“願い”が海を変える。大阪・関西万博「BLUE OCEAN DOME」で、Precious Plastic 唐津が海の未来への一歩を創る
対馬の海洋プラスチックごみをアップサイクルした「波絵馬」プロジェクトで、世界とつながる循環の輪

NPO法人唐津Farm&Foodが運営する環境教育事業「Precious Plastic 唐津」は、2025年大阪・関西万博の注目パビリオン「BLUE OCEAN DOME」(主催:ZERI JAPAN、対馬市)にて開催された〈対馬ウィーク〉のTSUSHIMA PROJECT(対馬市×金沢美術工芸大学×SARAYA)に参加し、海洋プラスチック問題をテーマにしたワークショップを実施しました。
BLUE OCEAN DOME「対馬ウィーク」対馬市役所公式 : https://www.city.tsushima.nagasaki.jp/gyousei/soshiki/miraikankyobu/sdgs/sdgs/6242.html




BLUE OCEAN DOMEとは?
「BLUE OCEAN DOME」は、2050年までに海洋プラスチックごみをゼロにするという世界的な目標「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の実現を目指し、海洋資源の持続的利用や海洋生態系保護をテーマにしたパビリオンです。主催するZERI JAPANは、廃棄物ゼロ(ゼロ・エミッション)社会の実現や環境教育の推進に取り組んでいます。
BLUE OCEAN DOME 公式ホームページ:https://zeri.jp/expo2025/


イベント詳細
・日程:2025年6月21日(トークセッション)、22日(波絵馬ワークショップ)
・会場:大阪・関西万博 海の環境パビリオン「BLUE OCEAN DOME」
・主催:ZERI JAPAN、対馬市
対馬ウィークタイムテーブル:https://zeri.jp/expo2025/blue-ocean-studio/timetable/?week=2025-06-16

対馬の海洋プラ問題を伝えるプロジェクト「おとーしゃと想いの波」
対馬ウィークの目玉となった「おとーしゃと想いの波」は、金沢美術工芸大学が制作した参加型の環境教育デザイン。海の神「おとーしゃ」をモチーフに、海洋プラスチック問題への関心を引き出し、課題解決への行動を促すストーリー仕立てのプロジェクトです。




海洋プラスチックを"願いの絵馬"にアップサイクル
ワークショップでは、アニメーション「おとーしゃと想いの波」を視聴し、日本で最も海外からの漂着ごみが多いとされる対馬の海ごアップサイクルされた
その後、対馬島民から、そして対馬の海岸で回収したペットボトルキャップをPrecious Plasticの射出成型機でアップサイクルし、「波絵馬」を作成。参加者は各自の願いを書き込み、絵馬が完成するたびに拍手と笑顔が広がる、温かく活気ある交流の場となりました。


また、唐津市の離島(馬渡島、小川島、加唐島)の子どもたちが描いた絵馬も展示され、地域を超えたつながりと海洋ごみ問題への共感が広がりました。唐津市呼子小学校の先生方をはじめ、波絵馬の金型製作に協力いただいたMEISEI(名古屋市)、ムツミ工業(名古屋市)、協立化成(名古屋市)のPrecious Plastic Japan Team の関係者も駆けつけ、心温まるイベントとなりました。
Precious Plastic Japan Team 公式オンラインショップ:https://preciousplasticjapan.com/

対馬市とSARAYA株式会社に感謝
Precious Plastic 唐津は、このイベント開催にあたり、対馬市およびSARAYA株式会社(サステナブルデザインセンター、九州支社、ECショップ担当)の皆さまから多大なご支援をいただきました。金型設計やワークショップ運営、企画協力などの手厚いサポートにより、対馬や世界の海ごみ問題を「自分ごと」として考えるきっかけを、多くの方に届けることができました。

唐津 Farm&FoodとPrecious Plastic 唐津について
唐津Farm&Foodは、自然と共に生きる地域づくりを目指し、環境教育やサーキュラーエコノミーの推進に取り組んでいます。環境教育事業「Precious Plastic 唐津」では、プラスチックごみの回収からアップサイクルまでの一連のプロセスを体験できる学びを提供しています。漂着ごみやマイクロプラスチックの問題に触れながら、プラスチックと海の未来について考える実践型プログラムとして、ツーリズム、企業研修、学校教育など幅広く活用されています。
唐津Farm&Food公式ホームページ ▶https://karatsu-f-f.com/

今回の「おとーしゃと想いの波」プロジェクトを通じて、“願い”が人と海をつなぎ、行動を生む原動力になることを実感しました。このメッセージが万博を起点に世界中に広がり、海の未来を少しずつでも変える力になることを願っています。
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