神戸市、令和4年度当初予算案を発表 三宮再整備を推進、新規ヤングケアラー支援も「カーボンニュートラルポート」形成にも取り組む
神戸市は、令和4年度(2022年度)当初予算案を発表しました。この中から、次年度の、神戸市の大きな動き、トピックをお伝えいたします。ぜひ企画の一助としていただければ幸甚です。
- 新型コロナの危機を克服し、新たな価値や技術を生かしながら、神戸の街をさらに進化
以下の「7つの柱」に沿って施策を展開します。
≪7つの柱≫
1 コロナとのたたかいに打ち克つ
2 健康・安全を守る
3 温もりのある地域社会を創る
4 のびやかなくらしと環境を創る
5 力強い神戸経済を創る
6 未来に輝く神戸の街を創る
7 DX の活用による市民参加を進める
令和4年度予算案等の詳細は下記に掲載しております。
(令和4年度当初予算の概要)
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/48584/2022yosanngaiyou.pdf
(令和4年度当初予算発表スライド)
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/51218/hpup.pdf
- Topic1:新型コロナウイルス対策
また、令和4年度は、保健師を約30人増員(さらに年度内に約50人まで増員)し、約300人体制とすることで保健所の機能強化を図るほか、新型コロナウイルスに関する相談体制を継続します。さらに、看護師確保の重要性を踏まえ、神戸市看護大の入学金を来年春から引き下げ、卒業生が市内で就職すると奨励金を支給する事業を始めます。
また、コロナ禍を受けて増加する生活に困窮する方に対し、食料提供を兼ねた相談会を開き、2000人に3日分の食料を提供します。コロナ禍で打撃を受けている神戸市の地場産業、衣服や靴などの産業を支援するため、購入者への最大3割引クーポンを発行する取り組みも行います。
- Topic2:さらに進む都市開発
- Topic3:子ども・若者ケアラーへの支援をさらに進めるへの支援をさらに進める
また、児童虐待防止策の強化として、児童相談所のこども家庭センター(中央区)を兵庫区に移転・拡充し、児童福祉司と児童心理司あわせて約20人を増員します。
- Topic4:「カーボンニュートラルポート」形成に向けて
神戸港とその周辺地域での脱炭素化に取り組むため、カーボンニュートラルポート(CNP)形成も強化します。CNP形成計画の策定を進めるとともに、船舶のアイドリングにより発生するCO2の削減に向け、新港第1突堤および新港東ふ頭に停泊した船舶に対して陸上から電力供給を行う設備の導入を行います。
また、ポートアイランド東部への、荷役機械やトラクターヘッドなど輸送車両への水素供給を見据えた大規模な水素ステーション誘致(面積約1ha)などに取り組みます。
- 当初予算案のポイント
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