高校生とクラウドファンディング支援者がDIYに挑戦!民泊開業への期待を込めて色鮮やかなスツールを手作り
特定非営利活動法人キリンこども応援団(大阪府泉佐野市、代表 水取博隆)では、「キリンのとびら高等部」の高校生が取り組む事業として空き家を活用した民泊施設の立ち上げ・運営を目指しております。
2024年11月17日(日)、同年7月に実施したクラウドファンディングの支援者の皆様をお招きし、改修中の民泊開業予定施設において高校生と一緒にDIY体験(スツールの製作)を行いました。
特定非営利活動法人キリンこども応援団は、安心できる居場所を通して子ども達が自らの希望を持ち未来に踏み出せるよう支援を行っており、子ども食堂「キリンの家」・フリースクール「キリンのとびら」・オンラインフリースクール「clulu」などの居場所を運営しています。
2024年4月に開校した「キリンのとびら高等部」では、子ども達が「どのように働くか」や「どのように生きるか」など、さまざまな選択肢を知り未来へ歩んでいくという考えのもと、現在空き家を活用した民泊施設の立ち上げ・運営を目指しております。
同年7月には、民泊施設の改修資金調達のためにクラウドファンディングに挑戦し、195名の皆様にご支援いただきました。
民泊施設については、12月中旬の完成を目前を控えております。
2024年11月17日(日)、民泊開業予定施設において、「キリンのとびら高等部」の高校生とクラウドファンディングのご支援者様(4組10名)が参加するDIY体験を実施いたしました。
対象となるご支援者様は、クラウドファンディングにおいて「高校生と一緒にDIY体験コース」にご支援くださった方であり、当イベントはそのリターンとしての取り組みです。
DIYしたのは色鮮やかな木製スツールで、民泊施設の改修工事に携わってくださっている職人さんがサポートしてくださり、工具を使ったスツールの足の組み立てやヤスリ掛け、ペイントも自分達で行うことが出来ました。
慣れない作業に苦戦する場面もありましたが、お互いに交流を図りながら、ワイワイと楽しい雰囲気の中での作業となりました。
参加してくださった皆様は、いずれも親子での参加で、一生懸命に作業に取り組む子ども達には、職人さんから「上手い上手い!才能あるわ!」とお声を掛けていただき、子ども達も本当に嬉しそうな様子でした。
6色あるペンキの中から各々が好きな色を塗り、ついに完成したオンリーワンのスツール!
まもなく始まる民泊開業に向け、キリンのとびら高等部の高校生と支援者の皆様の高まる期待が込められた色とりどりのスツールは、民泊開業後に実際に客室で使用されます。
また、当日はキリンの家まちば拠点で毎月開催している地域食堂の開催日でもあり、DIY終了後には参加者の皆様と食事を囲み、さらにコミュニケーションをとることが出来ました。
<参加された支援者様のコメント>
・親子でDIYをすることはあまりないので楽しかったです。皆さん和気あいあいと和やかな雰囲気でとても良かったです。
・子ども達も真剣に取り組み、色とりどりの椅子が出来たのが印象的でした!地域食堂での食事もとても美味しかったです。子ども達や保護者の皆さんが笑顔だったので、安心できる場所だと感じました。
<キリンのとびら高等部の高校生のコメント>
・支援者の皆さまともコミュニケーションがとれ、とても楽しい時間でした。参加者の中には小さい子もいましたが、集中力が切れることなく頑張って作業していた姿が印象的でした。
・ネジ止めが少し難しかったですが、無事に完成させることができて良かったです。実際に民泊施設でスツールが使われる日がとても楽しみです。
<代表 水取のコメント>
多くの皆さまに多大なご支援をいただきました民泊事業の立ち上げ・運営まで、ついに目前となってまいりました。このたびは、ご支援者様と楽しい時間をもつことができ、わざわざ足をお運びくださった支援者の皆様に心から感謝申し上げます。完成した鮮やかなスツールを前に、これから民泊で生まれる出会いや体験に今からワクワクしています。
実施概要
イベント名:完成間近!民泊施設で高校生とクラファン支援者様が行うDIY体験【木製スツール作り】
日時:2024年11月17日(日) 9:00~12:00
9:00 キリンの家まちば拠点にて受付
9:15~ 隣接する民泊施設(改修中)へ移動、DIY作業開始
12:00終了予定(12:00~ キリンの家まちば拠点にて地域食堂開催)
場所:民泊開業予定の施設(キリンの家まちば拠点の隣)(〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号)
参加者:クラウドファンディング「高校生と一緒にDIY体験コース」にご支援いただいた方(4組10名)、キリンのとびら高等部の高校生とスタッフ、改修工事に携わってくださる職人の皆様
民泊施設【 compass 】まもなく完成!
<キリンのとびら高等部について>
「キリンのとびら高等部」は、キリンこども応援団の理念である「子ども達が未来に踏み出せる場所を創造する」を体現する場所です。
フリースクールで繋がる子ども達の中には、得意なこと・苦手なことがはっきりしている子どもが多いですが、苦手なことを人に合わせて生きていくのではなく、得意なことで社会と繋がり自分のペースで輝きながら生きていってほしいと強く思います。
だからこそ、「キリンのとびら高等部」では、通信制高校である代々木高等学校と提携し高校卒業資格の取得フォローを行うとともに、仕事体験「キリンのとびラボ」において現役のプロのフリーランスの方や地域の経営者のサポートを受けながら、自分の得意を活かし仕事としていけるよう、さまざまな活動を3年間実施していきます。
また、フリースクールキリンのとびらと同じく、スタッフの伴走支援・精神的なフォローも行いながら、子ども達とともに歩んでいきたいと思います。
子ども達が自分のペースで生き方・働き方を探求する3年間を過ごし、「キリンのとびら高等部」卒業時には「進学」「就職」「起業(フリーランス)」など自分の生き方を自ら選択できるようサポートします。
開校初年度となった2024年度は、民泊施設の立ち上げ・運営を目指してクラウドファンディングにも挑戦しました。
195人という多くの皆様のご支援いただき、目標金額の113%を達成することができました。
CAMPFIREクラウドファンディングHP【達成済】
https://camp-fire.jp/projects/view/755630?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
■特定非営利活動法人 キリンこども応援団について
キリンこども応援団は、大阪府泉佐野市において、子ども第三の居場所(コミュニティモデル)「キリンの家」を運営しています。キリンの家は、小学校低学年~高校生の子どもを対象として、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行う居場所です。子ども食堂やフリースクール、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)などを展開し、子ども達が子どもらしくいられる居場所です。キリンこども応援団は日本財団の助成を受けて運営しています。
■法人概要
法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団
代 表:代表理事 水取博隆
設 立:令和3年10月26日
事 業:子ども食堂事業(さのだい子ども食堂キリンの家)、フリースクール事業(フリースクールキリンのとびら、オンラインフリースクールclulu)、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)、パントリー(食材配布)事業等
※キリンの家は、日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受けて運営しています
住 所:〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号
■「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に236ヵ所設置されています。(2024年9月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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