名作アニメ・マンガの“死”が映し出す社会の変遷『なぜあのキャラは死ななければならなかったのか?』が登場!

名作が描く“死”の「哲学」と「社会学」を探求する1冊!12月18日より全国・ネットの書店にて販売開始!

フォレスト出版株式会社

フォレスト出版株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:太田 宏)は、2024年12月18日(水)より、『なぜあのキャラは死ななければならなかったのか? 名作の「死」の描写で辿るマンガ・アニメ史 』(浦澄 彬・著)を全国書店およびネット書店で順次発売します。本書は、アニメやマンガのキャラクターの「死」を取り上げて意味を探り、心を揺り動かすフィクションの「死」を通して「社会」を探求する一冊です。

■ 「生きること」の意味を教えてくれた、2次元における死の哲学と社会学

————シャーロック・ホームズは、熱烈なファンの声により

生き返った(死んでいなかったことになった)。

————力石徹(『あしたのジョー』)の死を悼んだファンの力に

より現実に葬儀が行われた。

————ラオウ(『北斗の拳』)が自死する際のセリフ、

「我が生涯に一片の悔いなし!!」は、死に様の言葉としてネタに使われるほど、広く知られることとなった。

このように、実在の人物の生死が社会的に意味を持つのと同じように、物語のキャラクターの死を悲しんだり、その死の意味を考えて論じたりするのはなぜなのでしょうか?

■ 架空の人物の生死が私たちの心をなぜ揺り動かすのか?

キャラクターの死は、現実に生きている私たちにとって、大切な何かの代理だと言えるかもしれません。本書では、アニメやマンガのキャラクターの死を取り上げてその意味を大胆に探っていきます。

社会の変遷と照らし合わせて考察することでその答えが見えてきます。いつもとは違う視点から作品を読み解いていくことで、また違った楽しみかたができます。

アニメやマンガがもっと好きになること間違いなし!

アニメ・マンガ好き必読の1冊です。

■ 【本書で考察した作品の一部例】(アニメ放送開始年順)

あしたのジョー/ルパン三世/海のトリトン/科学忍者隊ガッチャマン/宇宙戦艦ヤマト/フランダースの犬/さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち/機動戦士ガンダム/北斗の拳/タッチ/美少女戦士セーラームーン/新世紀エヴァンゲリオン/GANTZ/涼宮ハルヒの憂鬱/時をかける少女/らき☆すた/けいおん!/魔法少女まどか☆マギカ/STEINS;GATE/ソードアート・オンライン/氷菓/進撃の巨人/響け! ユーフォニアム/鬼滅の刃/機動戦士ガンダム 水星の魔女/チェンソーマン/グリッドマン ユニバース  and more…

■本書のポイント

架空の「死」が社会を映す鏡に
名作アニメやマンガのキャラクターの「死」を通じ、時代背景や社会的価値観を考察。

時代ごとに進化する死生観
戦後から令和まで、作品の死生観がどのように変遷してきたのかを追跡。

フィクションが持つ感情的な影響力を再確認
架空のキャラクターの「死」による感情的な影響を、文化や社会の中で位置づける。

■本書の構成

 まえがき

 第1章 二〇世紀の名作アニメに描かれたキャラクターの死
 第2章 死を描かない京アニ作品から死を辿る
 第3章 社会現象としてのキャラクターの生き様と死に様
 第4章 死んでも蘇るキャラクターから見る平成アニメの死生観
 第5章 平成・令和のキャラクターに学ぶこれからの生き方

 あとがき

■著者プロフィール

浦澄 彬(うらずみ・あきら)

1967年大阪生まれ。アニメブームのリアル世代。小学生の時に『宇宙戦艦ヤマト』初回放映を見てアニメファンになり、中高生の頃にはオタクのはしりだった。

1989年、大阪芸術大学文芸学科卒業。在学中から作家を志し、セカイ系を先取りした小説を多数執筆。卒業後は、高校の国語教員として数校に勤務。

1998年、小説『パブロのいる店で』(澪標)刊行。20世紀末当時、流行していた世紀末の気分を作品に描いた。2000年、村上春樹論の連載で「関西文学選奨」の奨励賞受賞。同年、評論『村上春樹を歩く』(彩流社)刊行。

以後、高校教員のかたわら、文芸評論を多数発表。アニメ「涼宮ハルヒ」シリーズなどを比較研究した論文を、別名義でオンライン学会誌『こころの科学とエピステモロジー』に連載。2023年、評論『村上春樹の猿~獣と嫉妬と謎の死の系譜』(電子版)刊行。

■担当編集の一言コメント

幼少期にテレビの前で目の当たりにした架空の人物の死。私の三大号泣作品は『コードギアス 反逆のルルーシュ』(2006年~/サンライズ制作)、『CLANNAD』(2007年~/Key、京都アニメーション制作)、『Angel Beats!』(2010年~/P.A.WORKS制作)です。

これら作品にであっていなかったら、今の私はいないと言っても過言ではありません。私の死生観をつくった作品たちです。架空の人物の死はどうしてこんなにも私たちの心を揺り動かすのか? 社会の変遷と照らし合わせて考察することでその答えが見えてきました。あらためてアニメやマンガが大好きになると思います。アニメ・マンガ好き必読の1冊です。

■書籍概要

書籍名 : なぜあのキャラは死ななければならなかったのか?

     名作の「死」の描写で辿るマンガ・アニメ史

著者  : 浦澄 彬

ページ数: 232ページ

価格  : 1,540円(税込)

出版社 : フォレスト出版株式会社

発売日 : 2024年12月18日(※以降順次)

ISBN  : 978-4-86680-818-5

【書籍詳細】

https://www.forestpub.co.jp/book_detail.cfm?ItemCode=S-0151

【Amazon】

https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4866808187/forestpublish-22/

■会社概要

 会社名  : フォレスト出版株式会社
 所在地  : 〒162-0824
        東京都新宿区揚場町2-18 白宝ビル7F
 設立日  : 1996年4月1日
 代表取締役: 太田 宏
 業務内容 : 出版物の企画・制作および販売
 URL   : http://www.forestpub.co.jp

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業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区揚場町2-18 白宝ビル7F
電話番号
03-5229-7791
代表者名
太田宏
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
1996年04月