Fusic、ASEAN地域で海外プロジェクトを複数受注
シンガポールを起点に、R&D/新規事業立ち上げ支援とDX支援で次の価値創出へ
株式会社Fusic(本社:福岡県福岡市中央区、代表取締役社長:納富貞嘉)は、ASEAN地域、特にシンガポールに拠点を置く日系企業よりR&D(研究開発)/新規事業立ち上げ支援およびDX支援に関するプロジェクトを受注し、一部案件の納品を完了しました。生成AIを活用したプロダクト開発や概念実証支援など、技術と事業の両面からアプローチするハンズオン型の支援体制が、現地企業から高い評価を得ています。

海外事業に取り組む背景
Fusicは、アジアの玄関口として国際的なアクセス性の高い福岡市に拠点を構え、国内企業のみならずアジア全体のビジネス環境を視野に入れて事業を進めてきました。福岡市はアジア主要都市との距離の近さや移動の容易さといった地理的特性を持ち、海外との結びつきを前提とした企業活動が自然に生まれる環境です。
こうした背景のもと、当社が提供するR&D/新規事業立ち上げ支援・DX支援は、急速に産業構造が変化するASEAN地域においても高い需要があり、国境を越えた価値提供の必要性と可能性の双方を強く感じています。福岡という地理的な優位性と、当社が蓄積してきた技術・事業共創の知見が、海外展開を力強く後押ししています。
その中でもシンガポールは、アジアで最も「新しい事業が生まれ続ける」場所です。R&Dとビジネスが自然に交わるこの都市国家には、企業・政府・大学が連携してイノベーションを加速させる仕組みが整っています。Fusicが提供する R&D支援や新規事業共創、DX支援を最大限に活かせる市場であり、ASEAN進出のハブとしても最適であることから、当社は同国を重要な拠点として選択しています。
国際ネットワークと関連領域
海外事業の拡大は、当社が掲げている成長戦略の中でも「宇宙産業関連ソフトウェア市場におけるプレゼンス向上」と高い親和性があります。
シンガポールやタイでは、宇宙領域のスタートアップ、政府機関、研究機関とのコミュニケーションを継続的に実施しており、展示会出展や現地プレイヤーとの協業可能性を探る取り組みを進めています。こうした活動は、当社が強みとするR&D支援や新規事業共創との相性がよく、海外における新たな価値創出の土台となっています。
海外事業拡大における当社の主要な優位性
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技術と事業の両面からアプローチするハイブリッド型支援
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生成AIを含む先端技術の実装力
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現地スタートアップ・政府・大学との国際ネットワーク
海外事業担当コンサルタントのコメント

事業本部/事業推進部門 チームリーダー/コンサルタント
海外事業を立ち上げてから1年以内に収益化できたことは、事業担当として素直に嬉しく感じています。自社サービスが海外マーケットにもフィットしている手応えを日々実感しています。今後は、より各国の文化やビジネス習慣に合わせた“グローカライズ”をさらに進めていきたいと考えています。日本は長期的には人口減少が続き、国内市場だけに依存しない事業基盤の構築がより重要になっていくと考えています。海外への挑戦は遅かれ早かれ必要であり、その中で私たちが日本企業の成功事例の一つとして認めていただける存在になれたなら、非常に嬉しいです。これからも、より多くの企業の海外挑戦を支えられるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。
今後の見通し
当社は今後もシンガポールを基点に ASEAN全体への展開 を進めてまいります。R&D支援や新規事業共創、DX支援、生成AI×プロダクト開発などの需要はASEAN全域で拡大しており、日本と海外をつなぐ架け橋として、持続的成長の実現に向けて取り組んでまいります。
Fusicについて
株式会社Fusicは、クラウド、AI・機械学習、IoT、Webアプリ開発、UI/UXデザインなどを組み合わせる“技術結合力”を武器に、お客さまの課題を解決するシステム開発および技術コンサルティングを行っています。近年では、宇宙・衛星開発企業に向けたクラウド基盤構築や衛星データ解析の支援など、宇宙ビジネスにも注力。さらに、自社開発プロダクトを提供し、社会や企業が抱えるさまざまな課題を技術の力で解決しています。ブランドスローガンに「OSEKKAI×TECHNOLOGY」を掲げ、お客さまのご要望に向き合い、伴走しながら、期待を超える価値をお届けすることを大切にしています。
ウェブサイト:https://fusic.co.jp/
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