、これまで製造業をはじめとしたさまざまなお客さまに、「Azure」を中心としたマイクロソフトのクラウドサービスを提供してきました。その実績が認められ、2022 年に Azure パートナー認定プログラムの最上位である「Azure Expert マネージド サービス プロバイダー」(以下、Azure Expert MSP )の認定を取得しています。
千代田化工建設がこれまでのデジタルソリューション開発により蓄積してきた独自のエンジニアリングノウハウやデータ分析解析力と、JBS が多くのお客さまへの支援により培ってきた「Azure」に関するノウハウを掛け合わせたソリューションを提供することで、O&M 業務の DX をより一層推進し、業界全体の課題解決につなげてまいります。

サービスフローのイメージサービスフローのイメージ

  • 最も身近な IT パートナーとして、社会のデジタル変革に貢献

この度のサービス構築に際し、JBS は以下のサポートを行います。

・千代田化工建設におけるクラウドを活用した業務効率の改善や、社内のデジタル変革をともに進めてきた中で得た、千代田化工建設の強みや課題などの知見を活かした提案

・「Azure」をはじめとするマイクロソフトクラウド製品のライセンス提供、管理、テクニカルサポート

・千代田化工建設が既に提供している既存サービスとの統合サポート

・マイクロソフトのクラウドサービス導入に強みを持つ企業としてだけではなく、自らもクラウドサービスを提供している企業としてのアドバイス


プラントエンジニアリング事業は、社会を形づくる重要なインフラの 1 つです。日本のプラントエンジニアリング事業を牽引する千代田化工建設は、デジタルを活用した新たなビジネスモデルを構築するなど、日々挑戦を続けています。

JBS は、日本の最先端で活躍する千代田化工建設の最も身近な IT パートナーとして、社会のデジタル変革に貢献してまいります。


  • エンドースメント

この度の協業に際して、日本マイクロソフトよりエンドースメントを頂戴しております。

日本マイクロソフトは、この度の千代田化工建設様と JBS 様の協業を歓迎します。

製造業は、日本経済を支える大事な産業でありながら、人手不足や人件費の高騰なども影響し、デジタル化の遅れが課題になっています。

そのような状況下において、Azure を基盤にしたクラウドサービスを自ら開発し、ノウハウを業界へ提供していくという千代田化工建設様の取り組みは、製造業における IT 活用、ひいては DX 推進の契機になると大いに期待しております。

また、Azure パートナー認定プログラムの最上位である「Azure Expert MSP」の認定を受けた JBS 様がサービス構築の支援をするということで、万全な体制でのサービス提供が期待されます。

このような千代田化工建設様の先進的な取り組みに他社が追随し、日本の製造業におけるクラウド活用が加速し、社会全体のデジタル変革につながることを祈っております。


日本マイクロソフト株式会社

インダストリアル&製造事業本部 インダストリ―アドバイザー 安並 裕


今後も JBS は、マイクロソフトをはじめとするパートナーとの強力な連携を通じて、技術革新がもたらす企業・社会の持続的成長に貢献できる存在を目指してまいります。


  • 【千代田化工建設株式会社について】

■会社概要
代表者:代表取締役社長兼会長 榊田 雅和
設立:1948 年1 月20 日
社員数:5,061 名 (連結、含む持分法適用関連会社)、1,604 名(単体) (2022 年3 月31 日現在)
URL:https://www.chiyodacorp.com/jp/

■事業概要︓

総合エンジニアリング事業 (ガス、電力、石油、石油化学、一般化学、医薬品等の設備並びに公害防止・環境改善・保全及び災害防止用等の設備に関するコンサルティング、計画、設計、調達、施工、試運転及びメンテナンス等、石油・天然ガスその他鉱物資源の開発、関連事業に関する投融資)


  • 【日本ビジネスシステムズ株式会社(JBS)について】

■会社概要
代表者:代表取締役社長 牧田 幸弘
設立:1990 年10 月4 日
社員数:2,296 名(2022 年9月30 日現在)
URL:https://www.jbs.co.jp

■事業概要:

マイクロソフトをはじめとするクラウドソリューションに強みを持つJBSは、コンサルティングからソリューション導入・運用・利活用に至る一連のご支援を通じて、お客さまのクラウド活用力向上と社会のデジタル変革に貢献します。

・日本マイクロソフトが選出する「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー」を 2013年より連続受賞(2022年は SecurityアワードとDynamics 365 Finance アワード)

・マイクロソフト Azure Expert マネージド サービス プロバイダー(MSP)認定

・マイクロソフト Gold コンピテンシー 16カテゴリ保有


※Microsoft、Azure、 Dynamics 365、Power Platformは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。※記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。※本プレスリリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。

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会社概要

URL
https://www.jbs.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門虎ノ門ヒルズステーションタワー20階
電話番号
03-6772-4000
代表者名
牧田幸弘
上場
東証スタンダード
資本金
5億3963万円
設立
1990年10月