トヨタ・モビリティ基金が進める「沖縄ゆいまーるプロジェクト」、多方面にわたる成果を確認。新たに内閣府沖縄総合事務局が参画、沖縄トヨタグループにも拡充して交通事故ゼロを目指す

一般財団法人トヨタ・モビリティ基金

一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(理事長:豊田章男、Toyota Mobility Foundation、以下「TMF」)は、沖縄県警察などと産官学で連携して取り組む「沖縄ゆいまーるプロジェクト」において、事故削減や観光活性化、希少野生動物の交通事故防止の面で継続的な成果を確認しました。

今年度より内閣府沖縄総合事務局に加え、沖縄トヨタグループ(沖縄トヨタ自動車株式会社・株式会社トヨタレンタリース沖縄・株式会社OTM)が、地域課題の解決を目指してグループ全体での参画に拡充し、さらに取り組みを推進していきます。

具体的な成果と今後の活動内容は以下の通りです。

1.インフラ対策

これまで警察事故データ(沖縄県警察)と車両データ(トヨタ自動車)の分析に加え、ドライブレコーダーの映像を活用した分析(東京海上日動)を実施してきました。今年度は、増加する訪日外国人による交通事故の対策も詳細に検討していきます。各者が持つデータから日本での運転に不慣れな外国人は「右折直進事故」が多いことが判明しています。今年度は内閣府沖縄総合事務局とも連携して瑞慶覧交差点(沖縄県中頭郡)などの国道を中心に、対策と効果検証を進めます。

図1:トヨタ自動車作成

2.安全運転行動の促進

これまで、トヨタレンタリース沖縄の貸し出し車両内のマルチメディア画面から、楽しいキャラクター「ゆいまるくん」が変化しながら運転の状態をお知らせしたり、沖縄県警察との連携で把握した危険箇所を周知する取り組みを進めています。これらの機能により、事故や危険挙動が減少する効果が継続していることを確認しました。今年度は、沖縄県警察・東京海上日動・トヨタ自動車のデータ分析で判明した訪日外国人に顕著に見られる右折直進事故の防止など、ドライバーの特性に適した安全運転を促す機能をさらに拡充していきます。

図2:沖縄ゆいまーるプロジェクト作成

また、内閣府沖縄総合事務局と協力してヤンバルクイナやケナガネズミなどの希少野生動物の保護を目的に、車内マルチメディア画面から運転者への通知にも取り組んでいます。これにより、平均で約1km/hの速度が低減する効果(乾燥路面で+1.45mの停止余裕※)があることを確認しました。さらに、トヨタレンタリース沖縄のお客様アンケート結果から、ヤンバルクイナやケナガネズミの生息エリアであることの認知が約4割拡大したこともわかりました。今後も、より効果的な通知方法を検討していきます。

※道路設計に用いる停止視距の考えを元に、60→59km/hで換算

図3:トヨタ自動車作成

さらに、これまでの活動において判明した危険個所を沖縄県民の皆様や観光客にもわかりやすいリスクマップを作成し、沖縄県警察のホームページなどで広く周知し、事故防止に資する活動にも取り組みます。
 (沖縄県警察 https://www.police.pref.okinawa.jp/docs/2026052100022/

3.渋滞解消に向けた取り組み

沖縄県警察と連携して信号調整などによる渋滞緩和にも取り組んできました。車両プローブデータの分析により、交通渋滞が課題となっている那覇空港周辺における交通流メカニズムを定量的に把握することができました。その知見をもとに赤嶺交差点・赤嶺北交差点(那覇市)において信号サイクルを見直した結果、渋滞緩和に一定の効果を確認しました。今後は主要な観光地への経路となる白銀橋周辺交差点(名護市)などにも実証の領域を広げ、渋滞対策に取り組んでいきます。

図4:トヨタ自動車作成

また、那覇以北を訪問する観光客が特定の観光スポットに集中することが交通渋滞の一因となっており、これまで専用車載ツールやスマートフォンアプリを通じた観光案内を実施し、一定の効果を確認してきました。今年度は、車内マルチメディアからの音声案内へと発展させます。車両データに基づく分析により、混雑の回避が期待できる適切なタイミングや場所で案内を行うことで周遊を促進し、JTBのサービスも活用した情報提供により、行動変容につなげます。各社の強みを活かし、クルマならではの「移動の楽しさ」を取り入れながら地域課題の解決に取り組んでいきます。

図5:沖縄ゆいまーるプロジェクト作成


関連リンク・参考資料

(2021年12月リリース

 https://toyotamobilityfoundation.jp/news/release/0057.html

(2022年10月リリース

 https://toyotamobilityfoundation.jp/news/release/0064.html

(2023年2月リリース

 https://toyotamobilityfoundation.jp/news/release/0068.html

(これまでの「沖縄ゆいまーるプロジェクト」の取り組み:

 https://www.youtube.com/watch?v=dRt-s3aYF1Q&feature=youtu.be

(2024年3月リリース

 https://toyotamobilityfoundation.jp/news/release/0110.html

(2025年7月リリース 沖縄ゆいまーるプロジェクトの活動:

 https://youtu.be/mT89124TNpw?si=PdzrXl1iTeOG5IYf

(2025年8月リリース

 https://toyotamobilityfoundation.jp/news/release/0156.html

(2026年7月 沖縄ゆいまーるプロジェクト・そして京都・北海道への交通事故ゼロの取り組み

 https://toyotamobilityfoundation.jp/news/0215


トヨタ自動車は創業以来、お客様、ビジネスパートナー、従業員、そして地域社会等、全てのステークホルダーを尊重しながら、自動車を通じた豊かな社会づくりを目指して事業活動を行っています。そして、より公益的な活動を行うことを目的に、2014年8月、TMFを設立しました。 TMFでは、モビリティを通じた豊かな社会づくりへの貢献に向けて、世界中で移動課題への対応をはじめとした幅広いプロジェクトに取り組んでいます。

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会社概要

URL
https://toyotamobilityfoundation.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都文京区後楽1丁目4-18 トヨタ自動車 東京本社内
電話番号
03-3817-9960
代表者名
豊田章男
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年08月