NHK大河ドラマ『光る君へ』の毎放送回の見られ方を分析中!視聴者はどのシーンにくぎづけになったのかを明らかに
ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測るREVISIO(リビジオ)株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷康士、以下REVISIO)は、NHKの大河ドラマ『光る君へ』の毎放送回を毎分の注目度データを使って、視聴者がどのシーンでくぎづけになったのかを明らかにしていきます。
■『光る君へ』の概要
大石静さんが脚本を手がけ、吉高由里子さんが主演を務める2024年1月スタートの『光る君へ』。この大河ドラマは、「平安時代に千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた紫式部の生涯を描いています。彼女は藤原道長(柄本佑さん)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆきます。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語です。」(出典:NHK大河ドラマ「光る君へ」公式ホームページ)
■分析データの概要
放送局:NHK (地上波放送)
放送時間:毎週日曜 20時00分~20時45分
属性:個人全体
調査パネル:関東2,000世帯
指標:注目度、世帯視聴率※REVISIO計測による
■初回放送の一番くぎづけになったシーン
最も注目されたシーンは、20時01分で、注目度は76.6%でした。
2024年大河ドラマ「光る君へ」の始まりのシーンです。
977年(貞元2年)のある夜、大内裏・陰陽寮で天文を見ていた安倍晴明(ユースケ・サンタマリアさん)が、「雨が降るな。雨だ。大雨だ」と周囲の従者たちに告げると、立ちどころに雨が降り始めます。同刻、主人公・まひろは、家族と共に眠りについていましたが、貧しい家の屋根から漏れた雨粒で目を覚ましてしまいます。
まひろは目を見開き「母上!」と叫び母を呼び起こす間にも、雨はたちまちのうちに激しさを増します。まひろは母・ちやはや弟・太郎(湯田幸希さん)、そして家人たちと共に庭の衣類や鳥かごを慌ただしく部屋の中に取り込んでいきます。
まひろの激動の運命を暗示するようなシーンでした。
初回の放送ですので、大河ドラマファンや吉高さんはじめ出演者のファンの視聴者が、リアルタイムで注目していたと考えられます。20時01分には幼少期の主人公・まひろが初登場し、新しくはじまる物語に、多くの視聴者が期待をふくらませたのではないでしょうか。
このように各回の一番見られたシーンと、2番目、3番目のシーンについて、どんな場面でどうして注目されたのかを記事にしております。
初回放送から各回の分析記事はこちらへ https://revisio.co.jp/blog/category/BQCUZUdX
■今回分析に利用した指標について
※注目度とは?
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。シーンに注目している度合いがわかります。
REVISIOでは、視聴者のテレビへ目線がどれだけ向けられたのか、テレビ番組では毎分、CMでは毎秒でデータを取得しております。今後も注目のテレビ番組やCMの分析を行って参ります。
【REVISIO株式会社について】
REVISIO株式会社は2022/10/1より、TVISION INSIGHTS株式会社から社名を変更いたしました。
人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、REVISIOが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というREVISIO独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントにご活用いただいています。
現在、国内では関東エリアの2,000世帯・関西エリア600世帯、地上波/MX/BSの全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データを提供しています。
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