【開催レポート】GWの鎌倉芸術館に4,200名以上が来場!「認知症世界を歩いてみたら。展」を鎌倉市で開催しました。
累計20万部超の書籍『認知症世界の歩き方』の世界を五感で体験できる初の企画展。当初目標の2.8倍を超える来場者が訪れ、認知症への「見方」を変える一週間となりました。

issue+design(代表:筧裕介)は、NPO法人ボーダレスファウンデーション(代表理事:田口一成)と共同で、2026年5月1日(金)から5月7日(木)までの7日間、神奈川県鎌倉市の鎌倉芸術館にて体験型展示「認知症世界を歩いてみたら。展」を開催いたしました。
7日間の来場者数は4,203名と当初目標1,500名を大きく上回る方にご来場いただき、来場者アンケート(有効回答1,078件)では98.6%の方が認知症に対して「何らかの認識変容を感じた」と回答していただきました。
■開催の背景
issue+designでは、書籍「認知症世界の歩き方」を起点に、講演やワークショップ、コミュニケーションデザインの取り組みを通じて、人々の認知症観を変えていくことに取り組んでいます。認知症を「知識として知る」のではなく、認知症のある方が見ている世界を「体験として分かち合う」ことを大切にしてきたプロジェクトとして、体験型展示「認知症世界を歩いてみたら。展」の開催に至りました。本展示を共同で企画・開催するボーダレスファウンデーションとともに、この体験が全国各地へ広がっていくことを目指しています。

■開催概要
名称:認知症世界を歩いてみたら。展
会期:2026年5月1日(金)〜5月7日(木)
会場:鎌倉芸術館 ギャラリー1
主催:issue+design、NPO法人ボーダレスファウンデーション
共催:鎌倉市
後援:神奈川県
助成:日本財団
掲載メディア:朝日新聞、NHK、神奈川テレビ、東京新聞 他(順不同)
■展示内容:「認知症世界の歩き方」初の体験型展示
本展示は、書籍『認知症世界の歩き方』の世界観をもとに、認知症のある方が日常で感じている「戸惑い」や「感覚のズレ」を、五感を使って体験できる8つのコンテンツで構成しました。

記憶を保持する難しさを漫画を通して体験するパネル展示

STORY3 サッカク砂漠
身体感覚のズレや視覚情報の曖昧さを体験する展示

識字や言葉の意味が想起できないことで起こる戸惑いを体験できる展示

まるでタイムスリップしたような時間軸の変化を音声を通して擬似体験できる展示

距離や方向、奥行きといった空間把握ができなくなる感覚を視覚的に体験できる展示

STORY8 カイケイの壁
買い物の場面で起こるトラブルを体験できる展示
参加者には、最初に“あるミッション”が提示され、スタンプラリー形式でそのミッションに取り組んでいただきました。しかし、展示体験を進めていく中で、最初に示されたミッションの内容が少しずつ曖昧になっていきます。来場者には、情報や記憶を保ち続けることの難しさを、実際の体験を通して感じていただきました。


■来場者のコメント(一部抜粋)
「認知症って名前だけが周知されているだけで、実際の見え方など知らないことがたくさんあると改めて気づいた」(50代 / 会社員・公務員)
「職業柄、認知症を分かっていたつもりだった。しかし実際に体験すると、全然理解できていなかった」(60代 / 医療・福祉・介護職)
「母は見えているものが違うのかもしれないと思いました。今後、より優しく接することができると思います」(40代 / 医療・福祉・介護職)

■今後について
アンケートに加えて、会場でも「次はどこで開催しますか?」と次回を期待するお声を多くいただきました。
「認知症世界を歩いてみたら。展」は、今回の鎌倉での初開催を皮切りに、2026年末ごろから東京・関西・福岡での巡回展を開催予定です。その後はさらに全国の複数都市での開催を目指します。
なお、開催に向けて共催パートナーを募集しております。
本企画展を自社イベントや研修などにご活用されたい方は、下記のコンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください。
■メディア掲載実績
東京新聞:認知症世界を五感で 感覚のずれなど体験 鎌倉でイベント
朝日新聞:ゆがむ視野・読めぬ文字 認知症の世界を疑似体験 「気持ち分かる」
NHK:“認知症を知って” 疑似体験できる催し 神奈川 鎌倉
神奈川テレビ:戸惑いや不自由さ...認知症の世界を体験 鎌倉市内でイベント
■団体概要
特定非営利活動法人issue+design
•代表者:筧 裕介
•設立:2008年
•所在地:東京都文京区千駄木2丁目40-12
•公式サイト:https://issueplusdesign.jp/
NPO法人ボーダレスファウンデーション
•代表理事:田口 一成
•公式サイト:https://borderless-foundation.org/
■本企画展の活用に関するお問い合わせ
NPO法人ボーダレスファウンデーション(担当:中村)
コンタクトフォーム:https://borderless-foundation.org/contact/
■その他のお問い合わせ
issue+design (担当:永尾)
メール:info@issueplusdesign.jp
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