劇団俳優座と東京新聞のコラボ演劇講座!「いきなり俳優!藤沢周平 笑いと涙のお江戸深川譚」
大好評時代劇講座 今度は町人
2023年5月に開設された、東京新聞(株式会社中日新聞社東京本社)が第2の人生での夢を応援する講座「あなたの夢を応援します!」シリーズ。第1弾「俳優にチャレンジ!」では、数々の名優を輩出し、2024年に創立80周年を迎える劇団俳優座とコラボ。同団所属の俳優たちを講師に招いた演劇講座の第4シーズンを今春開講いたします。
シェイクスピアシリーズで大好評を得た第1・2シーズンに続く第3シーズンでは、「大岡越前」「水戸黄門」などの名だたる時代劇に出演し、「俳優座の時代劇俳優No.1」との呼び声の高い島英臣(しま・ひでおみ)氏を講師に招き、隠居したある藩の元用人が送る日常を描いた、藤沢周平原作『三屋清左衛門残日録』(文春文庫刊)を題材に、時代劇に挑みました。
今回の第4シーズンでも、引き続き島英臣氏が講師をつとめ、裏長屋に住む庶民の人間模様を描いた藤沢周平の名作短編「うしろ姿」(『驟り雨』より)、「おばさん」(『時雨みち』より)、「冬の終りに」(『竹光始末』より)(いずれも新潮文庫刊)を舞台化した、劇団俳優座2002年公演『きょうの雨 あしたの風』を題材に、江戸・深川の町人になりきります。ハチャメチャながら、ほろっとくるような、あたたかみを感じられる人間模様が繰り広げられます。ぜひこの機会に、市井に生きる人たちの日常や喜怒哀楽をユーモラスに演じてみませんか?
各回の講座では浴衣を着用いただきます。
講座には、台本と講座の様子を視聴できる復習用動画が付属します。
【協力】藤沢周平事務所/藤沢周平Ⓡ
受講者募集中
受講者を下記の通り募集しています。
■日時
全講座8回
①2024年3月9日(土) ②3月16日(土) ③3月23日(土) ④3月30日(土)
⑤4月6日(土) ⑥4月13日(土) ⑦4月20日(土) ⑧4月27日(土)
最終回⑧4月27日(土)は講座の集大成として、俳優座スタジオの舞台でミニ発表会を設けます!
【午前の部】 各回 10時~12時(2時間)
【午後の部】 各回 13時~15時(2時間)
※最終回⑧(4月27日)は、13時~14時30分(1時間30分予定)※午前の部・午後の部 合同
最終回の時間は変更となる可能性がございます
※初回①は、浴衣の着付けレクチャーの時間を設けます。
お一人での着付けが不安な方はご参加ください。
午前の部:9時30分~10時 (講座開始前)
午後の部:15時~15時30分 (講座終了後)
※②~⑦の講座前後30分はお着替え時間 (最終回⑧は追ってご連絡致します)
午前の部:9時30分~10時/12時~12時30分
午後の部:12時30分~13時/15時~15時30分
■会場
①~⑦:東京新聞(中日新聞東京本社)5階会議室(千代田区内幸町2-1-4)
⑧:俳優座スタジオ(港区六本木4-9-2)
■講座の流れ(ご参考)
1~2回目 |
本読み ※2回目の最後に配役を決めます ※受講者の皆さまの特性を見ながら、講師が配役を行います |
3~5回目 |
立稽古 ※5回目までに台詞を覚えましょう |
6回目 |
プロンプ(台詞補助)あり稽古 |
7回目 |
通し稽古 |
8回目 |
最終回 |
■定員
【第1部】 15人
【第2部】 15人
(いずれも要事前申込制・申込多数の場合は抽選/配役の関係もございますので、全8回通してご参加いただきますようお願いいたします)
【必ずお読みください】
・講座では浴衣を着用して行うため、下記一式を各自ご用意ください。
※初回①は、講座前後30分の時間に浴衣の着付けレクチャーの時間を設けます。
一式
浴衣、帯、肌襦袢・裾除け、日本手ぬぐい
(お持ちで無い方は、Vネックなど襟ぐり大き目のTシャツ、ステテコ、ペチコート等でも代用可)
草履(ビーチサンダルでも代用可)
※女性はお持ちの方は腰紐(できれば3本)
〇 浴衣をお持ちでない方も、浴衣・帯のレンタルが可能です(税込5,500円/数量限定)
ただし既製品のため、柄およびサイズはお選びいただけませんので予めご了承下さい。
<男性>
Mサイズ:前巾 約25cm、後巾 約30.5cm、裄丈 約69cm、身丈 約142cm
Lサイズ:前巾 約25cm、後巾 約30.5cm、裄丈 約69cm、身丈 約147cm
<女性>
Mサイズ:前巾 約24cm、後巾 約29cm、裄丈 約68cm、身丈 約163cm
Lサイズ:前巾 約24cm、後巾 約29cm、裄丈 約69cm、身丈 約168cm
※あくまでご参考サイズです。
【協力】学校法人清水学園 清水とき・きものアカデミア
・講座の様子は撮影し、東京新聞オフィシャルショップ内で受講生の方のみご覧いただけます。 配信販売は行いませんが、撮影に同意頂ける方のみのご参加となりますのでご注意下さい。
■参加料
全8回 39,600円
(※いずれも税込、台本、受講者のみ復習用動画配信(全回2024年5月31日まで視聴可能)付き)
■申し込み期間
2月12日(月・祝)締め切り
※申込多数の場合は抽選
※東京新聞(中日新聞東京本社)TOKYO Web[イベント]内の特設ページにあるフォームより募集
(氏名、年齢、性別、演劇経験の有無、意気込みなどをお伺いします)
※当選は、ご案内メール(event@ml.chunichi.co.jp)をもって代えさせていただきます。上記アドレスから受信できるよう、迷惑メールの設定等のご確認をお願いいたします。
ご案内に沿って期日までに、東京新聞オフィシャルショップの会員登録(無料)および参加料のお支払い手続きおよび同意書のご提出を必ずお済ませ下さい。参加のご案内が無い方、期日までにお支払い頂けなかった方はご参加頂けませんのでご了承下さい。
※復習用動画配信は、お支払い手続き時にご登録頂く東京新聞オフィシャルショップのマイページよりご覧いただけます
講師からのコメント
こんにちは、本講座の講師を担当する島英臣です。
前シーズンの講座では「三屋清左衛門残日録」を題材に、 武士の世界に挑みましたが、今シーズンの講座で学ぶのは、町人の世界です。
町人の世界には細かなしきたりはありませんが、常識があります。本作に登場するのは、江戸・深川の町人の世界です。誰かが悪さをすると、井戸端会議で集まっているおばちゃんや近所に住んでいるおじさんに、 叱られます。周りの目があり、先生がいっぱいいるのです。周囲の人から学び、日常の常識を学んでいった。お節介な人々が多いとも言えます。
「畳のへりを踏んではいけない」といった武士のしきたりは、町人にはありません。町人の動きには制約はありませんが、おかしなところがあれば指導します。
町人の動きはかえって難しいのです。刀を使わない2~3手の殺陣も織り込みながら進めていきます。
本作には、こわもてのおじいさんや噂話好きの女性、放蕩者の弟に苦しめられる苦労人など、人情味あふれる人物が登場します。この台本から汲める役のイメージを汲んでいただきたい。ほろっとくるような話もあります。思いっきり楽しみながらセリフを言っていただきたいです。長屋の人情、人のあたたかみを皆さんに表現していただければと思います。
お問い合わせ先
東京新聞(中日新聞東京本社)
講座事務局(東京新聞オフィシャルショップ)
03-6910-2542 (土・日・祝日を除く平日10:00~17:00)
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