PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」が、HER2陽性胃癌患者に対するキイトルーダ®(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え))のコンパニオン診断薬として使用可能に
2025年5月19日
PRCA25-03
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:音川 真多郎、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」のHER2陽性胃癌患者への適応について、新たにコンパニオン診断薬として使用可能になったことを発表します。
このたび、PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」は、MSD株式会社が製造販売する抗PD-1抗体「キイトルーダ®(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え))」のHER2陽性胃癌患者への投与に際し、PD-L1の発現状況を検査するためのコンパニオン診断薬として使用できるよう、日本において添付文書が改訂されました。
なお、PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」は、「キイトルーダ®(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え))」のHER2陰性の治癒切除不能進行・再発の胃癌患者への投与に際し、PD-L1の発現状況を検査するための体外診断薬として、既に2024年に承認を受けています。
当社診断・ゲノミクス本部長の松本 靖広は次のように語っています。
「キイトルーダ®を含む抗PD-1療法は、増加するがん患者に新たな治療の選択肢を提供し続けています。PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」の胃癌への適応拡大により、医師はこの治療法の恩恵を受ける可能性のある患者さんをより多く特定するために、重要な情報を得ることができるようになります。」
PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」は、アジレントがMerck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA(米国およびカナダ以外ではMSD)と協働して開発し、キイトルーダ®の適切な投与を行うための補助に用いられてきました。PD-L1発現率は、非小細胞肺癌患者はTumor Proportion Score (TPS)により、頭頸部癌患者、食道癌患者、乳癌患者、子宮頸癌患者および胃癌患者はCombined Positive Score(CPS)により判定します。
キイトルーダ®は、Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAの子会社であるMerck Sharp & Dohme LLCの登録商標です。
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